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12/7【全日本】『全日本プロレス配信』が「Amazon Prime Video」で配信 解説・小川直也氏が諏訪魔と一触即発、宮原と豪華競演

 新映像コンテンツ『全日本プロレス配信』がAmazonの動画配信サービス「Amazon Prime Video」で配信されることが決定。7日、東京・後楽園ホール展示場における会見で発表された。

 『全日本プロレス配信』は「激落ちくん」など日用品で知られ、2018年に全日本とタッグを組んでホームセンタープロレスを開催したこともあるレック株式会社の協力を得て誕生する新映像コンテンツ。元全日本でもある共同テレビジョンの鈴木健三氏(KENSO)がプロデューサーを務め、動画配信サービス「Amazon Prime Video」で独占配信される。

 会見には福田剛紀社長、レック・毛利大輔氏、健三氏、小川直也氏、青木真也、望月成晃、鈴木秀樹が出席。全日本から諏訪魔、宮原健斗ら6選手が同席した。

 試合は『全日本プロレス配信』でしか見られないオリジナルコンテンツとなる。配信されるのは「ジェイク・リー&岩本煌史&本田竜輝vs望月成晃&青木真也&鈴木秀樹」、「諏訪魔&石川修司vs雷陣明&バイオレンスレザー」、「宮原健斗&越中詩郎&AKIRAvsザ・ホワイト1号&2号3号withKENSO&ヒロコ」の3試合だ。

 注目は解説を務める小川氏の存在だ。収録を終えて今の全日本を「何でもある、社長まで出てくる。ホントに全日本のあるべき姿が今は新しくなったのかなと。これだったらコロナでうじうじしてる、皆さん悩んでるところをバッと晴れるような、ホントに見てよかったなと思う全日本プロレスに生まれ変わってると思いました」と評価。「これからも暴走王でいたいんだけど、暴走王で突っ走っていこうと思えるような内容だったので、その中でやれたのは久々に興奮しました」と刺激も受けたようだ。

 会見中に諏訪魔が「ここにいる小川直也が噛んでんのが俺は気に入らねぇわ。納得いかねぇ」と噛みついてきた。「何しに来たんだ、全日本プロレスに? 試合やるなら今やったっていいんだ」と挑発された小川氏も一歩も引かず。近距離でにらみ合い、石川に制止されて去っていく諏訪魔に向かってイスを投げつける一幕もあった。「いろんなアクシデントがあったんですけど、それに乗せられたり、逆に乗ったり」と明かしたように、番組内で諏訪魔との遺恨が発生した可能性も高い。

 エース・宮原とのツーショットも実現した。小川氏は「特にこの宮原君、元気で何よりです。これからどんどん引っ張ってもらいたい選手に見えました」とエール。会見の最後には宮原が「会場のマスコミの皆さんに聞きたい! Amazon Prime Video最高ですかぁ!」と叫び、小川氏が「アマゾンプライムハッスルするぞ! 3、2、1、ハッスル! ハッスル!」の豪華リレーで会見を締めた。

 また、実況は80年代から90年代にかけて『全日本プロレス中継』で活躍した元日本テレビアナウンサーの若林健治氏が担当する。『全日本プロレス配信』は本日12月7日より配信開始で、視聴方法は購入とレンタルの2種類となる。詳細は以下の通り。


☆『全日本プロレス配信』

[配信媒体]
Amazon Prime Video

[視聴料金]
購入:980円/レンタル(VOD):480円
※ご購入後は期間無制限でご視聴いただけます
※レンタル期間は30日間で、一度視聴を開始すると168時間でレンタルが終了します

[配信開始日]
12月7日(月)〜


【会見の模様】
▼小川「2003年7月に全日本プロレスに上がらせてもらったんですけど、その頃はUFOというところにいて、いろんな団体を渡り歩いている頃でした。年月を経て、おととし指導者として、いったんはプロレスの道を外れてしまったんですけど、このコロナ禍の中、プロレスの世界をまた何とか盛り上げて、世間を暗い話題じゃなく、明るい話題を提供できるようにプロレス発で世の中を元気にできればと(レックの)永守社長からのご提案があり、このお話を受けることになりました。先日、実際に解説をさせてもらったんですけど、僕がやっていた時と同じように熱いプロレスを皆さんやっていました。いろんなアクシデントがあったんですけど、それに乗せられたり、逆に乗ったりと。いろんな内容でとてもいい内容で、社長が突然出てきて試合続行とか、昔の全日本プロレスはこれあったのか?と思うぐらい様変わりしました。その様変わりした全日本プロレスの中で、また有意義な時間をこれからも過ごせるかなと思ってます」

▼望月「DRAGONGATEプロレスの望月成晃です。Amazon Prime VideoさんにはDRAGONGATEもお世話になっておりまして、今回も私、参戦させていただくことになりました。非常に鈴木秀樹選手、青木真也選手と組んで、全く連係のない、だけど何か妙にかみ合っているっていう、非常に楽しくも、ガチガチっとした物凄くハマった試合で非常に楽しかったんで、ぜひともご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします」

▼青木「青木です。思った以上に動きのある試合になったと思いますので、ぜひ楽しんでいただければなと思います」

▼鈴木「久しぶり、6年ぶりぐらいに全日本プロレスのリングに上がって、その間に気になっていたジェイク・リー選手と試合ができたので、それが凄く楽しかったし、痛かったし、腹が立ちました」

▼本田「今回こういう試合を組んでいただいて、自分は全日本の所属ではないのですが、ジェイクさん、岩本さん、全日本のトップで活躍している選手と組めて、自分が全日本で学んだことを十分に活かせたなと思います」

▼岩本「今回、普段では絶対実現しないような、ありえないような対戦相手が3人揃ったなというカードで戦わせてもらいました。かなり刺激的な、字面だけでも刺激的なカードなんですけど、試合内容も結構いろんなところに刺激がちりばめられていたかなと思いますので、隅々まで見逃さずみていただければなと思います」

▼ジェイク「ハッキリ言って今までの体制であれば絶対ないであろうということがホント現実になったので、そこは心から感謝します。あと、この3人、凄く魅力的な選手ばかりで、特に鈴木選手はまたやりたいなと思う選手でした。そういうところも見ていただければ幸いです」

――ジェイク選手のどこに凄さを感じた?

▼鈴木「大きいからですね。小さい選手ばかりプロレス界はなってるので、その中で大きい選手というのは、どうしても全日本プロレスに集まってくる雰囲気で、マスコミさんが使ってる写真とかパッと見た感じで、やってみたいなとずっと思ってました」

▼ジェイク「痛かったですよ。痛かったし、僕も同じで。だからさっき言ったようにまたやりたいなと」

――青木選手は全日本で戦った印象は?

▼青木「とにかく周りがでかかったですね。自分より大きい選手が5人いて、リングが狭く感じました。全体的にビビっとして楽しかったですよ」

――小川選手のプロレス最後の試合の相手だったが、小川選手の前で試合した気持ちは?

▼青木「思いの丈をですか? 申し上げづらいんですけど、特にない感じですね(苦笑) うまい言葉が見つかりません」

▼石川「また別の舞台で全日本プロレスを見てもらえてワクワクしてます。そのワクワクをこの暴走大巨人で広く見せたいです。2回、3回続けられるように、これからも暴れたいと思います」

▼諏訪魔「Amazon Prime Videoで全日本プロレスが流れるのは凄くチャンスだなと。暴走大巨人がより世間に伝わる、こんなチャンスはないなとありがたく思ってます。ただ、このアマゾンプライムという大きな舞台に、ここにいる小川直也が噛んでんのが俺は気に入らねぇわ。納得いかねぇ。この間の収録試合でもお前いただろ? 何しに来たんだ? 全日本プロレスに。試合やるなら今やったっていいんだ。何も言わねぇんだろ? どうせ。いいよ、今やるよ。やってやるよオイッ! 暴走すんだろ、お前だって? やってやろうじゃねぇか! どうなんだよ!? 何とか言えよ。やるか? 今やるのがいいんじゃねぇか?」

※小川氏とにらみ合うと、諏訪魔は石川に制止されて退席。小川氏は諏訪魔に向かってイスを投げつける

▼宮原「全日本プロレス宮原健斗です。このたびAmazon Prime Videoで全日本プロレスが観れるというところで、そして宮原健斗がAmazon Prime Videoに登場するということで。僕もAmazon Prime Videoでですね、数々の映画やドラマを見てますので、その中に宮原健斗が入るというのは素晴らしい企画かなと思っております。またプロレスを見たことない皆様に全日本プロレス、宮原健斗をお届けできるのを非常に僕としても楽しみにしておりますので、よろしくお願いします」

▼健三氏「このAmazon Prime Video、今日から配信になってます。『全日本プロレス配信』です。当初レンタルは48時間の予定だったんですけど、これがですね、168時間に変更になりましたので、お間違いなく、よろしくお願いします。レンタルが480円、購入が780円になります。税込みです。よろしくお願いします。(周囲から間違いを指摘されて)980円ですね、ごめんなさい。実は私、このバカヤローのせいで、宮原健斗のせいで…」

▼宮原「(遮って)まずこの並びの会見をやめてほしい。この絵面が。今、プロレス界で最も最高の男の横によく堂々と立てるな」

▼健三氏「バカヤロー、お前のせいで配信の日に俺、ぎっくり腰になってしまって。お前のせいだよバカヤロー」

▼宮原「ちょっと待て。なぜこの人が怒ってるのかというのはAmazon Prime Videoを観ないとわからないと思うんですけど、この男がプロデューサーと聞いていたにもかかわらず、出しゃばってですね。それは観てからのお楽しみなんですけど、まず値段も把握してないプロデューサーを俺はプロデューサーから辞退させたい。プロデューサー交代しろ俺と。俺が今日からこのAmazon Prime Videoのプロデューサー務めるから」

▼健三氏「バカヤロー。今日乱入するぞ。回りくどく乱入するぞ」

▼宮原「誰も待ってねぇ、あんたの乱入なんか。誰も知らねぇよ。Amazon Prime Video、購入もレンタルも始まったのに、その説明もロクにできないあんたがね、プロデューサーをかたってる時点でもう解任だ。俺に任せろ。(隣の健三氏に)近いんだ、もっと離れろ。プロデューサーは解任だ、あんたは今日で」

▼健三氏「バカヤロー、しゃべらせろ」

▼宮原「あんたはしゃべることが仕事じゃないんだ。プロデューサーだろ。しっかりしろよ。まずは値段を覚えろ」

▼健三氏「ということで皆さん、今日は私も久しぶりに気合が入ってるんで、いいですか? 一人でしょうがないんで、全日本プロレス配信、情熱をもってビチッと!で決めたいと思います。いいですか?」

▼宮原「ちょっと待ってください。小川さん、こんなビチッとなんか見たくないんですよ。宮原健斗と小川直也が並ぶ姿で締めた方がマスコミ的にも、このAmazon Prime Video的にも宣伝になる」

▼健三氏「アマゾン…プライム…ビデオ! 全日本プロレス!……(苦笑)」

▼宮原「もういいよ。お引き取りしてくれ、あんたは。Amazon Prime Videoの値段も把握してなく、Amazon Prime Videoもすらすら言えない。あんた、プロデューサーは終わってくれ。俺と小川直也さんが締めるから、もういいよ。ビチッと帰ってくれ。小川直也さん、せっかくだ。このツーショットをみたいんだ」

▼健三氏「俺も入れろ!」

▼宮原「何であんたが入るんだよ? プロデューサーが前に出るな。基本だろ、これ。下がれ。帰れ。小川直也さん、並びましょう二人で。せっかくだから。このAmazon Prime Videoでしか見れないですから、このツーショットは」

▼小川氏「あいつ、帰っちゃったけど大丈夫なの?」

▼宮原「大丈夫ですよ。プロデューサー今日で終わりですから。明日から僕がプロデューサーになりますから」

――解説を務めてみて改めて今の全日本の印象は?

▼小川氏「非常に元気で、ホントに昔のプロレスのイメージが…何でもある、社長まで出てくる。ホントに全日本のあるべき姿が今は新しくなったのかなと。これだったらコロナでうじうじしてる、皆さん悩んでるところをバッと晴れるような、ホントに見てよかったなと思うような全日本プロレスに生まれ変わってると思いました。特にこの宮原君、元気で何よりです。これからどんどん引っ張っていってもらいたいなと思う選手に見えました」

――諏訪魔選手が突っかかってきたが、配信の中で何かあったと?

▼小川氏「それは観てのお楽しみです。言っちゃうとつまらないんで。何でもありで。僕、何でもありの世界が大好きです。暴走王でいた時代もありました。これからも暴走王でいたいんだけど、それぐらい暴走王でもっと突っ走っていこうと思えるような内容だったので、その中でやれたのは久々に興奮しました」

――その中で気になった選手は?

▼小川氏「僕もちょっと離れてる間にいろんな選手が成長していたんで、一人一人成長した姿をみたというか、特に宮原君、若い頃知ってたんで、こんなになっちゃったの?って驚きばかりで、全員が全員、成長してるなと。そういう目で見ていて、この中に俺も混じりたいなって気持ちはありますけど、グッとこらえて盛り上げ役を今やってます。ぜひ期待してください」

――今、小川選手と並んでいる気持ちは?

▼宮原「スペシャルな遭遇ですよね。普段、全日本プロレスの試合では見れないことがAmazon Prime Videoで見られるのはいいことですからね。そのAmazon Prime Videoでしか見られないものをぜひファンの皆様は楽しんでいただけたらと思います」

▼宮原「最後に、会場の皆様に聞きたい! Amazon Prime Video最高ですかぁ!?」

※誰も返さず

▼小川氏「あれ、返ってこないよ」

▼宮原「会場のマスコミの皆さんに聞きたい! Amazon Prime Video最高ですかぁ!」

▼取材陣「最高!」

▼小川氏「それではいくぞー! Amazon Prime Video、ハッスルするぞ! 3、2、1、ハッスル! ハッスル!」

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