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12/11【新日本】ファレがKOPWトロフィー破壊…保持者・矢野にボディスラムマッチ要求

『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』東京・日本武道館(2020年12月11日)
○チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレ&石森太二vs矢野通&SHO&ロビー・イーグルス×

 ファレが矢野の保持するKOPW王座のトロフィーを踏みつけて破壊。呆然とする矢野に対し、ボディスラムマッチでのタイトル挑戦を要求した。

 タッグリーグ公式戦(11・15愛知)では矢野に上手く押さえ込まれて敗北を喫したファレが、最終戦の武道館で実力行使に出た。第1試合の6人タッグマッチで激突したが、いきなり奇襲して矢野の狙い撃ち。矢野がしつこくボディスラムを仕掛けてきても払いのけ、コーナーマットで殴打されても微動だにせず、反対に豪快なボディスラムで制裁した。その後もBULLET CLUB優勢で試合は進み、最後もタッグリーグで猛威を振るった合体技・グラネードランチャーでファレ&オーエンズがイーグルスを撃破した。

 試合後、いいところがなかった矢野がファレを襲撃。頭をはたいて挑発すると、ここでもボディスラムを狙う。が、やはり巨体は上がらず、またまたファレがボディスラムで返り討ちに。さらに、ファレは矢野が持ち込んだKOPWのトロフィーを踏みつけて破壊。オーエンズは矢野のカメラを拝借し、その模様を撮影して勝ち誇った。

 11・24郡山ではGODにトロフィーを破壊され、ようやく直った直後に再び粉砕され、矢野は呆然。「どうしてくれるんだ、これ。何度も何度も」と天を仰ぐしかなかった。

 一方、ファレは「矢野の野郎…この俺にボディスラムをかけようとしたのか? OK。それじゃ、お前の『KOPW』トロフィーを懸けて、ボディスラムマッチで勝負だ。お前が俺にボディスラムをかけることができれば、お前の勝ちだ。俺が勝ったら、お前のトロフィーは俺のものだ」とボディスラムマッチでのKOPW王座戦を要求した。


【試合後のファレ&オーエンズ】
▼オーエンズ「見たか? これがタッグのケミストリーってヤツだ! 俺たちの完璧なチームワークで今日も勝利だ! それに石森と組むといつも試合がやりやすいな」

▼ファレ「矢野の野郎…この俺にボディスラムをかけようとしたのか? OK。それじゃ、お前の『KOPW』トロフィーを懸けて、ボディスラムマッチで勝負だ。お前が俺にボディスラムをかけることができれば、お前の勝ちだ。俺が勝ったら、お前のトロフィーは俺のものだ」

▼オーエンズ「ファレ、お前が次期『KOPW』保持者で決まりだ。矢野、覚悟してろ!」

【石森の話】「(※左肩を気にしながらインタビュースペースへ)アイツ、なかなかよかったな(笑) (※片ひざをついて座ると)この『BEST OF THE SUPER Jr.』、なかなかよかったよ。デスペ、ロビー、DOUKI。シングル初対決したヤツは面白かったし、やっぱり全体的にもレベルが底上げされた感じがしたしな。(※座り直してあぐらをかき)うん、その中でもやっぱり、俺が負けたヒロムとデスペはずば抜けてたな! まぁ、最終的には(あの2人が)『BEST OF THE SUPER Jr.』を優勝してやるっていう思いが強かったよな。俺も負けてねぇと思ったけど。まぁ、全試合コンディションもすっげぇよくて。課題としては、まぁ、アレだな。俺、BULLET CLUBだから、もうちょっと反則を磨かなきゃいけねぇな。この、『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺に残されたことが、あと2つある。1つは、まぁちょっと悔しいけどな、この決勝を見届けること。それともう1つは、頑張った上村の坊ちゃんに、またアイス送んねぇとな(笑) 以上! マッスルチワワの『BEST OF THE SUPER Jr.』千秋楽」

【矢野の話】「オイ! オイ! オイ! オイ! どうしてくれんだ! どうしてくれんだよ、オイ! またか、またか、またか、オイ!(※壊された『KOPW』のトロフィーを示し)この子ももうお手上げだよ! 手ぇ上げちゃってんじゃねぇか、コノヤロー! ふざけんなオイ! お手上げだ、コノヤロー!」

【イーグルスの話】「俺はこのツアーで何も結果を残すことができず、結局口だけで終わってしまった。今一度自分のパフォーマンスを見返して、次に繋げていけるように頑張りたいと思う。それくらい自分の『BEST OF SUPER Jr.』での成績には全然満足していない。前回のコメントで望んだ通り、今日は新日本でも特に巨大で、俺がかつて所属していたユニットの仲間だったバッドラック・ファレとの対戦だった。でも最後は俺がチェーズに負けてしまった。シリーズ最終試合で負けて終わってしまって凄く悔しい。もっとトレーニングを強化して強くなっていかないとな。この間のデスペラードのコメントを見たが、俺は褒め言葉と受け取ったぞ。あいつにああ言ってもらえて、自分が新日本リングに上がっていることに自信を持てた。でも自分にはもっといい結果を残していけるだけの実力と闘魂がある。オーストラリアに戻ったら、地元のジュニア選手たちに挑戦していこうと思う。そして次に新日本のリングに戻ってきた時は、今よりも強くなった自分をみんなに見せたい。2021年はロビー・イーグルスの年になる」

【SHOの話】「(※真っ赤に手形がついた右胸に手を当てながら)当初、俺はこの武道館のメインに立つつもりだった。でも、立つことはできず、こうして第1試合が終わった。俺の今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』はこれで終わりだ。この結果は、俺の今の実力として受け入れるしかない。全て受け入れて、これからもっと強くなるしかねぇだろう。チャンピオンのコメントでも、アドバイスのようなことを言ってくれてた。それも全部受け止めて、自分のものにして、強くなってやる。『BEST OF THE SUPER Jr.』、そして…ベルト、狙ってます」

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