プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/20【DRAGONGATE】ハルク&KAIが盤石ツインゲートV2、モチフジに「戦力外」通告

『THE FINAL GATE 2020』福岡国際センター(2020年12月20日)
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ○B×Bハルク&KAIvsドン・フジイ&望月成晃×

 ハルク&KAIが元王者でもある望月&フジイを返り討ちにし、ツインゲート王座2度目の防衛に成功。モチフジに「戦力外通告」を突きつけた。

 12・2後楽園大会における3WAYタッグ戦で望月と組んだフジイがハルクを破ってツインゲート王座挑戦を表明。ハルク&KAIも「イージー」と判断して受けて立ち、2020年最後のビッグマッチでモチフジのツインゲート挑戦が決まった。二人は第14代、第23代と2度戴冠歴があり、勝てば2013年3月に第23代王者から陥落以来、7年9ヵ月ぶり3度目の戴冠となるところだった。

 先に主導権を握ったのはモチフジ。ハルクの蹴りを封じるべく望月がローキックやニークラッシャーで左足を狙い撃ち。フジイもレッグロックやトーホールドでねちっこく絞め上げた。王者組も場外戦で逆転。KAIがベルトでフジイを殴打する暴挙を働き、ハルクは望月を鉄柱に叩きつける。そのまま望月に的を絞ると、ハルクが蹴りの雨を降らせ、KAIがキャメルクラッチで捕らえたところにハルクが脳天へのカカト落としを振り下ろした。

 ガクンと動きが鈍った望月だったが、ブレーンバスターでKAIを投げて意地の反撃。フジイがバックドロップでハルクを蹴散らすと、モチフジはKAIにダブルチョークスラムを敢行。望月がランニングローキック、フジイがケサ斬りチョップでたたみかけた。フジイのノド輪落としをKAIがDDTで切り返すと、KAIがラリアット、ハルクがE.V.Oでフジイを攻め込んだが、望月がミサイルキックでハルクを蹴散らす好フォロー。KAIにハイキックをぶち込み、場外のR・E・D勢にプランチャで突っ込んでフジイに託した。

 すかさずフジイがナイスジャーマンを爆発させたが、3カウントは奪えない。ならばと望月が加勢に飛び込んだものの、三角蹴りはハルクがドロップキックに撃墜した。すかさずKAIがラリアット、サンダーファイアーパワーボムでたたみかけ、フジイが急行してもハルク&KAIはサンドイッチトラースキックで撃退。孤立した望月にダブルトラースキックをぶち込むと、KAIがメテオインパクト、ハルクがファーストフラッシュを立て続けに決めて望月を料理した。

 ハルク&KAIがツインゲート王座2度目の防衛を果たした。試合後、モチフジに向かって「バイバーイ!」と両手を振った二人はベルトを掲げてかちどき。バックステージでは「あいつら、ただ単にキャリア積んでるだけだろ」(KAI)、「二軍のオッサンに負けるわけねぇだろうが!」(ハルク)と当然の結果と言わんばかり。会心の防衛劇とあってKAIは「もうあいつらはな、戦力外通告だな。来年はもう、おさらばじゃないの? バイバーイ!」とモチフジに引導を渡すように言い放っていた。

【試合後のハルク&KAI】
▼KAI「いやぁイージーだったな!」

▼ハルク「イージー、イージー! 俺たちの豊富な経験と確かな実力で終わりだバカヤロー」

▼KAI「あいつら、ただ単にキャリア積んでるだけだろ」

▼ハルク「二軍のオッサンに負けるわけねぇだろうが!」

▼KAI「もうあいつらはな、戦力外通告だな。来年はもう、おさらばじゃないの? バイバーイ!」

▼ハルク「いいか、これがリアルな現実だ! つまりな、ノーコメントだ!」

プロ格 情報局