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12/23【DDT】大仁田がスカイツリー路上電流爆破でクロちゃんにまさかの敗北

 『大仁田厚vsクロちゃん!クリスマス最終決戦!スカイツリー路上電流爆破プロレス!』が23日、東京ソラマチで行われ、大仁田厚がお笑い芸人のクロちゃん(安田大サーカス)との電流爆破デスマッチでまさかの敗戦を喫し、再戦を要求した。

 両者は8・27としまえん路上電流爆破デスマッチで初対決。大仁田が電流爆破バット攻撃で勝利し、シングル決着戦を要求。この日、東京スカイツリーに隣接する東京ソラマチを舞台に実現することになった。

 戦場は東京ソラマチ8階のドームガーデン。助っ人として大仁田陣営に高木三四郎、クリス・ブルックス、伊藤麻希が、クロちゃん陣営に青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシン、上福ゆきがそれぞれ付いた。開始早々、クロちゃんを守ろうとした青木が大仁田と乱闘を展開すると、助っ人同士がやり合い、高木らがクロちゃんに手を出すなど、8人が入り乱れる混戦模様に発展した。

 先手を取ったのは大仁田。クロちゃんの急所に凶器を突き刺し、伊藤がササダンゴめがけて爆破バットを一閃。隣にいたクロちゃんも爆弾を浴びてグロッギー状態となったが、恋心を抱く上福の左ヒザを舐めて復活。高木、ブルックスにヘッドバットを叩き込む大暴れをみせた。

 一方、大仁田は青木に机上パイルドライバーを敢行。爆破バットを手にしたものの、上福が起動装置を解除して阻止されてしまう。青木に捕まった大仁田はクロちゃんの爆破バット攻撃を被弾。お返しとばかりに爆破バット攻撃を狙うと、クロちゃんは卑怯にも上福を盾にして回避した。ペースを握れない大仁田は青木に帯で絞め上げられて動きが止まったところにクロちゃんに爆破バットをフルスイングされて屈辱の3カウントを聞いた。

 大仁田が十八番の爆破マッチでまさかの敗戦。「プロレスラーが芸人に負けた瞬間を見たか! 邪道、死すべし」と勝ち誇るクロちゃんに対し、「再戦だ! 汚い手を使いやがって」と要求した。一方で立会人を務めたお笑いトリオ・ジャングルポケットに「今度はお前らも(爆破に)入れ!」と迫った大仁田はバックステージに戻っても怒りが収まらず。「社長、もう1回、俺にチャンスをください! この仇は絶対に討ちます! 女を盾にするようなヤツ、何がチャンピオンだ!」と改めて再戦を訴え、高木も「必ず場所はつくります!」と応じた。

 一方、勝利を収めたクロちゃんは盗んだ“邪道"革ジャンを羽織って引き揚げると、「邪道、本当に死んだからな! 舐めるまでもなかったな。自分たちで用意した爆破バット、得意分野で負けたってことはもう価値ないからね。最後カラスの行水みたいに水かけていたけど、後の祭りだから。これからは俺がこれ(邪道)を背負って生きていくしんよ!」と勝ち誇った。盾にされた上福に問い詰められると、「あれはかみーゆ(上福)をああすることで大仁田厚を油断させる作戦だから!」と弁明したもののも、上福の不信感は拭えず。打倒・大仁田を果たしたクロちゃんだが、恋は成就しなかった。

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