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1/1【ZERO1】ジュニア二冠王・リンダマン大モテ 両国で朱崇花迎撃、HOT JAPAN入り?でタッグ挑戦

『ZERO1 謹賀新年』東京・後楽園ホール(2021年1月1日)
○エル・リンダマン&CIMA&T-Hawkvs大谷晋二郎&アジャ・コング&今成夢人×

 新年早々、リンダマンがモテモテだ。大谷率いる熱き集団“HOT JAPAN"から熱烈スカウト?を受けて1・14新木場大会でのタッグ王座挑戦が決定。ジュニア二冠王者としては“ジェンダーレスレスラー"朱崇花からの挑戦表明を受諾し、3・14両国大会での激突が決定的となった。

 昨年の風林火山タッグトーナメントを制した大谷&今成の“HOT JAPAN"に、同じZERO1ブランドで『超花火』を統括するアジャが共鳴して合流。新春後楽園大会で、CIMA&T-Hawk&リンダマンの#STRONGHEARTS軍と激突した。

 1・14新木場大会では“HOT JAPAN興行"の開催も決定済み。なぜかリンダマンがHOT JAPANのメンバーとして参戦選手にノミネートされていた…。

 この日もオレンジ色のHOT JAPANリストバンドを装着して登場。「何度捨てても手首に戻ってきてしまう」と無理な弁解を繰り返しつつ、HOT JAPANの面々から標的にされ“スカウト"の言葉を受け続けた。

 試合では大谷とCIMAの熱い打撃戦も展開されて後楽園も沸いたが、最後をキメたのはリンダマン。T-Hawkとの合体式ジャーマンで今成を投げ捨てるや、T-Hawkのナイトライド→自身のぶっこ抜きジャーマンで鮮やかに投げきって固め、完璧な3カウントを奪ってみせた。

 即座にマイクを握ったリンダマンは「お前ら俺の許可も得ずに1月14日の新木場大会HOT JAPAN興行、なんで勝手に俺がHOT JAPAN枠に入ってんだ!? 俺は#STRONGHEARTSのリンダマンなんだよ! HOT JAPAN興行なんて俺は絶対出ねえぞ!」と強調。「CIMAさんも、この物分かりの悪いジジイ(大谷)に何か言ってやってくださいよ!」と親分に加勢を依頼した。

 …が、CIMAは「リンダマン、もう話は決まっとるんや。お前はHOT JAPANの一員として、1月14日HOT JAPAN興行に出なさい!」と無情の厳命…。天を仰ぐリンダマンに「リンダマン!……ビジネス。我々#STRONGHEARTSはフリーランスや! だからリンダマン!…ビジネス。今まで#STRONGHEARTSで活躍してくれてありがとう。2021年はHOT JAPANのリンダマンとして頑張ってくれ。お前も腹を決めろ!」を送り(?)出した。

 これにはリンダマンも「ビジネス…。CIMAさんにここまで言われちゃ俺も腹を決めるしか無い」と承諾したが、「だったら、もっともっと盛り上げる方法があるぞ? 大谷&今成、今はタッグのベルトを持ってるよな? どうせなら俺たち対角線に立ってタイトルを懸けたほうが盛り上がるんじゃないのか? お前らのタッグタイトルに、俺とT-Hawkで挑戦させろ!!」と、なぜかT-Hawkも巻き込んでNWAインターコンチネンタルタッグ王座挑戦を表明。戸惑うT-Hawkも「ビジネスなんで」と渋々承諾し、1・14新木場HOT JAPAN興行での王座戦「大谷&今成vsリンダマン&T-Hawk」が決定的となった。

 さらに今度は朱崇花も登場。「リンちゃん。あなたの持ってるベルト、私に挑戦させてもらえませんか?」とジュニア二冠王座への挑戦を表明し、「今ZERO1さんは大変な状況でしょ? 大人の事情とか分からないんだけどさ。でも私は私が満足するために、私がもっともっとビッグになるために、もっともっと美しくなるために、あなたが巻いてるそのベルトに挑戦したいと思うんだけど。舞台はそれこそ…私にふさわしい両国とか?」と指定した。

 リンダマンも「確かにこのジュニア二冠のベルトを獲って、ZERO1ジュニア活性化を宣言したのはいいものの、さっきお前が言った通り、今ZERO1にはジュニアの選手が少ない。活性化したいと言っても、誰とも戦えない状況だった。確かにジュニアのタイトルマッチ、やりたいぞ!」としたものの、「だけどな!! こんな見たこともない、接点もない、因縁もない、可愛くもない…チャゲだかアスカだか知らねえけど、女がいきなり『こんにちは〜』って出てきて挑戦できるほど、このZERO1のリング、そしてエル・リンダマンは甘くないぞ。出直してきな」と門前払いした。

 すかさず朱崇花は「へ〜逃げるんだ〜? 帰っちゃうんだ? しょうもな〜。待って、ダサくね? 肝っ玉もタマも小さいんだ〜。リンちゃん、嘘でしょ〜? リンちゃんのそんな姿、見たくないな〜」と挑発。

 花道途中で背中をワナワナと震わせたリンダマンも、たまらずキビスを返して再びリングイン。「おい! こんだけコケにされたらやるしかねえだろ! 3月14日! 両国国技館! テメーとタイトルマッチ。テメーのその分厚い化粧、悔し涙でボロボロにしてやるから、楽しみにしとくぞ!」と一転承諾し、ベルトを見せつけるリンダマンの横っ面を朱崇花が張り飛ばして、大舞台での王座戦が決定的となった。

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