プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/13【DRAGONGATE】R・E・D乱入で熱戦ぶち壊し YAMATOとキッドがKAI&KENTo討伐へ

『OPEN THE NEW YEAR GATE 2021』東京・後楽園ホール(2021年1月13日)
YAMATOvsドラゴン・キッド

 R・E・Dによって一騎打ちをぶち壊されたYAMATOとキッドが共闘し、2・5後楽園大会でKAI&KENToを迎え撃つことになった。

 新春・後楽園2連戦2日目のセミファイナルに組まれたのはスペシャルシングルマッチ。キッドとYAMATOが対決する好カードだ。初日の6人タッグ戦では激しい打撃戦で意地を張り合った両者の戦いは激化したが、思いがけない展開が待っていた。

 主導権を握ったのはYAMATO。正調、グラウンドとドラゴンスクリューを連発して左足を痛めつけ、逆片エビ固め、足4の字固めで徹底して絞め上げた。耐えたキッドもダイビングコルバタや三角飛びケブラーダで逆襲。前夜と同様にエルボー合戦で激しく火花を散らし、クリストで絡みついたが、YAMATOがこれをアンクルホールドで切り返した。

 一進一退のせめぎ合いが展開される中、YAMATOのギャラリアをスイングDDTで切り返したキッドがウルトラウラカンラナで勝機を作った。3カウント寸前に返したYAMATOはバイブルを阻止してスリーパーで捕獲。一気にギャラリアを決めようとしたが、ここでKAIらR・E・D勢が乱入し、YAMATOとキッドを襲撃。ノーコンテスト裁定が下された。

 試合をぶち壊されたうえに、R・E・Dの集団暴行を浴びてYAMATOとキッドは踏んだり蹴ったり。KAIは「YAMATO! DRAGONGATE世代が解散して、独りぼっちになっちまったな。Kzyには早々に仲間が集まったのに、お前には誰もいねえじゃねえかよ。人望ねえからな。ケチだし」と嘲笑し、「そんなかわいそうなお前と、この優しい心の広い俺が今年いっぱい遊んでやるから、楽しみにしとけよ」と通告した。

 するとYAMATOは「おい、飲み逃げのKAIよ。俺はな、テメエに感謝されこそすれ、バカにされる覚えはねえんだよ。KAI、さっさと飲み代返せ!」と反論した。次の瞬間、KAIに襲いかかったもののキッドが引き離し、「YAMATO、落ち着けよ。俺だって試合潰されて腹立ってんだよ。俺も一緒にやらせてくれよ」と共闘を提案。R・E・Dに向かって「おい、お前ら。YAMATOと組んで、俺たちが相手してやるよ」と宣戦布告した。

 これにKAIは「お前ら組むの? 組んじゃうの? おお、面白そうだからいいよ。やってやるよ」と受けて立った。「ドラゴン・キッドと言えば、S・B・K! SB KENToだな。じゃあ俺はSB KENToと組んでやるよ」とパートナーを指名し、「SB KENToと組むってことは、年末の福岡みたいに、またこいつの素顔が見れるぞ! おい、お前ら。来月の後楽園、2月5日、こいつのブッサイクな…もう一度言うぞ。ブッサイクな顔見せてやるから、観に来いよ。バイバイ〜!」とキッドのマスク剥ぎを予告した。

 ここでYAMATOが再びKAIに襲いかかろうとしたが、止めたキッドは「ちょうどいいよ。SBKつれてこいよ、ちゃっちゃとよ。お前ら覚悟しとけよ。SBKもキッチリ決着つけたいと思ってたんだよ」とKAI案を歓迎。「だって、あいつ何年目だ? まだこんなちっちぇえ赤ん坊じゃねえのか。お前らしっかりと伝えとけ。心してかかってくるようにってな」と釘を刺した。

 キッドは昨年12・20福岡国際大会における闘龍門vsR・E・D 敗戦ユニット解散マッチでマスクを引っぺがされて素顔をさらしたうえに、KENToのSBシューターに敗れた。が、鬼気迫る戦いぶりは記憶に新しいところ。雪辱戦となる2・5後楽園大会でキッドが再び鬼と化すか。

 一方、YAMATOは昨年9月にKAIに裏切られ、11・15神戸ワールド、11・28仙台とツインゲート戦2連敗も喫した。「何だよ、KAI。何だよ。俺をバカにすんのもたいがいにしろよ」と怒りに声を震わせたYAMATOは「今回はドラゴン・キッドが俺に加勢してくれた。頼もしいパートナーだよ」とキッドに信頼を寄せつつ、「KAIとSB KENTo? 物の数じゃねぇよ。俺とキッドがてめぇらぶっ潰してやるからな。覚悟しとけ!」と報復を予告していた。

【YAMATOの話】「クソ。何だよ、KAI。何だよ。俺をバカにすんのもたいがいにしろよ。今回はドラゴン・キッドが俺に加勢してくれた。頼もしいパートナーだよ。オイ、必ず来月の後楽園、KAIとSB KENTo? 物の数じゃねぇよ。俺とキッドがてめぇらぶっ潰してやるからな。覚悟しとけ!」

プロ格 情報局