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1/18【新日本】SANADA忠告に飯伏返答「僕の中でも二冠統一とタイトル戦は別々」

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2021年1月18日)
○SANADA&内藤哲也&高橋ヒロムvs飯伏幸太&SHO&本間朋晃×

 飯伏が二冠統一構想に対するSANADAの忠告に返答。「ベルト統一と次のタイトルマッチ。これは、僕の中でも別々ですよ」と強調した。

 2・11広島でSANADAの挑戦を迎え撃つ二冠王・飯伏。防衛戦を前に、IWGPヘビー級王座とインターコンチネンタル王座の二冠統一を訴えている。それに対し、前夜の後楽園でSANADAが「統一と俺がチャレンジすることを一括にまとめないで欲しい」と忠告しており、飯伏の反応に注目が集まっていた。

 両者は2日続けて6人タッグマッチで激突。リング上では互いの発言は気にせず、正攻法でしのぎを削った。レッグラリアットやその場飛びムーンサルトなど躍動感溢れる動きを見せた飯伏に対し、SANADAもその場飛びムーンサルトへ。避けられても華麗に不時着して、後頭部に低空ドロップキックを放つ。SANADAがパラダイスロックを狙えば、負けじと飯伏もパラダイスロックの構え。これは防がれたが、カウンターのドロップキックでやり返してみせた。

 2・10広島でのタイトル戦を控えるIWGPジュニア王者のヒロムとSHOも火花を散らした。絶叫しながらエルボー合戦を展開。ショルダータックルで正面衝突したが、パワーを活かしたSHOが制してみせた。再び対峙しても、SHOはショルダーアームブリーカー連発で猛攻。ヒロムも内藤の加勢を受けて挽回したものの、SHOはスピアーで2人同時に打ち倒して勢いを見せつけた。

 その後、対戦相手不在の内藤狙いを宣言した本間が奮闘。SANADAに小こけしや低空こけしロケットを発射して場内を沸かす。しかし、ロス・インゴ軍も連係で立て直すと、SANADAはネックスクリューで本間の動きを止め、最後はSkull Endでギブアップを奪った。

 試合後、SANADAと視殺戦を繰り広げた飯伏が前夜の発言に返答。「ベルト統一と次のタイトルマッチ。これは、僕の中でも別々ですよ。この統一っていうのは会社に作ってもらう。それはまだこの段階ではわからない。でも、勝負は勝負。次、この2冠懸けて戦う。これは、また、別の話」とSANADAの思いと同じく“二冠統一"と“タイトルマッチ"は別物だと強調した。

 「もう既に僕はワクワクしてますよ。その日がじゃなくて、今、この瞬間がワクワクしてます。ええ。まだまだ、これから。楽しませてもらいます。明日も」と飯伏。ひとまずリング上に集中し、SANADAとの前哨戦を思う存分楽しむつもりだ。

【試合後の内藤&ヒロム】
▼内藤「さあさあさあ、昨日のコメントを受けて、今日は誰か俺の名前を出した選手はいるかな? もしくは今日のメインイベント、このあとに俺の名前を出す選手はいるのかな? 今日の試合結果速報をさ、新日本モバイルサイトでチェックするのが楽しみだぜ、カブロン! それにしても、シリーズ最終戦、いや最終戦の1コ前か。広島大会でのタイトルマッチが決まっているにもかかわらず、高橋ヒロムっていう選手は心に余裕があるんだろうね。俺のことをさ、構ってくれる。遊んでくれるあたり、やっぱ余裕を感じるよね。その辺やはり、俺の弟子だけあってさ、高橋ヒロム、侮れないね」

▼ヒロム「ちょっと待て、ちょっと待て、ちょっと待て! 話を聞いてりゃ何が心に余裕があるだ、何だ、何だあ? オイオイオイオイ、心に余裕とかじゃねーだろ、この『SUPER Jr.』のトロフィー様、どんな扱いしてくれてんだよ、お前。アアン? オイオイオイ、2018年のこと、覚えてないわけじゃないよな」

※テンション高く内藤とヒロムが言葉にならない声で言い合うと

▼ヒロム「オーイ、オイ、聞いてるか、オイ!」

▼内藤「(※ふざけた感じで)何があったあ?」

▼ヒロム「アンタな…。トロフィーさん壊したせいで、新しくなったトロフィーさん、このトロフィーさん、さえもあなたは壊す気ですか?」

▼内藤「(※ふざけた感じで)俺じゃないよね、壊したのは」

▼ヒロム「帰れもう!」

▼内藤「帰っていいんですか?」

▼ヒロム「ふざけるなら帰れ!」

▼内藤「お先に失礼します」

▼ヒロム「あっち行け!」

▼内藤「お先に失礼します」

▼ヒロム「おう、あっち行け!」

▼内藤「アディオスです」

※内藤が先に去っていく

▼ヒロム「知らねえぞ俺がこれでもし、いいのか。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン…抜ける可能性が…ないないないないない(笑) それはないですよ! 皆様ご安心ください。私、何でこんなテンションが上ってるかというと、SHOとやるのが凄い楽しいからです! ただただそれだけ、心に余裕がある、いや違うなあ。心からプロレスを楽しんでる。その言葉につきますねえ。楽しみで、楽しみで仕方ない。広島、スゲー試合になるぞー。まだ、2試合だ。2試合でこんなに楽しい。こんなにテンションが上ってしまっているヒロムちゃん。いったいこの先、いやどうなってしまうのか!? 自分で自分が不安で仕方がありません。でもそれを解決してくれるのはSHOでしょう。SHOなことでSHO。ありがとうございました〜」

※SANADAはノーコメント

【本間の話】「(※バックステージに来るなり倒れ込むと)昨日より今日! 今日より明日! 俺には明日がある。明日だ明日! 明日見とけ! 日々、進歩してっから。明日だ!」

【SHOの話】「そうだ。そういえば2冠のチャンピオン、飯伏さんもいたな。ずっと俺は飯伏さんの名前、色んなとこで言葉にしてきたよ。声を出してきた。文字にもしてきた。だからこそ、メッチャいいタイミングで、メチャクチャいいタイミングで旗揚げ記念日あるじゃねえか。旗揚げ記念日、必ずジュニアのチャンピオンとしてメイン立ってやる!」

【飯伏の話】「昨日の回答、させてもらいますよ。2冠、統一。この2つベルト統一と次のタイトルマッチ。これは、僕の中でも別々ですよ。この統一っていうのは会社に作ってもらう。それはまだこの段階ではわからない。でも、勝負は勝負。次、この2冠懸けて戦う。これは、また、別の話。まあ、一直線なんで。もう既に僕はワクワクしてますよ。その日がじゃなくて、今、この瞬間がワクワクしてます。ええ。まだまだ、これから。楽しませてもらいます。明日も」

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