プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/24【全日本】葛西がめんそーれ粉砕でGAORA完勝V1 デスマッチ要求に石川が名乗り

『2021 NEW YEAR WARS』東京・後楽園ホール(2021年1月24日)
GAORA TVチャンピオンシップ ○葛西純vsブラックめんそーれ×

 葛西がハードコアマッチでめんそーれに完勝し、GAORA王座初防衛。「王道・全日本プロレスでこの葛西純とデスマッチってやってみるっていう骨のあるヤツはいねえのか?」と要求すると、元デスマッチファイターでもある石川が名乗りを上げた。

 1・3後楽園大会でヨシタツを破ってGAORA王座を奪取した葛西は初防衛戦の相手にめんそーれを指名。「葛西純先生のハードコア教室初心者編」と題したハードコアルールを全日本に認めさせた。

 リング上にテーブルと無数のイスが設置された中、葛西はいかんなく本領を発揮した。のっけからイスチャンバラで圧倒し、トペスイシーダで反撃されても、ホースを利しての攻撃を阻止。イス攻撃を連発し、イスの上にパイルドライバーを敢行したり、急所を蹴り上げたりと攻めまくった。

 そしてヨシタツ戦に続いて竹串を投入。マスク越しで刺さらず失敗に終わっても、めんそーれのマスクを引っぺがして容赦なく竹串の束を突き刺した。すかさずリバースタイガードライバーで追い討ちをかけたが、素顔をさらして覚醒したか、ここからめんそーれが粘りを発揮。パールハーバースプラッシュを両ヒザで迎撃すると、トラースキック、スネークスパイクで必死に食らいついた。

 だが、葛西は雪崩式ファイアーサンダーでめんそーれをテーブルに叩き落として完全に鎮圧。ラリアット連打を浴びせると、めんそーれも意地で倒れず。ようやくねじ伏せても、めんそーれは1カウントで返して粘ったが、葛西はパールハーバースプラッシュ、垂直落下式リバースタイガードライバーでたたみかけて3カウントを奪った。

 葛西がめんそーれに完勝し、GAORA王座V1に成功。「このGAORAのベルト、葛西純色に染まりつつあるな。おい、全日本プロレス。プロレス界の王道を名乗っているわりには、なんだヨシタツもめんそーれもたいしたことねぇな」と勝ち誇った狂猿は「無理を承知で言わしてもらう」と前置きしたうえで「おい、王道・全日本プロレスでこの葛西純とデスマッチってやってみるっていう骨のあるヤツはいねぇのか?」と全日勢を挑発した。

 ここで現れたのが石川だった。かつて大日本参戦時にデスマッチ王座を戴冠し、デスマッチリーグ戦「一騎当千」に優勝したこともある大巨人は「全日本プロレスはデスマッチ団体じゃないんで。ただ、やれっていうんだったら、やれるのは俺しかいねぇ。あんたとデスマッチで勝負だ」と名乗りを上げた。これには葛西も「修司、来てくれると思ってたよ。お前なら俺っちに最高の刺激を与えてくれそうだな。楽しみにしてるよ」と歓迎。デスマッチによる両者のGAORA王座戦が決定的となった。

 バックステージでも石川は「ヨシタツがベルト獲られて、めんそーれがこういう形で負けて。まあ、葛西純にああやって『デスマッチやれんのか?』って言われたら、やれんのは全日本の中で俺しかいねぇし、俺以外はやらなくていいと思っている」と強調。「全日本プロレスはデスマッチ団体じゃないから。特別な興行みたいな形で、その時だけデスマッチをぜひやらせてほしい」と通常興行とは別枠での実現を希望した。

 「全日本プロレス、王道に染まった石川修司、やるからにはリミッター外してこいよ」と通告した葛西はついに全日本でのデスマッチが実現濃厚となり、「修司だったら、最高の刺激、痛みをプレゼントしてくれそうだからな。楽しみでしょうがねぇ」と興奮を隠さず。「誰が来ようが、修司だって通過点でしかねぇ。このベルトはまだまだ葛西純のもとにいたがっている。だから、修司ごときに負けるつもりはねぇし、どんどんどんどん防衛していくから。この全日本プロレスを王道じゃねぇ葛西純の色にガッチリ染めてやる」と豪語することも忘れなかった。

【葛西の話】「いやいやいや、刺激を求めてこの全日本プロレスに来たけど、おい、修司。出てくるのが遅ぇよ。ちょっと遠回りしちゃったけどな、ようやく待ち人が来たようだな。まぁ、いいや。修司だったら最高の刺激、痛みをプレゼントしてくれそうだからな。楽しみでしょうがねぇ。まぁ、いい。修司が来ようが、誰が来ようが、修司だって通過点でしかねぇ。このベルトはまだまだ葛西純のもとにいたがっている。だから、修司ごときに負けるつもりはねぇし、どんどんどんどん防衛していくから。この全日本プロレスを王道じゃねぇ葛西純の色にガッチリ染めてやる」

【石川の話】「ヨシタツがベルト獲られて、めんそーれがこういう形で負けて。まぁ、葛西純にああやって『デスマッチやれんのか?』って言われたら、やれんのは全日本の中で俺しかいねぇし、俺以外はやらなくていいと思っているんで。俺がデスマッチで葛西純を倒して、GAORAのベルトを奪い取りたいなと思います。ただ、さっきも言った通り、全日本プロレスはデスマッチ団体じゃないから。特別な興行みたいな形で、その時だけデスマッチをぜひやらせてほしいなっていうのが俺からの会社への意見です」

プロ格 情報局