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1/24【全日本】全日本初登場・ツインタワーズが好連係で圧勝 耕平が三冠獲りへ

『2021 NEW YEAR WARS』東京・後楽園ホール(2021年1月24日)
○佐藤耕平&石川修司&本田竜輝vsヨシタツ&崔領二&力×

 全日本初登場となったツインタワーズが好連係で圧勝。勢いをつけた耕平は三冠獲りに乗り出し、諏訪魔の次期防衛戦の相手に名乗りを上げた。

 昨年6月にZERO1を退団し、フリーとして活動している耕平は、12・13後楽園大会で全日本に約7年半ぶりに参戦。大森北斗に圧勝すると、本格参戦を宣言し、三冠にも色気を見せていた。今大会では大日本マットでタッグ王座を2度戴冠したことのある石川との“ツインタワーズ"が全日本初登場。本田を加えたトリオで、ヨシタツ&崔&力と激突した。

 序盤こそ本田が捕まったものの、代わって耕平が登場すると、試合を完全に掌握。同じく元ZERO1の崔と激しい蹴撃戦を展開した。3人がかりの猛攻を受けると、力のセーバーチョップにも被弾するが、強烈なエルボー一撃で反攻。すかさず石川が加勢に入ると、連続ランニングニーからダブルニーリフト、サンドイッチエルボーと畳みかけ、最後は豪快なパイルドライバーで力を一気に沈めた。

 その圧倒的な強さを全日本ファンに知らしめたツインタワーズ。石川は暴走大巨人を解散しただけに、このコンビでタッグ戦線での活躍も期待できそうだが、耕平が最初に狙いを定めたのは三冠王座だった。師匠・橋本真也さんも巻いたことのある至宝獲りに早くも動き、メインイベント後に王者・諏訪魔に挑戦表明。諏訪魔も受けて立つ構えを見せ、耕平の初挑戦が決定的となった。

【耕平の話】(メイン後)
▼耕平「今、リング上でも言ったように、橋本さんも巻いてたし、歴史のあるあの三冠ベルト。なかなかね、縁がなかったんですけど、巡り巡って、いいタイミングで強いチャンピオンがいるんで。それに挑戦したいって伝えたら、しっかり受け止めてもらえたんで、楽しみです」

――諏訪魔選手の印象は?

▼耕平「当然、サイズもデカいし、強いし。それでいて、結構器用だなって印象があります。なかなか同じような選手って、いても団体が違ったりって形で当たることがなかったんですけど、フリーになったことでこういう縁があって。むしろワクワクしています。ちょうど1年って言ってましたよね? で、次は6度目ですよね? 阻んでやろうかなと思います」

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