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2/4【新日本/AEW】KENTAがAEW電撃乱入! US王者モクスリーKOでまたも“禁断の襲撃"敢行

 KENTAがまたも“禁断の襲撃"を敢行だ。現地時間3日(日本時間4日)に行われた米AEW『AEW Dynamite』にIWGP USヘビー級王座次期挑戦者のKENTAが乱入。王者ジョン・モクスリーを襲って“報復KO"に成功した。

 先月末配信の新日本TVマッチ『NJPW STRONG』で、約1年ぶりにモクスリーが新日本マットに登場。挑戦権利証保持者のKENTAを必殺デスライダーでKOし、同TVマッチ上での王座戦(2月27日配信)がようやく決まった。約半年間に渡ってモクスリーを追い続けたにも関わらず、大の字の屈辱を味わわされたKENTAも思わぬ手段で“報復"に出た。

 モクスリーはこの日、米国内におけるホームリング・AEWの看板番組『AEW Dynamite』に出場。PAC&レイ・フェニックスと組んで、ケニー・オメガ&カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組と対決する注目の一戦に臨んだ。

 AEWとインパクト・レスリングの垣根を超えて実現したケニーら“元BULLET CLUBトリオ"が勝利をおさめたものの、試合後には乱入したランス・アーチャーがギャローズ&アンダーソンに襲いかかって混乱状態に。乗じたモクスリーも昨年12月にAEWヘビー級王座を奪われたケニーに一撃を加えにかかった。

 その時だ。黒いニット帽とマスクで顔を隠したアジア人風の男が乱入し、死角からモクスリーを殴打。帽子とマスクを脱ぐと、現れたのはKENTAだった。地を這うモクスリーを引きずり起こしたKENTAはgo 2 sleepをぶち込み、まさかのAEW登場で“報復KO"に成功した。

 AEWはケニーやCody、ヤングバックスら元BULLET CLUBメンバーが中心となって旗揚げされただけに、新日本、現BULLET CLUBとは“デリケート"な関係にある。約1年前には東京ドームで内藤哲也を襲い3万人から大ブーイングを浴びたKENTAだが、今度は米国マットで禁忌に触れる襲撃に出た。

 直後にKENTAは「I'M F**KN KENTA」とツイート。ヒデオ・イタミではなく“KENTA”としての存在も米国中心に世界発信された一戦で改めて強調した。

 現BULLET CLUBメンバーがAEWに乱入した事実も一大事だ。ケニーとアンダーソン&ギャローズが団体の枠を超えて手を組み、元BULLET CLUBメンバー再結集の動きが生まれたことに、現BULLET CLUBのジェイ・ホワイトが不快感を露わに。「Tシャツを売りたいだけのヤツら」などと暗に批判し「俺たちがリアルBULLET CLUBだ」とけん制したばかりでもあった。それだけに、今回のKENTAの乱入が“禁断の扉"を開くトリガーとなる可能性もある。

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