プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/12【NOAH】杉浦が武道館でタッグ前哨戦快勝 藤田-征矢は猛火花再び

『ABEMA presents DESTINATION 2021 〜BACK TO BUDOKAN〜』東京・日本武道館(2021年2月12日)
○杉浦貴&桜庭和志&藤田和之&村上和成&ケンドー・カシン&NOSAWA論外vs中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学&覇王&タダスケ&仁王×

 杉浦が武道館の大舞台でGHCタッグ前哨戦に快勝。藤田と征矢は再び猛火花を散らした。

 3・7横浜武道館大会でGHCタッグ戦を争う王者・杉浦&桜庭と挑戦者・中嶋&北宮が約10年ぶり武道館で前哨戦に臨んだ。序盤から杉浦と北宮が正面衝突を繰り返し、桜庭と中嶋はハイキックで蹴り合って相打ちとなるなど、激しいせめぎ合いを繰り広げた。

 終盤には再び杉浦と北宮が向き合った。エルボー合戦で武道館を沸かせ、北宮がセントーンで攻め立てたが、杉浦もコーナーに上がった北宮を雪崩式ブレーンバスターで投げて譲らない。混戦模様の中、北宮がエルボー、中嶋がミドルキックを杉浦に交互に連打したが、桜庭がスリーパーで中嶋を分断。最後は杉浦がラリアットからの五輪予選スラムで仁王を仕留めて前哨戦を制した。

 聖地・武道館で快勝した杉浦は、感慨をみせず「次またタイトルマッチは横浜の武道館だから。武道館決戦だから。次、キッチリ防衛して締めたいと思ってます」と自信満々に“武道館2連勝"を予告。桜庭もトイレに駆け込んで用を足してからコメントスペースに現れる自然体で、「頑張ります」とらしく意気込んだ。

 一方、藤田と征矢が再び猛火花を散らした。両者は昨年11・22横浜武道館大会で激しく渡り合い、顔面密着のにらみ合いを展開。久々の対戦となったこの日、その続きとばかりに真っ向からぶつかり合い、征矢がショルダータックルを連発すれば、ことごとく仁王立ちした藤田がラリアットでねじ伏せ、ジャーマンで投げるなど猛火花を散らしていた。

【試合後の杉浦&桜庭&藤田&村上&カシン&論外】
※杉浦と論外だけがコメントブースに姿を見せるが、藤田とカシンはそのまま控え室に下がろうとする

▼論外「あれ? 先輩方。せっかくなんで…」

▼カシン「やってやって。いいよ、今日は」

※カシンは去っていくと、村上も通りがかる

▼杉浦「カシラ。カシラ」

※藤田と村上はそのままコメントに加わるが、桜庭が現れない

▼杉浦「サクさん?」

▼論外「本当に自由だなあ、杉浦軍は」

▼杉浦「サクさん、待たせてるよ」

※遅れて桜庭が姿を現し

▼桜庭「すいません。オシッコしてた。ありがとうございました」

▼論外「どうなんですか? 前哨戦もあって、武道館っていう」

▼杉浦「まあでも、次またタイトルマッチは横浜の武道館だから」

▼論外「そうですね。武道館続くね」

▼杉浦「武道館決戦だから。次、キッチリ防衛して締めたいと思ってます。(桜庭に対して)タイトルマッチは?」

▼桜庭「……頑張ります」

▼論外「そんな目で僕を見ないでください。笑っちゃうんですから、村上さんが」

▼桜庭「ハイキック効いた」

▼杉浦「カシラからなんか一言」

▼村上「俺らの取り上げ方がちょっと薄いような気がするね。そこがちょっと納得いかねえから、載せてねえところ、俺が食らわすからな。よう覚えとけよ」

▼論外「今はそういう時代じゃないんで」

▼村上「以上です」

※ここでカシンが突然再び現れると

▼カシン「井上雅央さんのことも忘れないほうがいいんじゃないかな?」

【試合後の中嶋&北宮】
▼北宮「相変わらずだな。楽しそうにチャラチャラやりやがって、杉浦よ。来月だよ。横浜武道館、俺たちがキッチリタッグのベルトをてめえらからぶんどってやる!」

▼中嶋「しっかりそれまでベルト磨いとけよ。今日は久々の武道館だ。まあ、言ってみれば記念日だ。オジサンたちに記念日の花を今日は持たせてやっただけだよ」

プロ格 情報局