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2/14【新日本】大阪NEVER戦へオーカーンに報復奇襲 棚橋「一人でEMPIRE壊滅させる」

『Road to CASTLE ATTACK』東京・後楽園ホール(2021年2月14日)
○ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイvs棚橋弘至&小島聡&ゲイブリエル・キッド×

 棚橋が2・28大阪城大会でのNEVER王座V1戦へ向けて、オーカーンに報復の奇襲攻撃。「1人で(UNITED EMPIREを)壊滅させてやるから」とぶち上げた。

 1・30名古屋大会で鷹木を激闘の末に破り、NEVER王座初戴冠を果たした棚橋だったが、試合後、「愛」を叫ぼうとしていたところをオーカーンが襲撃。「貴様が帝国の軍門に下るか、引退するまで、何度も何度も何度だって同じ目に合わせてやるよ。わかったなら、このNEVERのベルト献上しろ」と挑戦を要求し、1・4東京ドーム(棚橋が勝利)以来の再戦が2・28大阪城大会でNEVER王座をかけて実現することになった。

 棚橋は名古屋のお返しとばかりに、入場と同時にドロップキックでオーカーンを襲撃。珍しい奇襲攻撃で出鼻をくじくと、コスチュームを脱ぐ間も惜しむようにエルボーやフライングフォーアームで攻め立てた。ようやくコスチュームを脱ぐと、オーカーンに馬乗りになってエルボーを連打した。

 だが、オーカーンもコブの加勢を受けてフロントハイキックで反撃し、モンゴリアンチョップ連打で棚橋をねじ伏せた。すかさず肩固め、レッグバーで絞め上げ、棚橋をもん絶させる。ここから棚橋はUNITED EMPIREの集中砲火を浴びたが、オスプレイにドラゴンスクリューをさく裂させて逆襲し、NEVER王者の実力を示した。

 混戦模様となった終盤、棚橋はスリングブレイドでオーカーンの介入を食い止めた。呼応するようにキッドがミサイルキックをコブに放ったが、最後はアスレチックプレックス、ツアー・オブ・ジ・アイランドのフルコースに沈んだ。

 その間、棚橋は場外で倒れ込んでキッドを見殺しする形に。その眼前でオーカーンがNEVERベルトを掲げた。前哨戦初戦を落とした棚橋だが、謙遜する小島を鼓舞するように「僕なんかもう、とにかく自信満々」と豪語。「俺はオーカーン倒して、オスプレイ倒して、ジェフ・コブ倒して、1人で壊滅させてやるから」と一人一殺でUNITED EMPIREに引導を渡す構えをみせた。その第一歩となるのが2・28大阪城でのオーカーン討伐であることは言うまでもない。

【オスプレイの話】「(※スタッフに向かって)久しぶりだな。前シリーズは休みをもらえて肩のケガもマシになった。休みのあいだ、母から『元気にしてるか?』って連絡があったから『最近レイバンの新しいサングラスを買ったよ』って言ったら、『プロレスラーの仕事は短命なんだから、ちゃんと貯金した方がいいわよ』って注意されちゃってさ。『でも、俺の相手は年寄りばっかりで、本気出さなくても楽勝だ』って伝えといた。このペースだと60歳まで元気に試合ができそうだぜ! 俺がいる限り、この会社の未来は安泰だな(※とプレストリーを連れて立ち去る)」

【コブの話】「面白いコメントを期待してるのか!? お前らに特に話すことはない。(1・4&5)東京ドームで俺たち3人とも全敗したとは信じられないくらい、もう完全に元通りだ。(1・6)『NEW YEAR DASH!!』では天山の野郎を病院送りにしてやったが、小島はまだそのことを根に持っているようだ。なら、かかってこいよ。俺たちの次の目標は何だってか!? 気になるなら目を離さずにしっかり見てろ。俺たちは逆境さえも楽しむ力を持ってる」

【オーカーンの話】「良きに計らえ。楽にしていいぞ。帝国国際放送の下っ端ども。今日は特別に気分がいいんだ。まあ、今日だけだがな。今日はとても忙しいんだ、余は。だから悪いな。熱くなってるところ。コメント出してやれなくて、棚橋。グヘヘヘ…」


【試合後の棚橋&小島】
▼小島「1月30日でウィル・オスプレイに完敗した小島聡は今、ここに帰って来てるから。それがすべてだよ。約2週間、全力で休んで、全力で治療して、全力でトレーニングして、またここに帰って来た。それだけだよ。な? 俺はちょっとのことじゃへこたれない。ずっと、ずーっと! 30年間もここまで、こんな辛い思い何度もしてきた。だからこそ、また立ち上がって、こうやってリングに立つ。それだけだ(※と言い残して立ち去ろうとする)」

▼棚橋「小島さん!!」

▼小島「うわっ!? たなっちょ(コメントスペースへ戻る)」

▼棚橋「小島さん! 僕から1個、言っていいですか?」

▼小島「言ってくれ」

▼棚橋「謙遜しすぎです」

▼小島「あぁ! そうなのか!?(笑) いや、いいんだ…」

▼棚橋「(IW)GP(ヘビー級王座)獲って、三冠(ヘビー級王座)獲って、そんな凄いレスラーいないんですから。自信満々でいきましょうよ(※と言って小島の肩を叩く)」

▼小島「(笑)そうか!」

▼棚橋「そうしないと…俺がオスプレイ倒します」

▼小島「そうか! やべぇ」

▼棚橋「もっともっと自信満々でいいです」

▼小島「そうだ」

▼棚橋「僕なんかもう、とにかく自信満々…」

▼小島「知ってる! それはもうわかってる…」

▼棚橋「俺はオーカーン倒して、オスプレイ倒して、ジェフ・コブ倒して、1人で(UNITED EMPIREを)壊滅させてやるから(※と言い残して立ち去る)」

▼小島「よし、そうだ! 俺もその、みんなに勝った棚橋弘至にまた勝つから、たぶん」

【キッドの話】「(※コメントスペースで四つん這いになり)まだシリーズ初日だ…明日から巻き返せばいい…」

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