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3/4【新日本】NJC開幕 初出場・オーカーンが内藤食い 「弱すぎる! ヤングライオンと変わらねえ」

『旗揚げ記念日』東京・日本武道館(2021年3月4日)
「NEW JAPAN CUP 2021」1回戦 〇グレート-O-カーンvs内藤哲也×

 オーカーンが初出場となったNEW JAPAN CUP1回戦でまんまと内藤狩り。「弱すぎる! これじゃあヤングライオンに勝ったのと変わらねえじゃねえか」と制御不能男を酷評した。

 この日、春の祭典・NJCが開幕。1回戦で内藤とオーカーンの注目対決が実現した。2月シリーズ中、テーマ不在だった内藤にオーカーンが対戦を要求していたが、初出場となったNJCの舞台でそのチャンスを得た。

 オーカーンの狙いは内藤の右足。2月に右ヒザ負傷によって短期欠場していた内藤がまだ万全ではないと判断し、徹底攻撃に出た。内藤に先制を許したものの、払い腰、ケサ固めと柔道殺法で挽回。内藤がジャンピングフロントハイキックで反撃し、首攻めに出ても、オーカーンは二段式フロントハイキックで鎮圧。鉄柱に両足をひっかけてのクロスヒールホールドで絞め上げ、右足をイスで殴りつけたり、イスへのニークラッシャーを敢行したりと狙い撃ちした。

 しのいだ内藤もオーカーンの追撃をDDTで切り返すと、バックエルボーを連発して必死の反撃に出る。オーカーンがグロリアを阻止して変型フェースバスター、一回転式バックドロップと大技を連発しても、エリミネーターをことごとく食い止めた内藤が電光石火のデスティーノをさく裂させた。

 一転してピンチを迎えたオーカーンだったが、内藤の右ヒザを何度も蹴りつけると、再度のデスティーノを決めさせず。延髄斬りをかいくぐってレッグバーからヒザ十字固めで捕獲した。手拍子に後押しされて内藤もロープを目指したものの、オーカーンがしつこく絞め続けるとレフェリーが試合を止めた。

 オーカーンがレフェリーストップ勝ちで1回戦を突破。試合後は内藤の右足を踏みつけながらお株を奪うポーズを決めて勝ち誇った。まんまと内藤狩りを遂げたオーカーンは「弱〜い! 弱すぎる! これじゃあヤングライオンに勝ったのと変わらねえじゃねえか」と制御不能男を酷評。「リベンジをしたかったら、ちゃ〜んと! 頭を! 床に! 擦りつけてからにしろよ」と嘲笑った。続く2回戦は3・11松山大会で「矢野通vsバッドラック・ファレ」の勝者と対決する。

 一方、内藤はノーコメント。二冠統一阻止に失敗し、NJCも1回戦敗退に終わった。1・4東京ドーム大会での二冠陥落以来、復権へのきっかけをつかめないまま厳しい状況は続く。

【オーカーンの話】「弱〜い! 弱すぎる! これじゃあヤングライオンに勝ったのと変わらねえじゃねえか、内藤! ああ〜ん? まずか〜る〜い! ファミレスの支払いもロクにできねえ貧乏みてえだがよ、ヤングライオンなんだから、もっと恰幅をよくしろ、余のように! 新日本侵略4カ月か…いつになったらヤングライオン以外を殺りくできるんだろうなあ、内藤坊や。(いったん帰りかけて思い出したように戻ってきて)そうそうそうそう、リベンジをしたかったら、ちゃ〜んと! 頭を! 床に! 擦りつけてからにしろよ」

※内藤はノーコメント

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