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3/6【WWE】ブライアンがジェイとの金網戦制して『ファストレーン』でユニバーサル王者・レインズに挑戦、WWE女子タッグ前哨戦でビアンカがシェイナ撃破

 フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたスマックダウンが日本時間6日、ライブ配信された。

 ダニエル・ブライアンがジェイ・ウーソとの金網戦を制し、『ファストレーン』でのユニバーサル王者ローマン・レインズへの挑戦を決めた。

 この日のオープニングにブライアンが登場。「エッジがレッスルマニア(WM)サインを指さした時、俺は失敗したと感じた。自分を後回しにして大志がなかったが、俺はこのビジネスを愛しているし、WMのメイン戦で戦いたいという自分の気持ちに気づいたんだ」と自身の心境の変化を伝えた。

 この日、ブライアンはジェイとの金網戦が決定。両者は先週も対戦し、リングアウト裁定に終わっている。再戦へ向けてブライアンは「今日、ジェイとの金網戦に勝利してレインズに挑む。それがWMへの唯一の道で最後のチャンスなんだ」と宣言した。すると王者レインズ(with ジェイ&ポール・ヘイマン)が現れて「お前は噛ませ犬でこのビジネスが必要なだけだ」と侮辱。ジェイも挑発したが、ブライアンは場外へ投げ飛ばして返り討ちにした。

 レインズが見守る中、ブライアンとジェイによる金網戦のゴングが鳴った。レインズから「負ければ一族の恥だ」とプレッシャーをかけられたジェイは序盤からブライアンの顔面を金網に叩きつけて攻め込んだが、ブライアンもミサイルドロップキックやアームブリーカーで反撃。イエスキック連打を見舞った。ジェイもスーパーキックからのフロッグスプラッシュを放って応戦したが、最後はブライアンがスーパープレックスからのイエスロックでジェイを仕留めた。

 王者レインズの眼前でジェイを破ったブライアンがユニバーサル王座挑戦権を獲得した。試合後、ブライアンは金網トップで指を突き上げながら「イエス!」を連呼し、王座戦へ向けて気勢を上げた。

 「レインズvsブライアン」のユニバーサル王座戦が行われるPPV大会『ファストレーン』は日本時3月22日にWWEネットワークで配信される。

 女子ロイヤルランブル覇者ビアンカ・ブレア(with サーシャ・バンクス&レジナルド)が王者シェイナ・ベイズラー(with ナイア)を必殺のKOD(キス・オブ・デス)で沈め、『ファストレーン』でのWWE女子タッグ王座戦へ向けた前哨戦を制した。

 サーシャと組んでシェイナ&ナイア・ジャックスの持つWWE女子タッグ王座に挑戦する“EST"ことビアンカがこの日、シェイナとの前哨戦に臨んだ。序盤、シェイナが腕関節への攻撃からランニングニーを放つと、ビアンカもショルダータックルやジャーマンスープレックで攻め込んで持ち前のパワーを発揮した。その後、場外でセコンドのレジナルドが邪魔をする形となり、イラついたビアンカが小突いた。するとレジナルドはシェイナのセコンドのナイアに激突。これに怒ったナイアがレジナルドに襲いかかり、サーシャと同士討ちさせた。

 混戦模様となった中、シェイナがビアンカの背後から迫ってキリフダクラッチを狙ったが、最後はビアンカがKODを決めて3カウント。前哨戦に勝利したビアンカは足手まといと感じたか、レジナルドに「出ていけ」と厳重注意。サーシャも「邪魔をするなって言っただろ」とレジナルドに強烈なビンタを放った。

 「シェイナ&ナイアvsサーシャ&ビアンカ」のWWE女子タッグ王座戦が行われるPPV大会『ファストレーン』は日本時3月22日にWWEネットワークで配信される。

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