3/14【NOAH】HAYATA前哨戦一日2勝も腕攻め苦悶 原田ジュニアタッグ奪取へ手応え
『GREAT VOYAGE 2021 in FUKUOKA』福岡国際センター(2021年3月14日)
○進祐哉&HAYATAvs原田大輔&藤村加偉×
HAYATAがGHCジュニアタッグ前哨戦のダブルヘッダーで一日2勝を挙げるも、左腕への集中攻撃を受けて苦悶。挑戦者の原田は「イケる! 俺らなら絶対やれる」とベルト奪取に手応えを見せた。
3・21後楽園大会で行われるGHCジュニアタッグ選手権試合「(王者)小川&HAYATAvs原田&宮脇(挑戦者)」に向けて、当初は小川と宮脇がシングルで、HAYATAと原田がタッグで対戦する予定だったが、小川が発熱のため、今大会を欠場。代わってHAYATAが宮脇ともシングルで戦うことになり、前哨戦ダブルヘッダーとなった。
まずは第2試合でHAYATAと宮脇が激突。GHC初戴冠に向けて燃える宮脇が奮闘を見せた。一点集中攻撃で左腕に集中砲火。さすがのHAYATAもうめき声を上げる。それでも必殺のヘデックを温存し、403インパクト(高角度DDT)で貫禄勝ちを見せた。
続いて第4試合で原田とタッグ対決。HAYATAはパートナーの進を上手くコントロールして、2対1の状況を作る。しかし、原田は同士討ちを誘うと、場外に転落させて、トペスイシーダを敢行して譲らず。HAYATAと再び対峙すると、宮脇に続いて左腕に照準。脇固めで絡め取ると、エルボーやタックルで狙い撃ちにした。
最後は進が原田のパートナーだった藤村を下し、STINGERが勝利。HAYATAが前哨戦ダブルヘッダーで2連勝を挙げる形となったが、勝ち名乗りを受けれないほど左腕のダメージは酷く、さすがに苦悶の表情を浮かべる。右手でタッグベルトを持ち、原田と視殺戦を繰り広げたが、小川不在の中、一抹の不安を感じさせる結末となった。
敗れた原田だったが、「結果は出なかったけど、宮脇の負けも決して無駄じゃないんで。あいつが残したHAYATAへの腕のダメージ。俺はしっかり見えたし、だいぶ効いてた。…イケる! 俺らなら絶対やれる」と腕攻めに手応え。今日結果は出なかったけど、タイトルマッチは絶対にこれ、覆します!」とベルト奪取に自信を深めた。
【原田の話】「(ジュニアタッグ前哨戦で一日2敗となったが?)結果は出なかったけど、宮脇の負けも決して無駄じゃないんで。あいつが残したHAYATAへの腕のダメージ。俺はしっかり見えたし、だいぶ効いてた。…イケる! 俺らなら絶対やれる。あと1週間ある。今日結果は出なかったけど、タイトルマッチは絶対にこれ、覆します!」
