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4/8【稔プロデュース興行】4・18川崎大会2カードを発表、アントニオ小猪木さん来場も決定 稔「猪木会長に元気を送れれば」

 田中稔が8日、東京・飯田橋のGPSプロモーションで自身のプロデュース興行4・18川崎大会について会見。当初は全カード当日発表予定だったが、「CIMA&T-Hawk&エル・リンダマンvsSUGI&火野裕士&慎吾」など2試合が発表され、アントニオ小猪木さんの来場も決定。稔は「猪木会長に元気を送れれば」と闘病中のアントニオ猪木に大会を通じてエールを送る意向を示した。

 2019年6・18新木場大会以来、約2年ぶり2度目の開催となる稔プロデュース興行。しかも会場はカルッツかわさきでビッグマッチ級での開催となる。

 すでに出場全選手が出そろい、対戦カードは当日発表を予定していたが、稔は「たくさんメンバーがいる中で皆さん、誰と誰がやるのかなと考えてたと思うんですけど、ここで一つずつカードを出すことによって1個予想の幅が広がったり、予想しやすくなると思う」と考え、この日、男子、女子各1試合ずつ計2試合を発表した。

 男子はCIMA&T-Hawk&リンダマンの#STRONG HEARTSがSUGI&火野&慎吾と対戦する6人タッグマッチが決まった。今年3月にGLEAT所属となった稔と#STRONG HEARTS勢は同門。「今大会をプロデュースするにあたって選手を選ぶ時に面白い、お客さんを盛り上げてくれる人たち誰だろうと思った時に、間違いないのが#STRONG HEARTSだった」という。「展開がスピーディーだし、連係が凄いんですよ#STRONG HEARTSって。だから、これぞ6人タッグというのがみられるだろうな」と期待を込めた稔は「#STRONG HEARTSの試合って例えば初めて当たる選手だと、もしかしたら脱線しそうかなとなってもCIMA選手が達人並みに交通整理して、いい試合に仕上げるっていうのがあるんで、これは間違いないだろう」と信頼を寄せている。相手のSUGI&火野&慎吾は「T-Hawk選手と火野選手のチョップ対決が見たい」、「リンダマン選手は誰と当たっても面白い攻防をしてくれるんで、SUGI選手とリンダマン選手の絡みも見たい」との理由もあって選ばれた。

 女子は「真琴&三浦亜美vs花園桃花&ななみ」が決まった。女子のカードに関しては大会を主催するGPSプロモーションの豊島修二会長に一任したというが、真琴の参戦は稔のリクエストによるもの。というのもGPSプロモーションのトレーニングコーチを務める稔にとって「練習仲間」だからだ。加えて「練習していても真琴ちゃん、手足が長いんで何の動きをさせても映えて、マット運動もきれい。かわいいし、ただの華っていうんじゃないオーラが凄くある子」と絶賛した。

 古巣であるWRESTLE-1では初期、女子プロレスの提供試合が組み込まれていたが、稔の提案によるものだった。その時「地方で女子プロレスの試合が凄く喜ばれたんで。その時に名前がある有名な選手、大御所とかよりも、単純に見た目がかわいい子が戦ってる、一生懸命やってるってところを初めてみたお客さんは凄く応援する」と実感。その経験から自身の記念大会やプロデュース興行に女子プロレスを組んできた稔は「まさに女子の選手って花を添えてくれるんで。単純に僕が女好きみたいに誤解されるとアレなんで(苦笑) そういう意味で女子のカード入れてますってところで納得していただければ」と説明した。

 自身のカードは当日発表。稔は「僕がプロデュースしてる大会ですし、48歳、キャリア27歳になって、まだまだ出しゃばりなんで、やっぱり一番おいしいところに僕を並べてるんじゃないかなと予想していただければ」との構えをみせた。中でもアクトレスガールズの青野未来に異様ともいえる執着心をみせ、「もしかしたらミックスドマッチかもしれない。もしかしたらメインイベントが田中稔vs青野未来の可能性も十分、僕ならやりかねない」と本気とも冗談ともつかない口調で示唆しつつ、「単純に興行なんで来た人を驚かせたいし、熱狂させたいし、来てよかったなっていう大会になってくれるのが一番いいんで。そういうカードを組んでるつもり」と自信を見せた。

 また、稔は現在、闘病中の猪木に大会を通じてエールを送る意向を示した。猪木は今年に入って腰の手術を受け、入院、リハビリ中。「僕もそんなに深いかかわりを持たせていただいたわけじゃないんですけど、新日本プロレス時代に3ヵ月ぐらいロサンゼルスの猪木道場で修業させてもらったことがあったり、今回、主催の豊島会長もバリバリの猪木信者で。そのタイミングで豊島さん主催で僕のプロデュース大会で試合があるということで、微力ながらもですけど、何かできないか」と考えている稔は「プロレス会場からプロレスファン、参加するプロレスラーから猪木会長に元気を送れれば」と決意。親交の深いアントニオ小猪木さんの来場も決まり、稔は「猪木会長への僕らなりのエールを送りたいのがあるんで、たくさんの人に集まってもらって、みんなで盛り上がってというのがありますね。元気を送らせていただきたい」と力を込めた。

 当日はノア(昼)、新日本(夜)の後楽園大会とバッティング。集客面でのマイナス要素となるかもしれないが、稔は「4月18日はどこを見に行こうかなと迷ってる人がいたら、迷わずカルッツかわさき『田中稔に任せとけ!』を選んでほしい。絶対損はさせない。むしろ得させます。最後に一つだけ言えるとしたら田中稔に任せとけ!」と自信たっぷりにプロレスファンへ呼びかけていた。


☆4/18(日)神奈川・カルッツかわさき『田中稔プロデュース「the SPECIAL ONE Vol.2〜田中稔に任せとけ!」』17:00開場、17:30開始

▼女子タッグマッチ
ななみ
花園桃花
vs
三浦亜美
真琴

▼男子6人タッグマッチ
慎吾
火野裕士
SUGI
vs
エル・リンダマン
T-Hawk
CIMA

[参戦選手]※順不同
田中稔
青野未来
後藤恵介
友龍
田中将斗
入江茂弘
洞口義浩
関本大介
真霜拳號
飯塚優
海和択弥
ワイルド・ベアー
伊藤貴則
ワイルド・バニー
マドレーヌ

[リングアナウンサー]
阿川祐未

[特別リングアナウンサー]
田中ケロ

[特別ゲスト]
アントニオ小猪木


【会見の模様】
▼稔「まずですね、最近、アントニオ猪木さんが闘病されていて、リハビリを頑張っていらっしゃる動画がYouTubeで上がって話題になってるんですけど、アントニオ猪木というプロレスラーに影響を受けた人とか、いい意味で人生を変えられた人、レスラーはいっぱいいたり。レスラーになってもいっぱいいるし、猪木さんから勇気とか元気とか夢をもらった人は物凄い数いると思うんですね。そんな凄い方が今、リハビリを頑張っていらっしゃるのもあるし、僕もそんなに深いかかわりを持たせていただいたわけじゃないんですけど、新日本プロレス時代に3ヵ月ぐらいロサンゼルスの猪木道場で修業させてもらったことがあったり、今回、主催の豊島会長もバリバリの猪木信者で。そのタイミングで豊島さん主催で僕のプロデュース大会で試合があるということで、微力ながらもですけど、何かできないかと考えていて、大会をやるんでプロレス会場からプロレスファン、参加するプロレスラーから猪木会長に元気を送れればなというので、ずっと何ができるかなと考えてたんですけど。僕が藤原組のデビュー前、新弟子の頃に藤原さんが関節技セミナーというのを月に1回やってたんですけど、それに常連で来ていた芸人の卵さんがいて、それが今のアントニオ小猪木さん。未だに僕、小猪木さんと仲良くさせてもらってるんで話をしたら、小猪木さんが猪木会長へ元気を送りたいというのに賛同してくれて、今回、猪木会長の応援ということで、小猪木さんに来てもらうことになりました。小猪木さんは猪木芸人というぐらいなんで、猪木愛が物凄いわけですよ。だからピッタリかなと思って。僕の20周年の時も京都でやったんですけど、あいさつだけで小猪木さんに来てもらったんですけど、その時、突然つぼ原人が現れて試合をするっていう展開になったんですけど。今回も何が起こるかわからない。もしかしたらつぼ原人との再戦があるかもしれないです。今回は猪木さんに少しでも元気をお届けできればということで来てもらいます。入場してくるのが小猪木さんとはいえ、会場で入場ゲートから選手が出てくる時に炎のファイターがかかるだけでもテンション上がるんで。一番テンション上がるのは豊島会長だと思いますけどね(笑) というわけで特別ゲスト・アントニオ小猪木さんです」

▼稔「本当は参戦選手だけ全員発表して、カードは当日、試合前のオープニング映像で初めて明かされるシステムにしようと思ったんですけど、男子のカード1つ、女子のカード1つを出して、それによって、おそらくたくさんメンバーがいる中で皆さん、誰と誰がやるのかなと考えてたと思うんですけど、ここで一つずつカードを出すことによって1個予想の幅が広がったり、予想しやすくなると思うんで、男子一つ、女子一つカードを出そうかと思います。ここだけの話なんで内緒ですよ(笑) 全6試合あります。6試合あって今から言うカードが何試合目かは内緒なんですけど、まず女子のカード発表しましょうか。『真琴&三浦亜美vs花園桃花&ななみ』。女子のカードに関しては正直、豊島会長にお任せしたところがあって、僕からのリクエストは真琴ちゃんだけだったんですね。真琴ちゃん、何でかって言ったら僕、普段GPSプロモーションのトレーニングコーチをしてまして、そこで週に1回みんなでトレーニングしてるんですけど、結構、基礎トレを、腕立て、腹筋をガッチリやってるので、来たけど知らないうちに来なくなる選手もいる中で、真琴ちゃんはほぼ毎週来て、基礎トレ全部こなすんですね。きついからヒーヒー言いながらですけど、何も文句を言わず全部やってくれて。絶対そのうち来なくなると思ったら絶対来てくれて。練習仲間ということもあるし、練習していても真琴ちゃん、手足が長いんで何の動きをさせても映えて、マット運動もきれいで。かわいいし、ただの華っていうんじゃないオーラが凄くある子なんで、真琴ちゃんはお願いしたいなと。このカードには入ってないですけど、マドレーヌ選手も同じで、マドちゃんも練習仲間なんで、この二人はどうしてもお願いしたいと豊島会長にお願いして。他の3選手、三浦選手、花園選手、ななみ選手は豊島会長が選んでくれたんですけど、大会に花を添えてくれるかわいい子ばかりなんで、僕も楽しみですね。かわいい子ぞろい? そう。これ今、僕が豊島会長が選んだんですよって言わなかったら、稔のヤロー、かわいい子、自分の好みで選んでんだろうって思われると思うんで。僕好みは真琴ちゃんなんですけど…僕好みっておかしいですね(苦笑) 真琴ちゃん、かわいいんで。結局、好みで選んでんのかって(苦笑) でもホントに真琴ちゃんは動きの見栄えが全部よくて、若い子に教える時も真琴ちゃんを題材というか、真琴ちゃんに例を見せてもらうことが多いぐらい。お手本になってもらうことが多いんですよ」

――三浦選手はまだデビューしたてで期待され、170cmで体も大きい。

▼豊島会長「真琴選手も170cmなんで」

▼稔「真琴ちゃんと当たるんでしたっけ?」

▼豊島会長「いや、組む。170cmコンビ。花園選手、ななみ選手は小さい。花園選手にいたっては149cmなんで」

▼稔「小さかったですね。この間、尼崎でデルフィンさんの大会に出た時に初めて会ってあいさつしたんですけど、かわいらしい子で。大阪にかわいい子がいるって噂は聞いてたんですけど。かわいい、かわいいって言うと、またそっちの話になるんですけど(苦笑) ホントだ、かわいいな、この子と思って」

▼豊島会長「ななみ選手はまだ中学3年生で、とにかく一生懸命」

▼稔「そうですね。だから期待できると思います。もしかしたら、これメインになるかもしれない。当日、僕が急にメインにする可能性もあるんで。僕がプロデューサーなんで」

▼稔「今人気の#STRONG HEARTSのお3方。『CIMA&T-Hawkエル・リンダマンvsSUGI&火野裕士&慎吾』。これはユニット対決になるんですけど、この6人タッグを組んでおります。僕、GLEATという新しい団体に3月1日から所属になりまして、同じ団体の仲間ということで#STRONG HEARTSにお願いしたいのがあったんですけど、今大会をプロデュースするにあたって選手を選ぶ時に面白い、お客さんを盛り上げてくれる人たち誰だろうと思った時に、間違いないのが#STRONG HEARTSだったんで。このタイミングで同じ団体になったのもあったんで、#STRONG HEARTSは絶対お願いしたいなというのがあって。対戦相手、誰だろうと思った時に、ユニットで探してたんですけど、T-Hawk選手と火野選手のチョップ対決が見たいところから始まって、リンダマン選手は誰と当たっても面白い攻防をしてくれるんで、SUGI選手とリンダマン選手の絡みも見たいなと思った。#STRONG HEARTSの試合って例えば初めて当たる選手だと、もしかしたら脱線しそうかなとなってもCIMA選手が達人並みに交通整理して、いい試合に仕上げるっていうのがあるんで、これは間違いないだろうと思ったんで組ませてもらいました。凄く自信のあるカードです。展開がスピーディーだし、連係が凄いんですよ#STRONG HEARTSって。だから、これぞ6人タッグというのがみられるだろうなと。繰り返しますけど、間違いないカード、間違いない人たちと思って組んでるんで」

▼稔「このカード二つ出したことによって、じゃあこのカードかと思ったけど違うんだったら、こうかなとか、考えやすいと思うんで。プロレスファンの人にとって考える時間というのも凄く楽しいと思うんで、いろいろ想像してもらいたいですね。女子に関してはあと3人残ってるじゃないですか。バニー様とマドレーヌと青野選手。プロレスって3WAYマッチとか、ミックスドマッチとかあったりするんで、これ、じゃあ残ってるからこういうカードかなと予想もできるかもしれないけど、もしかしたらミックスドマッチかもしれない。もしかしたらメインイベントが田中稔vs青野未来の可能性も十分、僕ならやりかねないんで、そういう無茶を。いろいろ予想して楽しんで当日を迎えてもらえたらなと。当日のオープニング映像で初めて明かされるんで、こういうカードかと。でもいざカードが出た時に思ったよりも面白いかもって言われる自信があるカードなので」

▼稔「リングアナウンサーも僕好みで祐未ちゃんに来てもらってるんですけど、ケロさんは僕も聞いた時にびっくりしたんですけど、新日本プロレス時代にお世話になって、ずっとコールしていただいていたんで。今、新日本プロレスのリングアナは尾崎(仁彦)さんですかね。尾崎さんも僕がいる時はリング屋さんでいたから知ってるんですけど、子供の頃に新日本プロレスを見た時のリングアナウンサーはケロさんだったんで。プロレスファン時代に、プロレスラーになってからコールされたいリングアナウンサーはケロさんとUWFが好きだったんで古田(信幸)さんが夢だった。古田さんはリングスに上がってかなったし、ケロさんにはずっとしてもらってたんですけど、ここにきて、また僕のプロデュース大会でリングアナをしてもらえるのは凄くうれしいですね。どの試合をコールするか、そのへんはわからないですけど」

――自身のカードについてヒントだけでも

▼稔「僕がプロデュースしてる大会ですし、48歳、キャリア27歳になって、まだまだ出しゃばりなんで、やっぱり一番おいしいところに僕を並べてるんじゃないかなと予想していただければ。希望としては青野未来戦を実現させたいですね。周りに反対されようが。実際に組まれるかはあと10日後にわかると思うんですけど」

――GLEAT所属としてプロデュース大会を迎えるが?

▼稔「GLEATに関してはプロレスリングGLEATとLIDET UWFがあるんですけど、僕はLIDET UWFの方に力を入れると言ったらおかしいですけど、デビューした頃にUWFスタイルから始まって、このキャリアでまたUWFスタイルに戻るんで。別物とは思ってないですけど、プロデュース興行で見せる田中稔とまた違うものだと思うんですけど、ゆくゆくはミックスさせていきたいですね。LIDET Uで見せる田中稔と、普段と言ったらおかしいですけど…自分の中でも今、混乱してる状態ですね。LIDET UWFでシリアスな試合をやるのに、OSW認定覆面世界一チャンピオンだったりとかするんで、かなり自分の中でも混乱してる状態です。どっかで必ず一本の線につなげるので。その第一歩ですね、この4月18日は」

――カルッツかわさきという会場については?

▼稔「僕、言ったら川崎に何のゆかりもないんですけど、言うとしたら毎週ディアナ道場で練習してるんで、そういう点では川崎にはよく通ってるのがあったりとかして。あとノアに出てる時に2回ほどやってるんですけど、凄くいい会場なので何とか超満員を目指して。あと10日ですけどね、あとチケットがどのぐらいあるかわからないですけど、とにかく超満員にして、最初に話した猪木会長への僕らなりのエールを送りたいのがあるんで、たくさんの人に集まってもらって、みんなで盛り上がってというのがありますね。元気を送らせていただきたい」

――ビッグマッチでカードの当日発表はかなりのチャレンジな企画だが?

▼稔「自信があるから発表しちゃった方がいいという意見もあったんですけど、せっかくのプロデュース大会だし、普通のことはしたくないなと最初思って、これだけのメンバー、カードに出てないメンバーで田中将斗さんがいて、入江選手がいて、関本選手がいたりとか、あとは予想してもらうしかないんですけど、これ絶対面白くなるなというカードを組んでるんで。確かに当日発表でチャレンジではあるんですけど。ノアとかが入場したらわかるってやってるじゃないですか。それはヨソがやってるんで。GPSプロモーションの映像って凄いんですよ。凄くクオリティが高いんで、それもあってオープニング映像でみせるって発想になったんですけど。あとはカードがわかっていてだと、最初の前半見ない人とか、後半から来る人とかいても困るじゃないですか。オープニング映像でわかりますって言ってたら、オープニング映像の時から来てくれるかなって考え方もあってですね。せっかくだから一番最初から。僕、毎回プロデュース大会とか、自分の何周年の大会とか全部そうなんですけど、客入れの曲からこだわってるんで。客入れの開場から来てほしいなと。逗子の時も吉川晃司を流してたらみんなびっくりしてましたけど、そのへんから喜んでくれる人は喜んでくれるんで。また同じかもしれないし、大好きなB'zかもしれないし、そのへんから楽しみにしておいてもらえれば」

――ここまでの稔選手の発言からファンは女子の選手と絡むのではと予想するかもしれないが?

▼稔「もしかしたらあり得ます。僕は青野未来戦をいつか実現させるために、引退してもいい年なのにまだやってるのはそのためみたいなもんですからね。真琴ちゃんとシングルしたかったですけど、カード入ってしまったんで。当日楽しみにしていただければ。逆にこれ言うと青野選手のファンが引いて来ないかもしれないんで。適当なこと言ってるから気にしないでください(苦笑) 青野選手のファンは深く考えないでください」

――どんな大会にしたいかと、今後の目標は?

▼稔「単純に興行なんで来た人を驚かせたいし、熱狂させたいし、来てよかったなっていう大会になってくれるのが一番いいんで。そういうカードを組んでるつもりなんで。プロレス見る時っていろいろ難しいこと考えながら見るんじゃなくて、頭の中を空っぽにしてみてもらうのが一番って僕よく言うんですけど。とにかく楽しんで、大騒ぎして帰ってもらえれば、次の大会につながるんじゃないかなと。GLEAT所属にはなってますけど、GPSプロモーションにずっとお世話になってるんで、またこういうプロデュース大会ができたらと思ってるんで」

――マドレーヌ選手とはやりたくない?

▼稔「いいえ。マドちゃんかわいいですからね。やるなら3WAYで。僕とマドちゃんと青野選手と。マドちゃん、かわいいですよ。練習も真面目だし、ああいうキャラだけど凄く真面目な子なんで。真面目だからゆえ、キャラ出さなきゃって空回りする子なんで。ぜひマドちゃんも応援してあげてほしいですね」

▼豊島会長「なぜかわいいが基準なんですか?」

▼稔「でも僕、WRESTLE-1時代に初期の頃に女子のカード組んでて、それ僕の提案だったんですね。僕が担当でよくブッキングとかしてたんですけど、地方に行けば行くほど、女子プロレスの大会よりも男子のプロレスを見に来て華があって凄く好評だったんですよね。地方で女子プロレスの試合が凄く喜ばれたんで。大会に女子のカードを入れるってWRESTLE-1で学んだところがあって。その時に名前がある有名な選手、大御所とかよりも、単純に見た目がかわいい子が戦ってる、一生懸命やってるってところを初めてみたお客さんは凄く応援するんですね。かわいらしい女の子が頑張ってるのを。WRESTLE-1時代にそれに気づいて、それから自分の興行に女子のカードを入れるようにしてて。25周年の時にSareee対ジュリアって組みましたけど、めちゃめちゃいい試合やってくれて、メインの僕が食われるぐらいの試合されて。今、二人とも凄いじゃないですか。一人はWWE、一人はスターダムのメインに出るような。だから、そういう意味で言ったら、まだ名前がない選手でもゆくゆく凄くなる可能性って凄くあるんで、そういうのを見ていくのも楽しみだし。花を添えてくれるという言い方がありますけど、ホントにまさに女子の選手って花を添えてくれるんで。というところですかね。単純に僕が女好きみたいに誤解されるとアレなんで(苦笑) そういう意味で女子のカード入れてますってところで納得していただければ」

――最後に

▼稔「ホントに任せてよかったなと思ってもらえるような大会にしたいというか大会になると思うんで。4月18日って強豪の大会が多いんですけど、これを選んでもらって損はなかったな、むしろ得したなっていう大会にできる自信はあるんで。ぜひ、4月18日はどこを見に行こうかなと迷ってる人がいたら、迷わずカルッツかわさき『田中稔に任せとけ!』を選んでほしい。絶対損はさせない。むしろ得させます。最後に一つだけ言えるとしたら田中稔に任せとけ!」

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