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4/10【全日本】無法ジェイクねじ伏せた 王者・諏訪魔がメイン激闘でチャンカー初日

『2021 Champion Carnival〜team AED presents〜』
(2021年4月10日)愛知・名古屋国際会議場
「2021 Champion Carnival」公式戦 ○諏訪魔vsジェイク・リー×

 諏訪魔が激闘の末にジェイクをねじ伏せ、2戦目にして初白星。13年ぶりV2と史上8人目の三冠王者による優勝へ向けて始動した。

 13年ぶり2度目の優勝で全盛期を証明する構えの諏訪魔だが、初戦で耕平に雪辱を許して初戦黒星。一夜明けたこの日の2戦目も強敵。TOTAL ECLIPSEの一員となった新生・ジェイクとの“シングル初対決"を迎えた。

 三冠王者を待っていたのは苦闘。場外戦で先手を取られた諏訪魔は中盤までペースを握れず。反則も織り交ぜたジェイクの攻めによって守勢に回った。フライングショルダーやジャーマンで打開を図っても、バックドロップは決められず。ジャーマンの投げ合いに持ち込んでも、ダメージの差によって流れをつかめない。

 それでも意地のエルボー合戦をダブルチョップで制したが、ジェイクにヒザの雨を降らされて逆転には至らず。ニーリフト連打を速射砲で浴び、なおもヒザ蹴りを連発されると、力なくダウン。グロッギー寸前になったところにジャイアントキリングを前後から連打されて敗色濃厚の状況に追い込まれた。

 すかさずジェイクがD4Cで勝負に出たが、諏訪魔はこれを食い止めた。ダブルチョップを乱れ打つと、飛びヒザ蹴りを食らっても、ジャイアントキリングをキャッチ。そのまま怪力で持ち上げるやラストライドを久々に爆発させて逆転勝利を決めた。

 諏訪魔がジェイクを粉砕し、2戦目にして初白星。ジェイクが予告していた全勝Vを消滅させた形ともなった。ジェイクには10年前と変わらず三冠王者でいることに批判的な言葉を投げかけられていたが、それに反発するように「10年前も俺はチャンピオンなんだよ。今もチャンピオンだ。そしてもう10年、俺チャンピオン行っちゃおうかなオイ!」」と壮大な長期政権を見据えてみせた。

 そして名古屋のファンに「このチャンピオン・カーニバル、三冠王者で優勝して完全制覇。そして全盛期をまだまだ証明したいと思う。皆さん、期待していてください」と公約してCC2戦目を締めた諏訪魔。「生まれ変わってんな、あいつは。危ないよ。胸が痛くてしょうがない。折れるぞ、ありゃ。自信持ってんだよな、あいつは。それが脅威だな」とジェイクの変化に目を見張りながらも、「俺だってチャンピオン・カーニバル優勝する。完全制覇だよ。全盛期を証明するって名古屋のみんなの前で言ったわけで、それを達成したいな」と改めて春の栄冠獲りを宣言した。

 3戦目は明日4・11新潟大会。昨年覇者・ゼウスと対決する。昨年の公式戦では敗れているものの、10・17大阪大会での三冠戦で雪辱。それ以来6ヵ月ぶりの再戦となり、「この勢いで明日、ゼウスだろ。絶対に勝つよ、あいつには。ここでまたやられたら、もっと距離縮められてしまうよ」と誓った諏訪魔は対ゼウス連勝でこの日つかんだ勢いをさらに加速させる。

【諏訪魔の話】「よし。ジェイク、生まれ変わってんな、あいつは。危ないよ。胸が痛くてしょうがない。折れるぞ、ありゃ。自信持ってんだよな、あいつは。それが脅威だな。今日一回勝ったぐらいじゃあいつの心まだ折れてねぇだろうな。そんな感じするわ。負けても残ってやがるなんて。気強くなったもんだよ。昔のあいつじゃねぇのはよくわかったんだ今日。俺だってチャンピオン・カーニバル優勝する。完全制覇だよ。全盛期を証明するって名古屋のみんなの前で言ったわけで、それを達成したいな。この勢いで明日、ゼウスだろ。絶対に勝つよ、あいつには。ここでまたやられたら、もっと距離縮められてしまうよ」

※ジェイクはノーコメント

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