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4/11【全日本】石川2勝目 青柳を技あり料理で「ネタ枠以下の以下」回避

『2021 Champion Carnival』新潟・万代島多目的広場(大かま)(2021年4月11日)
「2021 Champion Carnival」公式戦 ○石川修司vs青柳優馬×

 石川が青柳を粉砕して2勝目。「ネタ枠以下の以下」の屈辱を回避した。

 2017年覇者・石川は初戦で土肥との真っ向勝負を制したが、前夜の名古屋大会で昨年覇者・ゼウスに敗れて初黒星。3戦目となったこの日、青柳と対決した。

 序盤から石川はエプロンへのボディスラム、エプロンから場外へのダイビングフットスタンプと荒技を連発して主導権を握った。中盤まで体格差にものを言わせて圧倒し、青柳がダイビングボディアタックを連発しても、エンドゲームには持ち込ませず。ダイビングフットスタンプを投下し、ジャーマンで投げられても、すぐさまラリアットでやり返した。

 劣勢が続いた青柳はエルボー合戦で真っ向勝負を挑み、ようやくエンドゲームに捕獲して流れを引き寄せた。石川がファイアーサンダーで逆襲しても、逆さ押さえ込み、回転足折り固めと丸め込みを連発した。が、ここで石川がお株を奪った。ランニングニーリフトを青柳がスクールボーイで切り返そうとしたところで逆に足を取ってひっくり返して丸め込み、3カウントを奪った。

 青柳に追い込まれながらも最後は快勝。「普段と違う俺をみせようって勝手な考えがあって」と幅広さを披露した石川が2勝目で白星先行とした。「ネタ枠」呼ばわりした大谷に初戦で敗れた青柳は「俺に負けた奴、ネタ枠以下の以下にしてやる」と宣言していたが、大巨人はその屈辱を回避。「GAORAチャンピオンがネタ枠以下の以下になるわけないから。クイック(丸め込み)でも3つ獲った。何でもやれますよ俺は」と胸を張った。次戦は4・18千葉大会の大谷戦。大巨人は「チャンピオン・カーニバル最後まで生き残って、GAORA TVチャンピオンの俺が優勝します」と宣言してみせた。

【石川の話】「これで2勝目。ちょっとね、俺には対青柳、ちょっと普段と違う俺をみせようって勝手な考えがあって。あいつ、いつも終盤で丸め込み結構くるんで、それを読んでの。青柳に負けたら自分自身、ネタ枠以下の以下? 危ないね。GAORAチャンピオンがネタ枠以下の以下になるわけないから。クイックでも3つ獲った。何でもやれますよ俺は。で、チャンピオン・カーニバル最後まで生き残って、GAORA TVチャンピオンの俺が優勝します」

【青柳の話】「まだまだ。あぁチクショー。石川修司をネタ枠以下の以下にしてやろうと思ったけどダメだ。何でもできちゃう、あの人。嫌いホントに。何だろう。浮き沈み激しいね。昨日勝ってこのまま勢いよくいこうと思ったけどダメだね。チャンピオン・カーニバル厳しい。世知辛いよ。次、ゼウスさんか。めちゃめちゃ勢いに乗ってる人と次、対戦するのちょっと嫌だけど、前年度優勝者だけど、俺は空気は読まないぞ。誰も青柳優馬が勝つなんて思ってないことはわかってるけど、勝つのは俺だから」

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