4/20【新日本】GODがタイチ&ザック完全KO タッグ受諾条件「シングル勝利」再提示

『Road to レスリングどんたく2021』東京・後楽園ホール(2021年4月20日)
○タンガ・ロア&タマ・トンガ&邪道vsタイチ&DOUKI&ザック・セイバーJr.×

　GODがタイチ&ザックを完全KO。ロアは「ザック、万が一お前がシングルでこの俺に勝ったら、お前とタイチにベルトに挑戦させてやる」とあらためてIWGPタッグ受諾条件を提示した。

　5・3博多大会で一騎打ちを控えるタイチとトンガ、ザックとロアがこの日も6人タッグで激突した。IWGPタッグ王者GODはタイチとザックが博多で勝利すれば、挑戦を受ける意向を示しており、両軍のせめぎ合いは激化の一途。今宵は王者組が大きな爪痕を残した。

　奇襲攻撃に出たBULLET CLUBがDOUKIに集中砲火を浴びせたが、タイチもトンガ相手にステップキック連打、串刺しアックスボンバーで攻め込んで巻き返し、聖帝十字陵で捕らえる。ロアがカットに飛び込んでもアックスボンバーで返り討ちにし、邪道が乱入してもノド輪からの上手投げで蹴散らす大立ち回り。トンガがドラゴンスクリューやトンガンツイストで反撃しても、ガンスタンを阻止してジャンピングハイキックをさく裂させた。

　ザックもフロントネックロックでロアに絡みつき、左腕へのピンポイント攻撃で続いたが、GODの合体トンガンツイストによって失速。タイチが飛び込んでもトンガがベルト殴打で返り討ちにする暴挙を働いた。ローンバトルに追い込まれたザックもフロントハイキックを連発し、卍固めを仕掛けたものの、阻止したロアは怪力でザックを抱え上げるとエイプシットで突き刺して3カウントを奪った。

　GODがタイチ&ザックをKO。試合後、ロアはザックとの一騎打ちをにらんで「万が一お前がシングルでこの俺に勝ったら、お前とタイチにベルトに挑戦させてやる」とIWGPタッグ挑戦受諾の条件を再提示した。当然、返り討ちにする自信があってのもので、「もちろん俺はお前を倒し、もう2度とこのベルトに挑戦できなくしてやる!」と宣言。GODはタイチ&ザックをIWGPタッグ戦線追放に追い込むつもりだ。

【ロアの話】「ザック・セイバーJr.、俺のマイクはちゃんと聞いてたか? 毎日毎日ベルトに挑戦させろってうるさいから返事してやったぞ。俺に潰されてリングで大の字になってたからマイクを聞く余裕がなかったか? じゃ、後でちゃんとチェックするんだな。万が一お前がシングルでこの俺に勝ったら、お前とタイチにベルトに挑戦させてやる。だがもちろん俺はお前を倒し、もう2度とこのベルトに挑戦できなくしてやる!」

※トンガはロアのコメントを聞き終わると、頷きながら控室へ

※邪道はノーコメント

※タイチ、ザック、DOUKIはノーコメント