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4/22【NOAH】藤田と杉浦が調印式で生ビール一気飲み 同門ナショナル戦へ景気づけ

 4・29名古屋大会のGHCナショナル王座を懸けて激突する王者・藤田和之と挑戦者・杉浦貴が22日、前代未聞の“酒盛り調印式"を展開。豪快に生ビール一気飲みを繰り返しながら、真っ向勝負へ景気づけした。

 杉浦軍同門対決となるナショナル王座戦。唯一の前哨戦では非情の顔面蹴り3発を放った藤田が杉浦を完全KOしたが、調印式でも藤田が仕掛けた。

 調印書にサイン後「あとはもう俺たちやるしかないな。ね? すごい試合見せるから! よし! 今日はビール持ってこい、ビール!」と突じょオーダー。会見場となったホテルのスタッフから生ビール大ジョッキが運び込まれるや、「よし、やろうか! オレたちの門出だよ。遺恨はないんだから」と提案し、杉浦も「この前人の頭を蹴飛ばしといて…乾杯って」と苦笑しつつも、二人で豪快にジョッキを飲み干した。

 遺恨なき真っ向勝負へ景気づけ。元日本王者同士、レスリング時代はともにナショナルチームでオリンピックを目指した“同期"でもある。「まさかこういう舞台で肌を合わせることになるとは」(藤田)、「だってプロレス行くなんて、そんなそぶり一切無かったからね。で、アトランタ(五輪)終わって、先に行ったから。『あ、やられた!』って思った瞬間もあったよね」(杉浦)と、ゲップを交えつつ赤ら顔の居酒屋トークを展開しながら、数奇なタイトルマッチでの再会を語らった。

 その後も杉浦にビールをすすめまくった藤田は「もう一杯! もう一杯! 飲もうよ。今度は俺の頭殴って蹴飛ばせばいいんだからさ! 持ってきて持ってきて」と豪快に高笑い。「やられた」という杉浦に、「俺だってスギだからやったんだよ。腹割ってさ! 名古屋でガッチリやろうよ!」と持ちかけ、改めて真っ向勝負を誓い合いながらジョッキを傾けた。

 終盤には杉浦も「こっちも負けられん」と“飲み比べモード"に。「どっちが最後立ってるか?って試合でしょう」と語ると、藤田も「今日も? 行く? 勝負しようか? コレ(酒飲み)で」と再提案。「いいけど、じゃあ早くしないとラストオーダー終わっちゃうよ? この時期だから」と杉浦も応じ、足早に居酒屋での“最後の前哨戦"へと向かっていった。

【会見の模様】

※両者調印書にサイン

――王座戦に向けた意気込みを

▼杉浦「先日の後楽園前哨戦では意地を張り合って殴り合い、負けてしまったので、名古屋のタイトルマッチでは必ず最後、俺がリングに立っています」

▼藤田「あとはもう俺たちやるしかないな。ね? すごい試合見せるから! よし! 今日はビール持ってこい、ビール!」

※ジョッキのビールが運ばれてくる

▼藤田「よし、やろうか! オレたちの門出だよ。遺恨はないんだから」

▼杉浦「いいけど、この前人の頭、蹴飛ばしといて…乾杯って…(苦笑)」

※互いの腕をクロスさせながら一気に飲み干す

▼藤田「うまい! もう一杯! おかわり! ふたつ!」

※ジョッキのビールが運ばれてくる

▼杉浦「しかも、ちゃんとよう用意しとんな! 俺、ハイボールのがいいんだけど…っていうか、どういうことだよコレ(笑)」

※再び二人でジョッキを一気飲み

▼杉浦「まわるぞ、これ…」

▼藤田「つまみないの? ないの? じゃあ質疑応答!!」

――藤田選手からの乾杯、どう受け取った?

▼杉浦「ゲプッ!(※ゲップ) …と受取りました」

――調印式でビールを飲むというのは前代未聞だが…

▼藤田「いやぁもう特に遺恨もないしね! もうやるしかないワケだから。オレたちの門出を祝って! 1週間後だからね。今日飲んだって、1週間後だからいくらでも調整できるから。こういうのもアリかな…と思って」

――杉浦選手とはオリンピックのナショナルチームでも同期だったが、こうやってベルトを懸けて闘う日がくるとは…

▼藤田「思いもしないでしょ! そんなこと。階級もスタイルも違うから。まさかこういう舞台で肌を合わせることになるとは思ってなかった」

▼杉浦「だってプロレス行くなんて、そんなそぶり一切無かったからね。で、アトランタ(五輪)終わって、先に行ったから。『あ、やられた!』って思った瞬間もあったよね」

――その藤田のベルトに挑戦する日がきた、このシチュエーションに関しては?

▼杉浦「最高のシチュエーションじゃないの? ベルトを懸けて闘うというのがね、最高のシチュエーション」

――前哨戦ではKOされたが実際に戦ってみて?

▼杉浦「いや、頑丈でしょ。タフだし。ハートも強いし。だってさ、人の頭あんだけ蹴飛ばしといてさ…(笑)」

▼藤田「フフ…もう一杯! もう一杯! 飲もうよ。今度は俺の頭殴って蹴飛ばせばいいんだからさ! 持ってきて持ってきて。つまみはつまみ? カマボコには持ってくんなよ!(笑)」

※再びビールが運ばれてくると

▼杉浦「このホテルもなんかのグルか(笑) なんでこんな準備してんだよ!」

▼藤田「自由に飲んで、ガンガン飲んで! つまみないの? カマボコカマボコ! ガッハッハッハ!」

▼杉浦「じゃあアレは? ホステスは?(笑)」

▼藤田「え? そっち? ガッハッハッハ!」

――藤田選手は初防衛戦となるが、改めてどんな王者に?

▼藤田「なんも考えてないよ! 楽しいよ! 酒飲むのも、闘うのも! それだけそれだけ。そういうのもいいんじゃない?」

▼杉浦「ゲェェェ(※ゲップ)」

――数多くの会見をこなしてきたが、アルコールを飲みながらというのも…

▼杉浦「まさかこれはやられたねえ!」

▼藤田「俺だってスギだからやったんだよ。杉浦選手だから、腹割ってさ! 名古屋でガッチリやろうよ!」

▼杉浦「やるけど!…負けられんな、この(酒飲み)対決も…」

――初代王者だがナショナルベルトへの思い入れは?

▼杉浦「初代だしね。またチャンスが来たんで。思い入れもあるし、デザインも気に入ってるんだよね」

――それだけにどんな試合をしてどんな勝ち方を?

▼杉浦「どっちが最後立ってるか?って試合でしょう」

▼藤田「今日も? 行く? 勝負しようか? コレ(酒飲み)で。それでもいいんじゃない? どう?」

▼杉浦「いいけど、じゃあ早くしないとラストオーダー終わっちゃうよ? この時期だから」

▼藤田「そうだね、じゃあそろそろ行こうか」

――前哨戦では真正面からいってKOされたが、タイトルマッチでは闘い方を変える?

▼杉浦「ないですね。一切。正面から行きます」

※改めて残りのビールを互いに飲み干して写真撮影、そのまま居酒屋へと繰り出す

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