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6/1【NOAH】「中嶋vs北宮」遺恨決着戦は“敗者髪切り金網デスマッチ"が濃厚に ベルト返上は両者固辞、会見で大乱闘

 前夜(5月31日)の後楽園大会で仲間割れした中嶋勝彦とマサ北宮による遺恨決着戦が、“敗者髪切り金網デスマッチ"として行われることが決定的になった。

 前夜GHCタッグ王座を防衛した中嶋と北宮だが、試合中の誤爆に耐えかねた北宮が試合後に決別のサイトースープレックスを発射。反骨集団“金剛"離脱も表明し、一夜にして怨敵関係に逆戻りしていた。

 健介オフィス出身のきょうだい弟子。過去北宮が「入門当初から大嫌いだった」と告白していたこともあったが、金剛入り後はタッグチーム“ジ・アグレッション"を再結成してベルトも獲得していた。

 ABEMA配信の6・26TVマッチで遺恨シングル戦が決定。会見した北宮は「10年前から…新弟子の頃から、この野郎のことを嫌いで嫌いで大嫌いだったんだよ。ささいな誤爆かもしれないかもな、たった一回の誤爆でも許せねえんだ」と改めて主張したうえで、「シングルマッチって決まってるけどな、この個人間の争いに余計な介入はいらないし、金剛の連中ももちろん関係ねえんだ。よって金網マッチを要求する。余計なものは排除して、文句のない決着をつける」と突き付けた。

 同じく会見した中嶋も、あきれ笑いを浮かべながら「裏切った身分で何を要求までしてるんだよ? お前……負けたら坊主にしろよ? 初心に返れ」と逆要求。売り言葉に買い言葉で北宮も受けて立ち、“敗者髪切り金網デスマッチ"形式での決着戦が決定的となった。

 タッグチームとして破綻しただけにGHCタッグベルトは返上…かと思いきや「マサ北宮のGHCタッグのベルトだ」(北宮)「俺が勝って防衛できたんだから、俺のものでしょ?」(中嶋)とそれぞれ返上は拒絶。不機嫌に会見を打ち切った中嶋は、写真撮影の段で北宮に乱闘を仕掛け、生拳をぶち込んで前夜の報復に出た。

 両者ベルト返上を固辞するなか、TVマッチで髪切りマッチ&金網デスマッチ。もともとややっこしい二人の関係は、“過去イチ"で混とんとしている。


【会見の模様】

――改めて中嶋と決別した理由は?

▼北宮「昨日も言った通りだ。10年前から…新弟子の頃から、この野郎のことを嫌いで嫌いで大嫌いだったんだよ。ささいな誤爆かもしれないかもな、たった一回の誤爆でも許せねえんだ。シングルマッチって決まってるけどな、この個人間の争いに余計な介入はいらないし、金剛の連中ももちろん関係ねえんだ。よって金網マッチを要求する。余計なものは排除して、文句のない決着をつける。以上!」

――中嶋選手は?

▼中嶋「(※あきれ笑いを浮かべながら)何を言ってんだ?(笑) そもそもベルトを懸けて勝ったのは俺だし、その上でお前は裏切った。裏切った身分で何を要求までしてるんだよ? (※嫌いだということも)女々しいな…いつまで言ってんだよ(笑) お前がしゃべるたびに小さく見えるなあ。ま、いいけどよ。お前……負けたら坊主にしろよ? 初心に返れ」

――坊主にしろと言われたが?

▼北宮「何だっていいよ、やってやるよコノヤロー! テメーこそ坊主になったらテメーの信者が泣いて悲しむぞ?」

――金網マッチで敗者髪切りマッチ?

▼中嶋「……(※無言でうなずく)」

――タッグベルトの扱いについては?

▼北宮「ベルトは持ってんだよ。俺が持ってんだよ! 返上はしない。マサ北宮のGHCタッグのベルトだ」

▼中嶋「さっきも言ったけどさ、俺が勝って防衛できたんだから、俺のものでしょ?」

――返上はしない?

▼中嶋「俺のだからねえ。パートナーもこれから考えないとねえ……もう(質問は)いいんじゃない? 早く終わろうよ」

※写真撮影に移行したところで中嶋が北宮に蹴りを入れて乱闘に発展、首相撲からのヒザ蹴りを入れた中嶋が鉄拳で北宮を殴りつけ、互いににらみ合いながら去る

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