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6/17【東京女子】SKE48荒井が3戦目で初シングル 惜敗も「ちょっと強くなれた気がした」

 『Additional attack』東京・後楽園ホール大会が17日、行われ、SKE48の荒井優希がデビュー3戦目で初のシングルマッチに登場。舞海魅星に惜しくも敗れたものの、「ちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思った」と好感触をつかんだ。

 5・4後楽園・無観客大会でのタッグマッチ、サイバーファイトフェスティバル6・6さいたまSA大会での6人タッグマッチを経て、迎えたこの日の3戦目。舞海との一騎打ちが組まれた。

 自身初のシングルマッチとなった荒井は序盤、ヘッドロックやアームロックを仕掛けたものの、ことごとく舞海に切り返されてしまう。それでもエルボー連打、ビッグブーツで攻め立てたが、舞海のレッグロックや変型デスロックに捕まった。

 足攻めから抜け出した荒井は怒とうのエルボー連打で反撃を開始。ボディスラムで投げると、胴締めスリーパーで絞め上げた。逃れた舞海が串刺しエルボー、串刺しラリアットを繰り出しても、一瞬のスキを突いた荒井はビッグブーツを叩き込むと、必殺のFinally(カカト落とし)をさく裂させた。

 10分過ぎには激しいエルボーの打ち合いとなり、ラリアットをかわした荒井が逆さ押さえ込みで丸め込んだものの3カウントは奪えず。2発目のFinallyが空を切ると、舞海のラリアットを食らい、ミラマーレに捕まってギブアップした。

 荒井の3戦目にして初シングルは惜敗。「私は誰かと一緒の方が心強くて。今日は一人だったので、心細くて。力強い先輩で、どこまでできるんだろうって不安が大きかった」と初体験に弱気になるところもあったようだが、「今できることはできた気がするし。今回の試合に関しては、後悔とかなくて、精いっぱいできたから」と今持てる全てを出し切った。特にFinallyを単独で決めることができたのが収穫で「今までカカト落としは先輩のサポートなしでは出せなかった技なんですけど。今日シングルで“今だ!"と思って出すことができて。まさかできるとは思ってなかったので、すごくうれしかった」と喜んだ荒井は「ちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思いました」と好感触をつかめようだった。

 対する舞海は「勝つことができたんですけど、危ないところがあってビックリしました。自分も同じなんですけど、荒井さんは発展途上だと思うので。技どうこうじゃなくて、向かってくる目つきとか表情とか感情をぶつけようっていう部分がすごいなって思ったし、ヤバいなって思いました」と荒井を称え、「でも今日は舞海魅星の最大の武器である折れない魂が上回ったんじゃないかと思います。またいつでも闘いたいと思います」と続けた。

 「次に向けてまた練習とか頑張りたいなって思います。自分もワクワクできた試合になりました。すごく楽しかったです」と振り返った荒井の4戦目は6・26両国KFCホール大会。「あと1週間ちょっとしかないんで、やっぱり毎回の試合で成長を見せたいので、短い時間ですけど、何かしら成長する姿を見せられたら」と前を向いていた。

☆『Additional attack』東京・後楽園ホール(2021年6月17日)
◇第4試合◇
▼15分1本
○舞海魅星
(12分41秒)
×荒井優希
※ミラマーレ

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