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6/22【新日本】前哨戦第1Rは飯伏先勝 鷹木との同学年対決へ「昭和57年の戦いが始まる」

『映画「ゴジラvsコング」Presents KIZUNA ROAD 2021』東京・後楽園ホール(2021年6月22日)
○小島聡&飯伏幸太&天山広吉&永田裕志vs鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI×

 IWGP世界ヘビー級王座戦の前哨戦第1ラウンドで飯伏が先勝。同じ昭和57年生まれである王者・鷹木とのタイトル戦に向けて、「今から39歳、1982年、昭和57年の、戦いが始まります。東京ドームで待ってます」と宣言した。

 IWGP世界ヘビー級王者の鷹木が次期挑戦者に飯伏を指名し、両者の対戦が決定的になっていたが、ついにその舞台が7・25東京ドーム大会に決まった。正式決定後、両者が8人タッグマッチで初遭遇。前哨戦第1ラウンドとなった。

 待っていられないとばかりに鷹木と飯伏は先発。ロックアップで気持ちをぶつけ合うと、早くもエルボー合戦を繰り広げる。飯伏は掌底連打からソバットにつなげると、フランケンシュタイナーで先手。しかし、鷹木はすぐさま立ち上がると、ショルダータックルで反撃した。緊張感溢れる先制争いに、後楽園ホールは熱を帯びる。

 今日、39歳の誕生日を迎えた内藤や第三世代も奮闘して場内を沸かせると、鷹木と飯伏が再び対峙。飯伏は切れ味鋭いミドルキックで鷹木を蹴り倒すと、自ら手拍子を要求し、スワンダイブミサイルキックやその場飛びムーンサルトプレスを繰り出して、好調ぶりを見せつけた。鷹木の串刺しパンピングボンバーに被弾しても、「効かねえよ!」と叫び、体勢を入れ換えてエルボーを乱れ打つ。

 引かない鷹木も激情に着火し、逆水平とナックルパンチを乱射すると、「来た来た来た!」と絶叫。額をつけてにらみ合うと、鷹木のパンピングボンバーと飯伏のハイキックが3連続で正面衝突した。鷹木はバックエルボー、ナックルパンチ、左腕ラリアットの連続攻撃で押し勝ったものの、飯伏も鷹木&BUSHIをオーバーヘッドキックで蹴り倒して、意地を見せる。

 試合はアメリカ遠征から帰国後、絶好調をキープする小島が決めた。ロス・インゴ軍の集中攻撃を食らってしまうと、急行した飯伏も鷹木のパンピングボンバーで場外に蹴散らされてしまったが、小島はBUSHIの延髄斬りを食らっても倒れず、こん身のラリアットを一閃。この一撃で勝利した。

 試合が決したあとも、鷹木と飯伏は場外でヒザをついてにらみ合い、言葉を交わして挑発し合った。飯伏はすでに臨戦態勢。バックステージでは、内藤が誕生日だったことを意識し、「今から39歳、1982年、昭和57年の、戦いが始まります。東京ドームで待ってます」と宣言。「57年が全てを支配しますよ……」と意味深げに予告した。

 一方、鷹木は「飯伏幸太よ-、オイ。いい蹴りしてんなあ。だが、オイ! こんなもんじゃねーだろ、オイ。もっと強烈な蹴りを持ってんだろ、飯伏! オイ、がっかりさせんなよ。お前、まだスイッチが入ったフリしてんだろ?」と不満げ。「気合いが入ってないんだったらな、オイ! 7・25の前に叩き潰すぞ、このヤロー!」と挑発した。

 東京ドームまで約1ヵ月。決戦に向けての前哨戦が今宵スタートしたが、鷹木と飯伏は同学年ということもあり、これまで内藤を含めて何かと比べてられてきただけに、試合のみならず、言葉でも激しい戦いが続きそうだ。


【試合後の飯伏&小島】
▼小島「さ、どうする、ロス・インゴ、ベルナブレス・デ・ハポン! んー? 内藤哲也、39歳の誕生日、おめでたいけど、オレは39歳の時、もーっともっと、スゲー元気だったぞ! オレが39歳の時は、もーっともっとスゲー強かったぞ! 他のプロレスラー全員圧倒するぐらい強かったぞ! ああ? 同じ戌年同士、一回り違う年齢差で、オレはまだここまでやっていける」

※ここで飯伏がやってくる

▼飯伏「小島さ〜ん!」

▼小島「お! 飯伏くん!!」

▼飯伏「ボクも、39歳です!」

▼小島「お、戌年!」

※小島と飯伏がガッチリ握手する

▼飯伏「ハイ」

▼小島「戌年だ、そうか!」

▼飯伏「いや、あやしい」

▼小島「戌年だ! 戌年は凄いっていう。オッシャ、戌年頑張りましょう。っていうことだ。ありがとうございます」

▼飯伏「今から39歳、1982年、昭和57年の、戦いが始まります。東京ドームで待ってます。(※去り際に)57年(生まれ)が全てを支配しますよ…」

【永田の話】「フー、さてと。肩慣らしは……終わったな」

【天山の話】「OK! ロス・インゴ、ロス・インゴ、あのザマかって、うん。オレが獲ったわけじゃない。でもね、第3世代、そして飯伏。うん。アイツらから獲った。うん、コジがガッチり獲った。これが何を意味するか。うん、教えてほしいよね。うん、このままの勢いで、うん。コジ、そしてオレも永田も、もちろん。いってやりますよ。OK、カモーン!」


【内藤の話】「Hoy es 22 de junio.今日は6月22日。Hoy es mi cumpleaños.今日はオレの誕生日。¿Dónde está Taichi-san? タイチ選手はどこですか? ¿Dónde está Zack-san? ザック選手はどこですか? Quiero un regalo de cumpleaños.誕生日プレゼント、欲しいなぁ〜。カブロン!」

【鷹木の話】「飯伏! 飯伏!! 飯伏幸太よー、オイ。いい蹴りしてんなあ。だが、オイ! こんなもんじゃねーだろ。オイ。もっと強烈な蹴り持ってんだろ。飯伏! オイ、がっかりさせんなよ。おまえ、まだスイッチが入ったフリしてんだろ? なあ。この前のコメント、見たぞ、オイ。“なぜ、鷹木に指名されたかわからない"。オイ、今さらなに言ってんだよ。ええ? G1・2連覇、今年の東京ドーム1・4も1・5もメインを勝利して、初代IWGP世界ヘビー級王者。オイ、おまえを指名しない理由があるか? なあ? これ以上おまえに何か理由を必要か。オイ、飯伏。気合が入ってないんだったらな、オイ! 7・25の前に叩き潰すぞ、このヤロー!」

※BUSHI、SANADAはノーコメント

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