プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/27【NOAH】論外一派が『PERROS DEL MAL DE JAPON』に進化 Eitaは小川に“水ぶっかけ"で宣戦布告

『NOAH “ABEMA PREMIUM MATCH” SERIES MUTA the WORLD powered by ABEMA』TVマッチ(2021年6月27日配信)
○YO-HEY&Eita&NOSAWA論外vs小川良成&進祐哉&吉岡世起×

 DRAGONGATEのEitaを加えた論外一派が『PERROS DEL MAL DE JAPON』に進化。YO-HEYは因縁の吉岡を破って仕切り直しの一騎打ちが決定的となり、Eitaは小川に水をぶっかける大胆挑発で宣戦布告した。

 前夜のノアジュニアランブルで再び抗争着火の煙が立った論外一派とSTINGER。ランブル戦で小川によって失格に追い込まれたEitaが大胆不敵に激しく突っかけ、FULL THROTTLE解体に伴って遺恨関係となっていたYO-HEYと吉岡も喧嘩腰でやり合った。

 試合が佳境に入ると、両軍入り乱れての乱戦状態に。混乱のなかで吉岡が進とともにYO-HEYを押し込んだものの、Eitaのカットに救われたYO-HEYも、吉岡のバズソーキック狙いを丸め込みで切り返しにかかる。吉岡が踏ん張ったところでEitaがImperial Uno(トラースキック)を叩き込み、すかさずYO-HEYが一気に丸め込んで直接3カウントを奪い去った。

 さらに試合後には、鈴木鼓太郎、日高郁人もなだれ込んでSTINGERの小川を袋叩き。気づけば5人にふくれ上がっていた論外一派は、同時発射のトラースキックで小川を大の字にすると、そこへEitaがペットボトルの水をドボドボとぶっかける大胆挑発に出た。

 花道ではリングを振り返り、5人集合で改めてSTINGERを嘲笑。そしてメンバーは『PERROS DEL MAL DE JAPON』(ペロス・デル・マール・デ・ハポン)と書かれた揃いのTシャツを着込んでいた。

 その理由はバックステージで論外から明かされた。「彼(Eita)と俺が組んだってことは、(※Tシャツを示しながら)日本で『PERROS DEL MAL……DE JAPON』。ちゃんとオフィシャルにペロ・アグアヨ・ジュニアの親族から『この名前を使っていい』って承諾も得て」と説明した。

 『PERROS DEL MAL』は2015年に35歳の若さでこの世を去った故ペロ・アグアヨ・ジュニアさんがメキシコで立ち上げたルード(ヒール)ユニットおよびプロレス団体。メキシコに縁深い論外は故人とは同年代で、Eitaも若きメキシコ遠征時代にメンバーだった。時を経て、いわばその“日本版"が誕生した形で、論外を中心に寄り集まっていた名もなきジュニア集団が、Eita加入で『PERROS DEL MAL DE JAPON』に進化した瞬間でもあった。

 同時に論外は「PERROS DEL MAL DE JAPON vs STINGER」の全面戦争開戦も宣言。一時欠場していたYO-HEYも「チンチクリンの吉岡世起よ! 忘れてへんやろな、YO-HEYちゃん帰ってきたったぞ! 次、いつでもええぞ!」と仕切り直しの一騎打ちを迫った。Eitaも「小川、今日は俺に対してイライラしてんじゃねえのか? なぁ? 俺はいつでもやってやるぞ。小川、お前が俺にかかってこい。俺がお前の相手をしてやる」と大ベテランに上から目線で宣戦布告。とにもかくにも、ノアジュニアにメキシコゆかりの火薬庫が産み落とされた。

【試合後のYO-HEY&論外&Eita】
▼論外「(YO-HEYに)どうすんの? あのチンチクリンのヤツ(吉岡)と」

▼YO-HEY「チンチクリンの吉岡世起よ! 忘れてへんやろな、YO-HEYちゃん帰ってきたったぞ! 休んでる間もな、吉岡世起、お前のこといっぱい、いっぱい考えてな、頭パンクするくらい考えとったからな。次、いつでもええぞ! YO-HEYちゃんとペロンと対戦したいんやったら、いつでもかかってこいよ!」

▼論外「何から話すかな…まぁ見ての通り、彼(Eita)と俺が組んだってことは、(※Tシャツを示しながら)日本で『PERROS DEL MAL……DE JAPON』。ちゃんとオフィシャルにペロ・アグアヨ・ジュニアの親族から『この名前を使っていい』って承諾も得て。ノアジュニアもノアの正規軍が申し訳ないけどつまらなさすぎる。それより、この二人(Eita、鼓太郎)は小川良成だろ? で、こっち(YO-HEY)は吉岡だろ? じゃあ俺はHAYATAでも誰でもいいや。やってくぞ、全面戦争だ! まぁある意味、STINGERと俺たちがノアジュニアだ。金剛だとか三バカとかベルトだけ持っててつまんねーな! どうなの? どうせ大した記事書かないマスコミどもから見て今のノアジュニア。STINGER、俺たち、金剛、原田たち…誰が一番盛り上げてる? どこが一番、汗かいてんだよ? 小川良成だって最年長だぞ? あれが最年長だぞ? たまんねーだろ。(※Eitaに)次はいつ? まぁ(ドラゲーの神戸)ワールドが終わったあたりからフル参戦してよ。ま、今回は予告編だからさ。レギュラーメンバーだからな、Eitaが。使い捨てじゃねえぞ!? 使い捨てはコイツ(日高)のことを言うんだよ」

▼日高「おいおい!」

▼論外「まぁ長い付き合いだし…(※と鼓太郎、YO-HEY、Eitaとは握手するが、日高とはせず去っていく)」

▼Eita「昨日のノアジュニアのランブル。俺が誰に負けたか知ってるか? 覚えてるか? 俺はしっかり覚えてるよ。小川良成…小川のオッサン、アイツだ。それでよ、今日運良くアイツと戦えたよ。6人タッグだったけどよ、まだまだ俺は物足りねえよ。恥かかされたんだからな。アイツがノアで最年長? そんなこと、俺は知らねえよ。最年長だからなんだ? 偉いんか? そうじゃねえだろ? リング上で結果残したヤツが上に行けるんじゃねえのか? 今日、俺は思う存分できたからよ。小川、今日は俺に対してイライラしてんじゃねえのか? なぁ? 俺はいつでもやってやるぞ。小川、お前が俺にかかってこい。俺がお前の相手をしてやる。以上!」