拡大

『NOAH “ABEMA PREMIUM MATCH” SERIES MUTA the WORLD powered by ABEMA』TVマッチ(2021年6月27日配信)
○タダスケ&中嶋勝彦&征矢学&覇王&仁王vs清宮海斗&マサ北宮&原田大輔&宮脇純太&大原はじめ×

　金網髪切りマッチで敗れて丸坊主姿となった中嶋が、北宮と大乱闘。タダスケ&覇王組のGHCジュニアタッグ王座挑戦も決定的となった。

　前夜、北宮との遺恨戦に敗れて衝撃の剃髪となった中嶋は、完全なる坊主姿で登場。ともに返上を拒否するGHCタッグ王座問題も横たわったままで、勝った北宮も抗争継続を宣言したことから、のっけから両者先発して激しくやり合った。

　一方でGHCジュニアタッグ王者の原田&大原は金剛ジュニア部隊と火花。特に前夜のジュニアランブル戦で覇王に敗れた大原が手厳しく報復し、タダスケにもトレスフルールでギブアップを迫った。

　だが、中嶋のカットが間に合う。逆に大原が追撃を狙ったところでカット・インした覇王が、カウンターのトラースキックを叩き込むと、間髪入れずにタダスケがラリアットの勢いそのまま押さえ込み、3カウントを奪い去った。

　マイクを握ったタダスケは、ジュニアタッグ王者の原田&大原組を「お前ら、地味やねん。地味やから、見てみい。ベルトが、お前、全然ギラギラしてへん」と切り捨てたうえで、「お前らが持っとったら、ベルトがかわいそうや。そやからな、お前らのベルトに、俺と覇王で挑戦させろ。これは決定やぞ」と挑戦を迫った。

　中嶋と北宮は試合後も場外で感情的な大乱闘を展開。それでもバックステージでは「いやぁ〜スッキリしたあ」と不敵に笑いながら坊主頭をさすり、「どうだ? これからももっと刺激を…くれてやるよ。楽しみにしとけ」と北宮同様“抗争継続"を宣言した。


【試合後の中嶋&征矢&タダスケ&覇王&仁王】
――ジュニアタッグに狙いを定めた

▼タダスケ「実力はリング上で示したやろ? でもベルト、濁ってみえへん? 濁ってるっていうか霞んでる。アイツらには無いねん! 俺らみたいなギラギラしてるモンが無いねん! せやから俺らが代わりに金剛らしくバーッといったるんや、な!」

▼覇王「アイツらが持ってても、いつまでも今まで通りだろ? 俺とタダスケがベルトを獲って、俺たちが輝かしてやるよ」

――仁王選手も問題ない?

▼仁王「ええ」

――中嶋選手は今日も北宮と激しくやりあった。タッグベルトも持ったまま、まだ戦いは続く?

▼中嶋「だって(ベルトは)俺のじゃん。向こうはなんて言ってるか知らないけど。アイツが獲ったかもしれないよ、でも俺が防衛したんだよ。だから俺のだろ? な?」

――頭を丸めたことで恨みは増した?

▼中嶋「別に。(※頭を触りながら)いやぁ〜スッキリしたあ。どうだ? これからももっと刺激を…くれてやるよ。楽しみにしとけ」