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7/1【新日本】小島が後藤を剛腕葬で第三世代トリオ一矢 「必ず意地見せてやる」

『映画「ゴジラvsコング」Presents KIZUNA ROAD 2021』東京・後楽園ホール(2021年7月1日)
○小島聡vs後藤洋央紀×

 小島が後藤をラリアット葬。シングル3連戦で唯一勝利を挙げて一矢報いた小島は「必ず意地を見せてやる」とNEVER6人タッグ獲りを誓った。

 明日(2日)のNEVER6人タッグ戦最後の前哨戦として、王者組vs挑戦者組のシングル三番勝負が実現。先鋒戦では天山がYOSHI-HASHIに敗れてしまったが、中堅戦として、第三世代の小島が王者CHAOSトリオの一角・後藤と激突した。

 10年前のG1公式戦ではこの日と同じく後楽園ホールで対戦(後藤が勝利)している2人の戦いは真っ向勝負で幕開け。場外戦に移行すると、小島のラリアットを後藤が回避し、鉄柱に誤爆させて主導権を握る。そこからラリアットを封じるべく、右腕攻めに着手。ねちっこく一点集中攻撃を仕掛けた。

 しかし、小島もベテランの意地を発揮。後藤のバックドロップを食らってもすぐさま立ち上がり、バックドロップで投げ返す。ここから両者は激しい競り合いへ。小島がマシンガン逆水平を放てば、後藤もエルボー連打でお返し。小島が「いっちゃうぞ、バカヤロー」の雄叫びからダイビングエルボードロップを落とせば、後藤は村正、ブルドッキングヘッドロックで譲らず、試合はシーソーゲームに。

 小島はコーナー上の後藤にラリアットを振り抜いて、場外に叩き落としてチャンスを掴む。ラリアットの相打ちでも小島が押し切ると、コジコジカッターがさく裂。勝負を捨てない後藤も牛殺しを返すと、左腕ラリアットを食らっても沈まず、裏GTRを連発して粘りに粘る。だが、勝負所を逃さない小島は最後までラリアットにこだわって、ついにクリーンヒット。一撃で後藤を沈めた。

 アメリカ遠征後、絶好調をキープしている小島が会心の後藤狩り。パートナーの永田&天山は残念ながらCHAOS軍に敗れ、シングル3連戦は1勝2敗に終わったが、それでも一矢報いてみせた。小島は「何も憶えてねえ。中盤から後半、何も憶えてねえよ。憶えてなくて、こうやって結果を出せたこと、それは今の俺にとってとても大事なことだ。今に見てろ。必ず意地を見せてやる」とぎらついた目で豪語。明日のタイトルマッチに向けて闘志を燃やした。

【小島の話】「何も憶えてねえ。中盤から後半、何も憶えてねえよ。憶えてなくて、こうやって結果を出せたこと、それは今の俺にとってとても大事なことだ。今に見てろ。必ず意地を見せてやる。ただ、後藤洋央紀、今この時代にお前と一緒にプロレスラーでいられたことを感謝してるよ」

※後藤は頭を押さえながらふらついた足取りで無言のまま控室へ

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