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7/1【新日本】6人タッグ前哨戦三番勝負は王者組先勝 YOSHI-HASHIが天山狩り「結果は明日、今日と一緒」

『映画「ゴジラvsコング」Presents KIZUNA ROAD 2021』東京・後楽園ホール(2021年7月1日)
○YOSHI-HASHIvs天山広吉×

 YOSHI-HASHIが天山の奮戦を断ち切る快勝でNEVER6人タッグ前哨戦シングル三番勝負は王者組が先勝した。

 6・22後楽園大会でNEVER6人タッグ王座V6を果たした後藤&石井&YOSHI-HASHIに、天山&小島&永田の第三世代トリオが挑戦を表明し、7・2後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。決戦を翌日に控えたこの日、前哨戦としてシングルマッチ三番勝負が組まれた。

 先陣を切って対戦したのはYOSHI-HASHIと天山。気合みなぎる猛牛は挑発的な張り手を食らい、ショルダータックルを連発されても倒れず。逆にタックルでねじ伏せて先制すると、ヘッドバットや真モンゴリアンチョップを連打した。

 ならばとYOSHI-HASHIは場外戦に持ち込み、フェンス攻撃を連発。リングに戻っても逆水平やエルボーを連打したが、天山はカウンターのニールキックで主導権を奪い返す。真モンゴリアンを連発し、串刺しラリアット、ブレーンバスターの連続攻撃から久々にカーフブランディングを敢行し、アナコンダバイスで一気に絞め上げた。

 耐えたYOSHI-HASHIはヘッドハンターで反撃を開始。スイングネックブリーカードロップで叩きつけてから、バタフライロックで絞め上げたが、立ち上がって逃れた天山は真モンゴリアンと逆水平のラリーを制し、ノーモーション頭突きの打ち合いとなってもYOSHI-HASHIがテーピングを施した右肩にぶち込んで競り勝つ。すかさず倒れ込みヘッドバットで右肩を狙い撃ちし、再びアナコンダバイスで絞め上げてギブアップを迫った。

 だが、YOSHI-HASHIは王者の意地で耐え抜いた。アナコンダバスターで叩きつけられても、ダイビングヘッドバットを自爆させ、こん身のラリアットを叩き込む。倒れない天山がノーモーション頭突きで応戦しても、左ラリアットをカウンターで振り抜いた。さらにトラースキック、ランニングダブルニーの波状攻撃でたたみかけると、バタフライロックで捕獲。一気に絞め上げてようやく猛牛をギブアップに追い込んだ。

 接戦の末、天山の粘りを断ち切ったYOSHI-HASHIが快勝。三番勝負先勝を決めた。「今日は全てにおいて勝ってやろうと思ってたけど、あの石頭だけは歯が立たなかった」と振り返ったYOSHI-HASHIだが、「結果は明日、今日と一緒だから。俺らが必ず勝つ」と明日2日に迫ったV7戦へ向けて必勝を宣言した。

 一方、惜しくも敗れた天山は悔しさを爆発。「今日あったこと、全部ひっくり返してやるから。バカタレが! このまま終わらんぞ」とYOSHI-HASHIへの雪辱を誓い、「明日、テンコジ、そして永田! 3人が組んだら、お前ら一発やからな! 覚悟しとけよ、一発で獲ったるよ!」と豪語していた。

【YOSHI-HASHIの話】「今日は全てにおいて勝ってやろうと思ってたけど、あの石頭だけは歯が立たなかった。だから結果は明日、今日と一緒だから。俺らが必ず勝つ」

【天山の話】「(※インタビュースペースに向かいながら)マジか、ふざけんな、このアホ! (※報道陣に向き直って)YOSHI-HASHIよ、今日あったこと、全部ひっくり返してやるから。バカタレが! このまま終わらんぞ、オイ。えぇ!? 1対1(では)、俺の負けかもしれんけど、明日や明日。明日、テンコジ、そして永田! 3人が組んだら、お前ら一発やからな! 覚悟しとけよ、一発で獲ったるよ! 俺が、俺がYOSHI-HASHI、ぶちのめしたるよ。よく見とけよ。ふざけやがって!」

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