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7/1【新日本】再開前哨戦でタイチ&ザック完勝 揃って大の字・内藤&SANADAに「拍子抜け、凡戦で終わっちまうぞ?」

『映画「ゴジラvsコング」Presents KIZUNA ROAD 2021』東京・後楽園ホール(2021年7月1日)
○タイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのるvs内藤哲也&SANADA&BUSHI×

 7・11札幌大会のIWGPタッグ王座戦「(王者)タイチ&ザックvs内藤&SANADA(挑戦者)」に向けた前哨戦で王者組が完勝。揃って大の字となった内藤&SANADAを「拍子抜け、凡戦で終わっちまうぞ?」などと徹底的にコキ下ろした。

 内藤&SANADAによる“お手製調印書作戦"に、タイチが誕生日プレゼントで返礼するなど、話題が続くタッグ王座戦線。3大会ぶりに再開となった前哨戦で実力のほどをまざまざと見せつけたのは、王者組だった。

 まずはSANADAとザックが先発して技巧戦を展開したものの、ひとたび場外戦で荒れた展開に突入すると、タイチがTVケーブルでSANADAを絞首刑に。一方でザックと鈴木は内藤相手に腕関節を次々に仕掛けて試合を支配した。

 さらに中盤過ぎにはBUSHI相手に天翔ザックドライバーの構え。未遂に終わらせたBUSHIも二人まとめてフランケンシュタイナーで転がし、タイチの天翔十字鳳も切り抜けてみせたものの、タイチは強烈な急角度バックドロップで鎮圧。すかさず聖帝十字陵につなぐ。鈴木が内藤をスリーパー、ザックがSANADAを卍固めで足止めすると、BUSHIもギブアップするほか無かった。

 “再開"した前哨戦は王者組の圧勝。揃って大の字となった内藤、SANADAの上にベルトを置いて見下したタイチは、「俺の札幌のファミリーが待ってんだよ、札幌に来るのを。俺の応援団が3000人ぐらい来る予定なんだよ。そいつらに失礼だろ、内藤。もっと熱いものを見せないと。凡戦で終わっちまうぞ。それともやめるか? どっちだ? 拍子抜けしちまったな」とコキ下ろした。

 ザックも「ナイトーは大してこのベルトが欲しくないんだろ。タカギがIWGPチャンピオンだから悔しいだけだ。そもそもこのベルトに興味があるようには思えない。仮に欲しかったとしたら何でこれまで一度もSANADAと組まなかった?」と指摘。「ツジ&ウエムラに変更してほしいが、会社が受け入れてくれない。仕方ないからナイトー&SANADAとやるしかない。ナイトー、もっと熱くなれよ」とタイチ同様、内藤&SANADAに奮起を促した。


【試合後のタイチ&ザック】

▼ザック「いつまでふざけてるんだ? ベルトの前哨戦だってわかってんのか? いつもは無駄口ばっか叩いてるのに(日本語で)キョーハシャベラナイネ?」

▼タイチ「いつものへらず口どうした? 待ってたんじゃないのか? 3DAYS、3日間。『来い、来い』って言ってただろ、3DAYS。ウチらオフで探してたんじゃないのか? 言いたいことがあったんじゃないのか? どうした? 黙っちゃって! 俺らだってよ、休んでいいねみたいに言われてるけどよ、ただただ休んでたわけじゃねえよ、3日間。俺なんかよ、真面目に毎日家にいて、毎日一人で飲んで、毎日プレステ5やってたんだよ。忙しいんだよ、こっちだって。ただただ休んでたわけじゃねえんだよ。予定はいっぱいあんだよ。それを俺らだけ働かされてるみたいな言い方しやがって。嫌だったらやめてもいいぞ。タイトルマッチをやめてもいいぞ、嫌だったら。何もしゃべることなくなってるじゃん。もっと熱いものくれって言ってんじゃん。何も言わないと伝わんないよ。札幌まで時間ないんだよ」

▼ザック「ナイトーは大してこのベルトが欲しくないんだろ。タカギがIWGPチャンピオンだから悔しいだけだ。そもそもこのベルトに興味があるようには思えない。仮に欲しかったとしたら何でこれまで一度もSANADAと組まなかった? スポットライトがもらえればそれで満足なんだろ。俺たちが1年かけてこのベルトの価値をやっとここまで高めてきたっていうのに、ナイトーの野郎、ふざけんなよ。ちっとも欲しくもないくせに」

▼タイチ「俺の札幌のファミリーが待ってんだよ、札幌に来るのを。俺の応援団が3000人ぐらい来る予定なんだよ。そいつらに失礼だろ、内藤。もっと熱いものを見せないと、凡戦で終わっちまうぞ。それともやめるか? どっちだ? 拍子抜けしちまったな。何もしゃべんない。何これ?」

▼ザック「ツジ&ウエムラに変更してほしいが、会社が受け入れてくれない。仕方ないからナイトー&SANADAとやるしかない。ナイトー、もっと熱くなれよ。今日のお前はいやに静かだった」

▼タイチ「札幌、内藤&SANADAとやってやってもいいけど、やったそのあと新日本、川田&田上組用意しとけよ。東京ドームだ」


【内藤の話】「仙台、名古屋、高岡と3大会連続して偉大なタッグチャンピオンチームであるタイチ選手とザック・セイバーJr選手が会場にいなかったわけで、俺は凄く寂しかったよ。3大会連続して欠場したことが二人にとって凄くプラスに働いてるなって、今日俺は感じましたよ。コンディションも凄く良さそうだしね。安心したよ。7月11日、札幌大会にて行われるIWGPタッグ選手権試合の挑戦者は俺とSANADAなわけで、勢いを見せつけなければいけない立場。今日のリベンジも兼ねて、明日は俺とSANADAの勢いを偉大なタッグチャンピオンチームであるタイチ選手とザック・セイバーJr選手に見せつけてやるぜ。カブロン!」

※SANADA&BUSHIはノーコメント

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