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7/11【新日本】鷹木がワトを真っ向撃破 欠場飯伏へ「お前を潰すのはこの俺だ!」

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(2021年7月11日)
○鷹木信悟vsマスター・ワト×

 鷹木が急きょ一騎打ちが実現したワトを真っ向撃破。欠場となった飯伏に向けて、「勝手に潰れんなよ! お前を潰すのは、誰でもない、なんでもない、この俺だ!」とメッセージを送った。

 IWGP世界ヘビー級王者の鷹木は当初、7・25東京ドーム大会での防衛戦に向けて、挑戦者・飯伏との前哨戦が予定されていた。しかし、飯伏は昨日に続き、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応が見られるため急きょ欠場に。当日にカード変更となり、鷹木とワトとのシングル初対決が実現した。

 自分をアピールするチャンスを掴んだワトは、得意のトルニージョや各種キックで先制するも、余裕を漂わせる鷹木はパワーの差で弾き返す。ロープ際でのパンピングボンバーを皮切りにリング内外全ての局面で圧倒。ワトも懸命に反撃を試みるが、鷹木は単発で終わらせて、なおも攻め立てた。

 それでもワトは必死にチャンスをうかがう。そして、なんとかバズソーキックで鷹木の突進を止めると、左腕ラリアットを絡め取り、レシエントメンテ、TTDと大技ラッシュ。千載一遇の好機を掴むと、RPPを投下したが、避けられて痛恨の自爆に。

 猛攻に転じた鷹木はパンピングボンバーを振り抜くと、ウラカンラナをパワーボムで切り返し、珍しい裏STFやスライディングラリアットで追い詰める。勝負を捨てないワトは丸め込みを連発するも、鷹木はスライディングエルボーからパンピングボンバーをズバリ。ワトはフォールを返して場内を沸かしたものの、最後は「見とけ、飯伏」と叫んだ鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントをもぎ取った。

 飯伏不在のリングでワトを真っ向からねじ伏せ、その強さを改めて見せつけた鷹木は「ワトは頑張ったほうじゃねえーか。少しは楽しめたよ。だが、まだ差があるな。また強くなった時は遊んでやるよ」と余裕を漂わせた。

 飯伏は2日連続でワクチンの副反応により欠場となったが、鷹木は「今日も飯伏は休みか。残念だ。まあでも、仕方ねーな、こんなご時世だから」と理解を示した。そのうえで「だがよ、飯伏、勝手に潰れんなよ! お前を潰すのは、誰でもない、なんでもない、この俺だ!」とメッセージ。「飯伏幸太! どんな状況であろうと、東京ドーム、リングに上がってこい。もう一度言う。お前を潰すのはこの俺だ!」と再度言い放った。

 東京は明日から再び緊急事態宣言に突入し、コロナ禍の収束にはまだ時間がかかりそうだが、鷹木は王者として熱い試合を続けていくのみ。そして、東京ドームのメインで飯伏を待ち受けるだけだ。

【鷹木の話】「ビッグマッチのセミファイナルだぜ、オイ。ワトは頑張ったほうじゃねーか。少しは楽しめたよ。だが、まだ差があるな。また強くなった時は、ワト遊んでやるよ。それはそうと、今日も飯伏は休みか。残念だ、飯伏。まあでも、仕方ねーな、こんなご時世だから。だがよ、飯伏、勝手に潰れんなよ! お前を潰すのは、誰でもない、なんでもない、この俺だ! 7・25東京ドーム、こんなご時世でこんなこと言ったら怒られるかもしれねーけど、あえて言わせてもらう。飯伏幸太! どんな状態であろうと、東京ドーム、リングに上がってこい。もう一度言う。お前を潰すのは、この俺だ」

【ワトの話】「あぁ、悔しい…。お前のレベルまで、鷹木、這い上がってやるよ」

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