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7/11【新日本】ロメロがファンタズモ料理 田口とジュニアタッグ挑戦表明

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(2021年7月11日)
○ロッキー・ロメロ&石井智宏&田口隆祐vsEVIL&石森太二&エル・ファンタズモ×

 ロメロがIWGPジュニアタッグ王者のファンタズモをウラカンラナで料理。試合後、田口との“メガコーチズ"でのタイトル挑戦をぶち上げた。

 久々の来日となったロメロは、前夜(10日)の札幌大会で田口と合体。メガコーチズとして好連係を披露し、ジュニアタッグ王座挑戦に色気を見せると、さっそく今大会では王者・石森&ファンタズモとの対戦が実現した。

 連日、暴行を受けて怒りを溜め込んでいる石井がEVILに襲いかかると、メガコーチズも石森&ファンタズモに奇襲。早くも連続串刺し攻撃の餌食にする。石井にも加勢を要請。EVILしか目に入らない石井に一旦は拒否されたものの、強引に串刺しラリアットを放たせた。が、その後、乱戦になると、ロメロ、そして田口が捕まる苦しい展開に。

 それでも石井が奮戦。石森&ファンタズモをパワーでねじ伏せると、セコンドのディック東郷の介入を受けて激情に着火し、再度襲われた場面では鉄柵に投げつけて制裁する。EVILにはむき出しになったコーナー金具に投げつけられ、レフェリーを使ったひとりマジックキラーを狙われたものの、意地のブレーンバスターでやり返した。

 息を吹き返したロメロも奮闘。凶器が仕込まれている疑惑があるファンタズモの右足によるトラースキックを寸前で回避すると、田口とともにジャンピングヒップアタックを連射した。コーナーで田口が尻を突き出して構えると、ロメロはそこに顔面からファンタズモを叩きつける。さらに、ロメロは田口の尻を蹴り飛ばしてスイング式DDTで追撃した。粘るファンタズモは疑惑の右足で、ラリアットを狙ったロメロの右腕を射抜くと、CRIIの構え。だが、ロメロは狙いすましたウラカンラナでクルリ。ジュニアタッグ王者から3カウントをもぎ取った。

 「サッポロ、オヒサシブリデス!」と日本語で叫んだロメロは、3カウントを奪取したことを強調し、メガコーチズとしてIWGPジュニアタッグ王座挑戦を表明。「ファンタズモ、イシモリ、警戒したほうがいいぞ。なぜなら次、お前たちがメガコーチズの対角線に立つ時は…1、2、3、ナカスゾ、コノヤロー!」と宣戦布告した。

 バックステージでも、ロメロは「2年前のスーパージュニアで俺がお前(ファンタズモ)にタップアウトさせたのを覚えてるか。あれがお前のニュージャパンマットで初めての敗北だったよな。そして今夜はここサッポロで俺がお前から3カウントを取った。IWGPジュニアタッグのベルトは俺たちメガコーチズが必ず獲る」と断言。一方、ファンタズモは「やるかやらないかの決定権は俺たちにある。今ここで答えを教えてやる。お前らに挑戦はさせねえ。お前にどんな力があるのか知らねえが俺には関係ねえ」と対戦拒否の姿勢を示したが、これまで幾度となくジュニアタッグ王座を巻いてきた百戦錬磨の田口&ロメロは一気にタイトル戦まで持ち込む構えだ。

【試合後の田口&ロメロ】
▼田口「OK〜! THANK YOU!」

▼ロメロ「“キング・オブ・コーチ"&“キング・オブ・スニーキー・スタイル"で俺たちが“メガコーチズ"だ! ファンタズモの野郎を3カウントで沈めてやった。気分いいぜ。2年前のスーパージュニアで俺がお前をタップアウトさせたこと覚えてるか。あれがお前のニュージャパンマットで初めての敗北だったよな。そして今夜はここサッポロで俺がお前から3カウントを取った。IWGPジュニアタッグのベルトは俺たちメガコーチズが必ず獲る。それでお前のサドンデスに隠された秘密を徹底的に暴いてやる。もちろん俺たちメガコーチズはお前のブーツに何かが隠されてると見抜いている。嗅覚で分かる。何かが匂う!」

▼田口「ファンタズモの、あいつの足、何が入ってるか。ええ? オレらの作戦あるから。アイツのアレを引っ剥がしてお客さん、皆さんの前に見してやる! 何が入っているのか、どんな不正をしてるのか。アイツらをみんなに知らしめてやりますよ。メガコーチズにかかれば、イチコロですよ。そう、昨日、変な英語で喋ったからなんにも伝わらなかった。でも今日はバッチリ流暢な日本語で話を。昨日からロッキーがキング、キングです」

▼ロメロ「スニーキー・スタイル、キング・オブ・スニーキー・スタイル!」

▼田口「そして私はプリンス」

▼ロメロ「プリンスじゃないだろ。キングだろ。キング・コーチだ!」

▼田口「ノー。King&Prince。キンプリだよ、キンプリ! 新日本のキンプリ。歴史を創るよ。ヒストリーが始まる」

▼ロメロ「見ろよ! 俺たちは伝説だ! コーチズ! ワールドシリーズ! オリンピック! プロレス! ゼンブ!」

▼田口「オール・オーバー・ザ・ワールド!」

▼ロメロ「オール・オーバー・ザ・ワールド! コーチズ。そこんとこ忘れんなよ」

【試合後の石井、EVIL&東郷】
▼石井「ハァー……渡辺ふざけんな、バカヤロー!」

※EVILと東郷がバックステージに乱入する

▼EVIL「イスなんか使って、反則だぞコノヤロー、ええ! 反則だぞこのヤロー、オラ! ふざけんな、オイ! テメェ逃げんなよ、このヤロー!」

▼東郷「おう、サシでやろう、サシで!」

▼石井「サシでやってやるわ、このヤロー!」

▼EVIL「サシで勝負しろ、このヤロー! 潰してやるよ、オイ!」

▼石井「サシだろ、サシ!」

▼EVIL「おう!」

▼石井「サシだろ、オラ!」

▼EVIL「オイ! なんだお前、このヤロー!」

▼東郷「お前、言ってみろ、オイ!」

▼EVIL「お前逃げんなよ、オイ! 逃げんなよ。潰れたくなかったら、逃げんなよ、このヤロー!」

▼石井「潰してみろよ、オイ! だったら潰してみろ、オラ!」

▼東郷「おう、サシだ、サシ!」

※EVILと東郷は先に控室へ

▼石井「相変わらずカメラの前だと吠えてるな、あのヤロー! サシでやってやるよ。アイツのサシでな! サシだ! アイツがいかに哀れで愚かかわからしてやる。サシだぞ!」

【試合後の石森&ファンタズモ】
▼ファンタズモ「あいつら、なんのつもりだ? 分かってんのか、俺たちが戦ってるのはニュージャパンプロレスだぞ! マイクアピールすればいつでもベルトに挑戦できると思ってんのか。お前は俺に勝ってない! どうみてもカウント2だった! 肩が上がってただろ! さっきの試合のビデオがもうあるはずだろ? リプレイで確認しようじゃねえか! ロッキーの野郎、顔にケリを入れやがって…。最後にSHO&YOHにも同じことやられて出血しながらもベルトを獲ったんだぞ。お前たちごときが俺たちからこのベルトを獲れるのか? 無理に決まってる!」

▼石森「どう考えても返してるだろ?」

▼ファンタズモ「ほら、石森が俺の肩が上がってたって証言してるだろ! 昨日あれだけの激闘を繰り広げたっていうのに今日も普通に試合するとはスゴいヤツだ。お前らに俺たちは倒せない。それから(タイトルマッチを)やるかやらないか決定権は俺たちにある。今ここで答えを教えてやる。お前らに挑戦はさせねえ。お前にどんな力があるのか知らねえが、俺には関係ねえ。(石森に)ヒザは大丈夫か? イタイ? デスペラード、ひでえ野郎だ」

▼石森「てかよ、珍しく田口がやる気出してることはよー。なんだお前、シングルじゃなくて、ジュニアタッグ? ふざけんなよ、お前! ああ!? 100円ショップで買って来たかのようなわけわかんない王冠? なにキング名乗ってんだよ! ええ!? 本家にも言われてんだろ! なあ! そういうとこ、お前そういうとこだよ。なあ、やりてえのか、ジュニアタッグ。なあ? 別にいいけどさ。ファンタズモがやるって言うならオレはや・る・よ、うん」

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