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7/14【FMW-E】シャドウWXが8・15大阪・対大仁田へ火炎噴射特訓 師匠憑依で「ミスター・ポーゴ」として出陣宣言

 シャドウWXが8・15大阪大会へ向けて火炎噴射特訓。師匠の故ミスター・ポーゴさんの名を名乗って同大会に臨むことを宣言したWXは「8・15大阪で大仁田厚を焼き尽くすから、俺にふさわしい“地獄のデスマッチ"を用意しろ!」と要求した。

 ポーゴさんが生前、弟子のなかで最もかわいがったといわれるWXは命日である6月23日にポーゴさんの墓参りに行った。その夜、WXが眠りにつくと夢の中にポーゴさんが降臨。枕元で「俺の30年前の大阪での仇を取ってくれ」と語りかけられたという。

 これを受けてWXは「ポーゴさんが俺の体に憑依(ひょうい)した感覚だった。夢に師匠が出てきて、俺に降臨したんだ。ポーゴさんの魂を受け継いで、シャドウWXの名は捨てて、ミスター・ポーゴを名乗る。師匠の名を永遠のものにするために」と決意。FMW-E旗揚げ戦となった7・4鶴見大会に乗り込み、試合後の大仁田をポーゴさんばりのビッグファイアーで火だるまにし、対戦を要求した。

 ポーゴさんは30年前の91年5月6日、FMW大阪・万博お祭り広場大会で大仁田と史上初の地雷爆破デスマッチで対決し、敗れた。会場こそ違えど、同じ大阪の地で師匠の仇を討つべくWXが立ち上がったのだ。

 大仁田が対戦を受諾したことを伝え聞いたWXは某日、関東地区の山林で火炎噴射特訓を敢行した。より師を感じるためにポーゴさんと同じ顔面ペイントを施して臨むと、用意していた灯油10リットルをあっという間に使い切り、ファイアー攻撃に自信を深めた。

 「ミスター・ポーゴ」を名乗ることになったWXは「8月15日はミスター・ポーゴのすべてを背負って、ペイント、コスチュームも師匠と同様のもので出陣する。とにかく大仁田をビッグファイアーで焼き尽くしてやる!」と宣言。「地雷だけじゃ物足りない。この前の“地獄のデスマッチ"より火薬量を増やして、アイテムも過激にして、ミスター・ポーゴが降臨した俺にふさわしい“地獄のデスマッチ"を用意しろ! 俺は甲状腺がんや脳梗塞を患って地獄を見てきたんだ。これくらいどうってことない」と試合形式の変更を要求した。

 “地獄のデスマッチ"は7・4旗揚げ戦で行われた試合形式で、ロープ2面に有刺鉄線電流爆破、電流爆破バット2本、爆破テーブル、そして場外にバリケードマット地雷爆破ボードが設置されるもの。過去に例を見ない過激なデスマッチとなったが、極悪大王が降臨したWXはそれ以上の破壊力を求めてきたのだ。

 大仁田が要求を受け入れれば、大阪の地でさらに過激になった“地獄のデスマッチ"が繰り広げられることになるが…。

プロ格 情報局