7/15【全日本】鬼塚快勝でリンダマンのパートナーに名乗り アジアタッグ王者・ゼウス&イザナギに挑戦へ

『2021 SUMMER ACTION SERIES』神奈川・横浜市保土ヶ谷公会堂(2021年7月15日)
○鬼塚一聖&CIMA&エル・リンダマンvsゼウス&イザナギ&デビル紫×

　鬼塚がCIMA&リンダマンとの#STRONG HEARTSトリオでPURPLE HAZEに快勝。7・22後楽園大会でアジアタッグ王座に挑戦するリンダマンのパートナーに名乗りを上げた。

　当初、リンダマンはT-Hawkと組んでアジアタッグ王者・ゼウス&イザナギに挑戦する予定だったが、T-Hawkが負傷欠場。#STRONG HEARTSから代替選手が選抜されることになっているが、それが決まる前にこの日、前哨戦を迎えた。

　リンダマンはCIMA&鬼塚とのトリオで紫と組んだ王者組・ゼウス&イザナギと激突。中でも気を吐いたのは若い鬼塚だった。試合前から気合をみなぎらせ、ゼウス相手にショルダータックルを連発して正面突破を図る。返り討ちにされてもCIMA、リンダマンとの好連係でイザナギに集中砲火を浴びせて主導権を握った。

　終盤にはCIMAのダイビングダブルニー、リンダマンのバックドロップで援護射撃されて勝機が巡ってきた。ダイビングエルボードロップを投下した鬼塚は、紫の噛みつき攻撃に苦もんしながらも、こん身のスピアーで返り討ち。すかさずアナコンダバイスで絞め上げてギブアップさせた。

　鬼塚がPURPLE HAZEに快勝。GLEAT旗揚げ戦7・1TDCホール大会で6人タッグマッチながらカズ・ハヤシを破った勢いそのままに全日本のリングでも勝利を上げ、アジアタッグに挑戦するリンダマンのパートナーに名乗りを上げた。これにはリンダマンも「今日の鬼塚の勝利があったら問題なし。リンダマンのパートナーは鬼塚一聖でアジアタッグ、PURPLE HAZEから引きはがして、お前、初のベルト、獲りにいっちゃった方がいいんじゃないの!」と呼応した。

　CIMAも「上海でデビューしたんやからね。アジアでいいんじゃない」と後押し。「ただお前、ゼウス選手を呼び捨てはやばいぞ」と釘を刺したが、鬼塚は「いいんです、いいんです。タイトルマッチなんで、このぐらいいかないと」と強気そのもの。「魂で全部受け止めるぞ、ゼウス!」とゼウスとのチョップ合戦も見据えて吠えてみせた。

　ゼウスも「相手にとって不足なしや。俺が全力で叩きのめしたる。覚悟しとけオラ!」と受けて立つ構え。7・22後楽園大会で両軍によるアジアタッグ戦が決定的となった。

【試合後のCIMA&リンダマン&鬼塚】
▼鬼塚「よっしゃ!」

▼CIMA「あの伝説のレスラー、デビル紫から…」

▼リンダマン「ベテラン狩りが冴えてるよ」

▼鬼塚「それで終わりじゃないですから。リンダさん、アジアタッグいきましょう!」

▼リンダマン「確かにT-Hawkが欠場になって、アジアタッグ、リンダマンと誰が組むかとなってたけど、別に決まってなかったけど、今日の鬼塚の勝利があったら問題なし。リンダマンのパートナーは鬼塚一聖でアジアタッグ、PURPLE HAZEから引きはがして、お前、初のベルト」

▼鬼塚「よーし!」

▼リンダマン「獲りにいっちゃった方がいいんじゃないの!」

▼鬼塚「いきますよ!」

▼CIMA「上海でデビューしたんやからね。アジアでいいんじゃない」

▼リンダマン「あいつらより全然アジア名乗れるっつうんだ」

▼CIMA「ただお前、ゼウス選手を呼び捨てはやばいぞ」

▼鬼塚「いいんです、いいんです。タイトルマッチなんで、このぐらいいかないと」

▼CIMA「俺は2回しか耐えれなかったけど、鬼塚やったら1ダースチョップ合戦いけるよな」

▼鬼塚「魂で全部受け止めるぞ、ゼウス!」


【試合後のゼウス&イザナギ】
▼ゼウス「鬼塚、リンダマン、かかってこい。アジアタッグ楽しみやんけ、#STRONG HEARTS。相手にとって不足なしや。俺が全力で叩きのめしたる。覚悟しとけオラ!」

▼イザナギ「PURPLE HAZEの人間たちはチンピラばかりの集まりだってぇのかこのヤロー!? 上等だよ。やってやるよ! PURPLE HAZEはチンピラの集まりだってぇのか!?」