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7/23【NOAH】望月がヨネに21年越しリベンジ 21年後の再戦誓う

『UP TO EMOTION 2021』東京・後楽園ホール(2021年7月23日)
○望月成晃vsモハメド ヨネ×

 望月が21年越しにヨネにリベンジ。21年後の再戦を誓い合った。

 望月とヨネが以前対戦したのは2000年4月のこと。若き日にバトラーツにフリー参戦していた望月は、所属選手だったヨネとの一騎打ちで敗戦。長い年月を経て、ノアマットで21年越しにようやく雪辱の機会を迎えた。

 試合は当時と変わらぬ“バチバチ"な戦いとなった。重たい蹴りやエルボーが何度も交錯。ベテランとなった2人だが、若手時代と変わらず意地と意地を真っ向からぶつけ合った。

 終盤は望月が三角蹴り、ヨネがキン肉バスターにこだわって、激しいせめぎ合いに。どちらも決まらないとみるや、正面からフロントハイキックを打ち合ったものの、ヨネがこん身のエルボーからラリアットを狙った瞬間、上手く回避した望月がロープに押し込み、そのまま横入り式エビ固めへ。泥臭く押さえ込んで3カウントをもぎ取った。

 21年ぶりの一騎打ちは望月に凱歌。これで通算戦績は1勝1敗に。試合後は互いにリングに正座し、頭を下げると、抱擁して健闘を称え合った。

 「モハメド ヨネ。あえて言わせてもらうぞ。米山サトシ。21年ぶりのシングル、しびれたぞ」と感慨深げに試合を振り返った望月は「ああいうバチバチスタイル、あいつが若い頃に散々やってきたことだからね。最後は引っ張るだけ引っ張って、丸め込みで逃げさせてもらったけど、それもプロレスだから」と強調。「いいか、モハメド ヨネ。これで1勝1敗だ、21年越しの。次、リング上であいつは『21年後にやろう』って言ってたよ。俺は楽しみだけどな。やってやるからな、コノヤロー!」と21年後の再戦を誓っていた。

【望月の話】「モハメド ヨネ。あえて言わせてもらうぞ。米山サトシ。21年ぶりのシングル、しびれたぞ。あいつの今のファンキーなキャラというのも、プロレスにああいう楽しいものって必要だと思うし。でも、21年ぶりに組まれたシングル。しかも、俺は21年前に負けてるから、まだ若かった米山に。でもね、ちょっと引っ張りすぎたかなと。ああいうバチバチスタイル、あいつが若い頃に散々やってきたことだからね。最後は引っ張るだけ引っ張って、丸め込みで逃げさせてもらったけど、それもプロレスだから。いいか、モハメド ヨネ。これで1勝1敗だ、21年越しの。次、リング上であいつは『21年後にやろう』って言ってたよ。俺は楽しみだけどな。やってやるからな、コノヤロー!」

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