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7/23【大日本】4度目の戴冠へ二丁拳銃がBJWタッグ挑戦権獲得、宮本はデスマッチ王座挑戦も表明

東京・後楽園ホール(2021年7月23日)
BJW認定タッグ王座次期挑戦者チーム決定戦 ○宮本裕向&木高イサミvs兵頭彰&星野勘九郎×

 ヤンキー二丁拳銃がG★SHOCK1010を下し、BJWタッグ王座挑戦権を獲得。2年10ヵ月ぶり4度目の戴冠を狙うことになった。

 BJWタッグ王者・野村&阿部のアストロノーツへの挑戦権をかけて、イサミ&宮本のヤンキー二丁拳銃と、星野&兵頭のG★SHOCK1010がコンクリートブロック+TLCタッグデスマッチ対決した。

 試合前から星野&兵頭は気合十分。二人で自ら自爆セントーンを披露したが、そこへ二丁拳銃が襲いかかって試合開始となった。二丁拳銃は早くも得意の低空ドロップキックの同時発射を披露。宮本は兵頭の腕をラダーに挟んで痛めつける。イサミはボディエルボーを連打し、場外で騒がしい星野にコンクリートブロックを落として黙らせた。

 劣勢が続いた兵頭だったが、コンクリートブロックへのコンプリートショットでイサミを顔面から叩きつけて突破口を開いた。すかさず星野がラダーを首にかけて回転を繰り返し、二丁拳銃をなで斬りに。ジャンピングネックブリーカードロップとブルドッギングヘッドロックを同時に決めて二人まとめて叩きつけた。

 ここで星野はリング中央にテーブルをセットしたが、察知したイサミはテーブル上に上がった星野の足をイスですくって転落させる頭脳プレーを披露。宮本のバット攻撃は星野がことごとく回避してコーナーに上がったが、宮本はイス攻撃をキャッチされた状態でデッドリードライブを敢行した。

 すかさず宮本がケツバットの構えをみせると、兵頭がスピアーで食い止める好フォロー。ならばと二丁拳銃はダブルドロップキックで応戦。コンクリートブロックを積み上げたが、そこへ星野と兵頭が突っ込み、イサミと宮本をブロックに激突させる。星野がジャンピングネックブリーカードロップで宮本の動きを止めると、兵頭、星野の順でセントーンを投下。宮本が掟破りの逆勘九郎カッターを決めても、星野はすぐさま勘九郎カッターで応戦した。

 星野がカバーに入ると、イサミがラダー上からのダイビングダブルニードロップで急降下してカットした。トペスイシーダで兵頭を分断すると、星野にはロープ越しのジャンピングハイキックをお見舞い。宮本がケツバットを叩き込むと、ラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

 二丁拳銃がG★SHOCK1010を破り、BJWタッグ次期挑戦権を獲得。8・8新木場大会でアストロノーツと対決することになった。勝てば2018年10月に第46代王者から陥落して以来、2年10ヵ月ぶり4度目の戴冠となる。「二丁拳銃まだまだここにありというのをみせましょう。まだまだ俺たちは上を目指していきますから」とイサミが呼びかけると、宮本も「やっぱ高みを狙わないとね。なんのために戦ってるかわからないから。やっぱり一番になりたいっていう男のロマンがそこにあるんで」と呼応した。

 そして宮本は6年以上も遠ざかっているデスマッチ王座にも色気をみせた。この日のメインで王者・塚本拓海と一騎当千覇者ドリュー・パーカーの間でデスマッチ王座戦が行われたが、宮本は「やっぱり高みを目指さないと意味ないから。ずっと今のままじゃダメだし、やっぱりデスマッチやってる以上はチャンピオンになりたいって気持ちが一番あるんでね」とキッパリ。「次のチャンピオンに挑戦します。どっちが勝っても挑戦します」と返り咲きを誓って宣言していた。

☆8/8(日)東京・新木場1stRING 11:30開場、12:00開始

▼メインイベント BJW認定タッグ選手権試合
[挑戦者]
木高イサミ
宮本裕向
(1/30)
阿部史典
野村卓矢
[第52代王者]
※野村&阿部2度目の防衛戦


【試合後のイサミ&宮本】
▼イサミ「うっとうしいG★SHOCK1010はこれで終わり。あとはアストロノーツの持つベルトに挑戦するだけだ」

▼宮本「ベルト挑戦しましょう。久々に二丁拳銃でタッグチャンピオンに返り咲きましょう」

▼イサミ「BASARAのベルトも獲られてしまったけど、二丁拳銃まだまだここにありというのをみせましょう」

▼宮本「そうね」

▼イサミ「俺は昨日、落としたけど、まだまだジュニアのベルトも狙ってるし、今日みたいにGショックでもデスマッチでもまだまだ俺たちは上を目指していきますから。プロレスさせろ。プロレスがしてぇんだ、俺たちは」

▼宮本「やっぱ高みを狙わないとね」

▼イサミ「何歳になっても狙わないとね」

▼宮本「そう。なんのために戦ってるかわからないから。生活のためか? なんのためだ? 生活のためもある、だけど…」

▼イサミ「女にもてたいのもある、金が欲しいもある」

▼宮本「でもやっぱり一番になりたいっていう男のロマンがそこにあるんで」

▼イサミ「一番やりたいことをやってる。よし、その言葉をプロレスしてるって言い方にしよう」

▼宮本「いいね」

▼イサミ「俺たちはプロレスしてんだよ今」

▼宮本「そう」

▼イサミ「楽しくてたまんねぇよ。よし、アストロノーツに絶対勝ちましょう」

▼イサミ&宮本「なぜなら、俺たちは強い!」

※イサミは去る

▼宮本「タッグもそうなんですけど、今日メインイベントで塚本とドリューが戦うけど、そのチャンピオンになった方に俺は挑戦します。やっぱり高みを目指さないと意味ないから。ずっと今のままじゃダメだし、やっぱりデスマッチやってる以上はチャンピオンになりたいって気持ちが一番あるんでね。次のチャンピオンに挑戦します。どっちが勝っても挑戦します」

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