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8/1【ZERO1】今年も天下一ジュニア開催 昨年覇者・北村、リッキー・フジの出場が決定

『第21回 真夏の祭典・火祭り2021』東京・後楽園ホール(2021年8月1日)
○北村彰基&馬場拓海vs日力源太&永尾楓樹×

 今年も天下一ジュニア開催が決定。昨年覇者・北村、リッキー・フジの出場が決まった。

 第3試合は北村&馬場と永尾&日力が激突する新世代タッグ対決が組まれた。右肩負傷で3月から欠場していた永尾は5ヵ月ぶりの復帰戦となったが、昨年の天下一ジュニア覇者・北村が存在感を見せた。

 永尾は馬場相手にエルボー合戦を展開したが、サッカーボールキックで蹴り飛ばされて劣勢に。ダブルショルダータックルでねじ伏せられ、北村のスリーパーに捕まってしまう。すかさず馬場がサッカーボールキックを連打した。

 永尾も起死回生のドロップキックで反撃。日力が串刺しドロップキック、その場飛びムーンサルトと飛び技で巻き返しを図ったが、馬場はカウンターのドロップキックで黙らせる。北村は串刺しジャンピングエルボー、フェースバスター、ゼロ戦キックの波状攻撃に出た。

 日力がミサイルキック、永尾が河津落としで反撃。ブレーンバスターで追撃した永尾がエルボー合戦を制してみせたが、馬場がレッグラリアットで鎮圧。次の瞬間、北村がジャーマンで投げ、フィッシャーマンスープレックスで追い討ちをかける。さらにはジャーマンでダメ押しして復帰戦となった永尾から3カウントを奪った。

 快勝した北村が試合後、天下一ジュニア開催を熱望した。出場者の証であるクリスタルボールを手に「今日で火祭りは終わってしまう。去年、天下一ジュニアトーナメント優勝した俺の元にこのクリスタルボールが届きました」と切り出すと、「ということは、もうすぐ天下一ジュニアトーナメントが始まるんじゃないかと思います」と続け、ディフェンディングチャンピオンとしての出場を見据えた。

 日力、馬場が出場をアピールすると、北村は工藤めぐみGMに向かって「まず今年、開催されるかまだ決まってないじゃないですか。工藤GM、僕のもとにクリスタルボールが届いてます。今年の天下一ジュニアはいつ、どこで開催されるか教えてもらえないですか?」と訴えた。「北村選手、天下一ジュニア忘れるわけないじゃないですか」と言い切った工藤GMは特設ビジョンで天下一ジュニアの日程を発表。8・24小瀬、8・25〜27宇都宮3連戦、8・29伊東、9・4名古屋、9・9新木場の7大会での開催が決まった。

 そして工藤GMはサプライズを用意していた。北村らに向かって「火祭りで大盛り上がりですが、この次は天下一ジュニア、ぜひ盛り上げてください」とエールを送ると、クリスタルボールを持ち出して「私このクリスタルボールをある選手に渡したいと思って持ってきました。このボール、手にするのは…」とその選手を呼び込んだ。

 現れたのはリッキーだった。工藤GMからクリスタルボールを受け取って天下一ジュニア出場が決まったリッキーは「さぁ、手にしたぜ、このボール。俺がデビューした1988年、君らまだ生まれてないだろ? なぁ、君たちの知らないプロレスをこのZERO1のリングで、天下一ジュニアで君たちにしっかり教えてやる。楽しみにしてろ。天下一ジュニアがスタートだ!」と北村らに通告した。

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