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8/10【新日本】乱入・EVILがベルト殴打で鷹木KO 「裕二郎から3つ取るなんて100年早い」

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE 2021』神奈川・横浜武道館(2021年8月10日)
○鷹木信悟vs高橋裕二郎×

 東郷とともに乱入して試合をぶち壊しにしたEVILがベルト痛打で鷹木を無法KO。「おめぇがよ! 裕次郎から3つ獲るなんてよ、100年早ぇんだよコノヤロー! いいか! てめぇは0点だコノヤロー!」とIWGP世界王座戦へ向けて王者をせせら笑った。

 IWGP世界ヘビー級王者の鷹木は9・5メットライフドーム大会でEVILとの防衛戦を控えている。現在、新日本マットではジュニアタッグリーグが行われており、前哨戦はいったん休止中。この日、鷹木には裕二郎との一騎打ちが組まれた。昨年のG1公式戦で両者は対戦。鷹木が勝利したものの、裕二郎の実力を評価していた。鷹木は久々のシングル戦を「裕二郎のG1査定試合」と設定。5分以内の決着まで予告していたが、暗黒の王が全てをぶち壊しにした。

 裕二郎の奇襲を受けたものの、チャンピオンの風格を感じさせる鷹木に死角はない。パワー全開で一気に巻き返して序盤戦をリード。場外リバースDDTでダメージを負ったものの、すぐに巻き返した。粘る裕二郎もラリアット、マイアミシャインの大技ラッシュで猛追したものの、ピンプジュースは決まらず。鷹木は熨斗紙、ぶっこ抜き式ジャーマン、スライディングラリアットと一気呵成。ここが勝機とラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙ったが、ここで裕二郎が動いた。

 しつこくレフェリーを巻き込んで、ついに無法地帯を作り上げると、EVILと東郷が公然と乱入。裕二郎もステッキ攻撃を狙う。引かない鷹木は両腕ラリアットでEVIL&東郷を返り討ちにすると、裕二郎にはこん身のパンピングボンバーを一閃。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンも今度こそ決まって勝利目前となった。

 しかし、EVILが浅見レフェリーを蹴り飛ばして3カウントを入れさせない。激怒した鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンでEVIL制裁の構えをみせたが、東郷が金的攻撃で阻止。ここでようやく鷹木の反則勝ちが宣告された。気にせずEVILはIWGPのベルトを奪い取ると、鷹木の顔面を殴打してKO。大の字となった王者を踏みつけると、不敵な笑みを浮かべてリングを去っていった。

 「鷹木、オイ! おめぇがよ! 裕次郎から(カウントを)3つ獲るなんてよ、100年早ぇんだよコノヤロー! いいか! てめぇは0点だコノヤロー! よく覚えとけ!」としてやったりのEVIL。一方、鷹木は「あの3バカトリオ! フザケンナよ! オイ、EVIL! てめぇチャンピオンでもねぇのによ、汚い手でベルト触ってんじゃねぇぞ、このヤロー。絶対許さねぇからな! あぁ、それから裕二郎! 裕二郎! お前のG1はこれで完全になくなったな!」と怒りを爆発させた。


【鷹木の話】「(※タオルを顔にあてながらバックステージを訪れ、座り込むと)アイツらどうしようもねぇな! ホントどうしようもねぇなアイツら! あの3バカトリオ! フザケンナよ! オイ、EVIL! てめぇチャンピオンでもねぇのによ、汚い手でベルト触ってんじゃねぇぞ、このヤロー。絶対許さねぇからな! あぁ、それから裕二郎! 裕二郎! お前のG1はこれで完全になくなったな!」

※裕二郎はノーコメント


【試合後のEVIL、東郷】
▼EVIL「いいか、オイ! 鷹木、オイ! おめぇがよ! 裕次郎から(カウントを)3つ獲るなんてよ、100年早ぇんだよコノヤロー! いいか! てめぇは0点だコノヤロー! よく覚えとけ!」

▼東郷「おぅ、そういうこった、オイ!」

プロ格 情報局