9/4【スターダム/新日本】上谷の飯伏ばりフェニックススプラッシュがさく裂 新日本MLドームで存在感

『WRESTLE GRAND SLAM in METLIFE DOME』埼玉・メットライフドーム(2021年9月4日)
STARDOM SPECIAL MATCH　○上谷沙弥＆渡辺桃vs舞華&レディ・C×

　上谷が飯伏幸太ばりのフェニックススプラッシュを繰り出してレディ・Cに快勝。メットライフドーム大会でのスターダム提供試合で存在感を発揮した。

　スターダム提供試合として、新日本マットでQueen's Questの渡辺&上谷組と舞華&レディ・C組が対戦した。上谷は1・5東京ドーム大会にも参戦し、飯伏ばりのフェニックススプラッシュでインパクトを残したが、メットライフドーム大会でも華麗なダイブを見せた。

　Queen's Questがスピーディな連係攻撃からレディ・Cを攻めて主導権。相手が舞華に代わると、2人まとめてブレーンバスターでぶん投げられるなど手こずるが、好連係を武器にペースを渡さない。再びレディ・Cがリングに入ると、反撃を許したものの、上谷はその場飛びムーンサルトダブルニーやスワンダイブ式ボディアタックなど空中戦でチャンスを掴む。

　レディ・Cが懸命に抵抗すると、舞華が雪崩式ブレーンバスターで援護射撃。ここぞとばかりにレディ・Cは得意のチョークスラムやダイブ式脳天唐竹割りでたたみかけるが、上谷は沈まない。旋回式のチョークスラムをフランケンシュタイナーで華麗に切り返し、スタークラッシャーでマットに突き刺した。舞華のカットが間に合うが、渡辺がテキーラサンライズで排除。上谷は渡辺とダイビングダブルニーアタックをぶち込むと、最後は1・5東京ドーム大会に続き、豪快なフェニックススプラッシュで試合を制した。

　上谷が快勝を挙げて、新日本マットで存在感を発揮。「こんなに大きなメットライフドームという会場で試合させていただいて、本当に本当にありがとうございます」と興奮を抑えきれない様子の上谷は、「スターダムをもっともっと新日本プロレスさんのファンの方にも愛してもらって、まだ見たことがないたくさんの人たちにも、もっともっと知ってもらえるように、これからも精進していきますので、これからもよろしくお願いします」と改めて誓ってみせた。上谷は渡辺とともに明日(5日)のメットライフドーム大会にも連続参戦。ゴッデス・オブ・スターダム王者のジュリア&朱里と対戦する。


【試合後の渡辺&上谷】
▼上谷「はい、女子プロレス団体・スターダム、Queen's Questの上谷沙弥です。まずはこんなに大きなメットライフドームという会場で試合させていただいて、本当に本当にありがとうございます。スターダムをもっともっと新日本プロレスさんのファンの方にも愛してもらって、まだ見たことがないたくさんの人たちにも、もっともっと知ってもらえるように、これからも精進していきますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございます」

▼渡辺「はい、同じくQueen's Questの渡辺桃です。今回上谷が勝ってくれて、スターダムのQueen's Questが皆さんに知ってもらえたらと思います。これでスターダムを見たいなと思ってくれた方は是非見に来てください」

▼上谷「ください!」

▼渡辺「このたびはありがとうございました」

▼上谷「ありがとうございました!」

【試合後の舞華&レディ・C】
▼舞華「負けたけど、今日どうだった?」

▼レディ・C「凄いあっという間でまだ飲み込めてないというか実感がないんですけど、大好きな新日本プロレスさんのメットライフドームという大きな舞台に立てたことがもの凄く嬉しく感じています。最初出場を聞いた時にまだデビューして1年経ってなくて、初勝利もできてない自分みたいな新人が大丈夫かなという緊張のほうが大きかったんですけど、いざリングに立って、舞華さんと一緒に戦えてあっという間で、ちょっと言葉で上手く言い表せないけど、凄い最高の空間でした。本当にありがとうございました」

▼舞華「Cは2年目? 1年目?」

▼レディ・C「1年目です」

▼舞華「私も3年目。スターダムは若さ、そして勢いある選手たちばっかりなんで、これから新日本プロレスさんに負けないように、私たちスターダムももっともっと盛り上がっていきたいと思います。明日、私のユニットであるDonna Del Mondoのジュリア、朱里が、もっともっと盛り上げてくれると私は思っています。今日はありがとうごいました」

▼レディ・C「ありがとうございました。ここがゴールじゃなくて、これからだと思っているので、ぜひともスターダムをよろしくお願いします」