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9/29【GLEAT】河上がリンダマン粉砕 11・6新宿で新世代軍迎撃へ SH同門対決も決定

『G PROWRESTLING Ver.6』東京・新宿FACE(2021年9月29日)
○河上隆一vsエル・リンダマン×

 河上がリンダマンとの一騎打ちに快勝。試合後、「ガチムチ軍vs新世代軍」、「カズ&CIMA&CIMAオススメ選手vs伊藤&飯塚&亮生」の6人タッグマッチ2試合が11・6新宿大会で実現することが決まった。

 3大シングルマッチが組まれた新宿大会のメインはリンダマンと河上の一騎打ち。9・1新宿大会でリンダマンが「このリングで一番GLEATしてるエル・リンダマンが河上隆一の連勝街道を止めてやるよ」と宣戦布告し、河上も「寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞクソガキ。今世紀最高のガチムチバディでお前ら二人とも返り討ちだ」と迎撃を宣言した。

 セミファイナルで戦い終えたT-Hawkと田村がそのままセコンドにつく中、開始のゴング。「俺だろ、俺だろ!」と叫んだリンダマンは開始早々、逆水平合戦で渡り合い、コルバタで吹き飛ばしたが、河上は場外戦に持ち込んで逆水平を連発。リンダマンがドロップキックで応戦しても仁王立ちし、エルボーでねじ伏せる。セコンドの田村にドロップキックを見舞うなど抵抗するリンダマンを鉄柱に叩きつけた。

 その後もリンダマンが劣勢となったが、起死回生の水車落としで叩きつけて突破口を開いた。河上を場外に転落させてトペコンヒーロを放ち、「俺がGLEATだ!」と絶叫。ミサイルキックは河上が意地で仁王立ちしても、その場飛びフットスタンプ、フロッグスプラッシュを放って巻き返す。河上がフロントハイキックを連発しても、ローリングエルボーで応戦。ジャーマンで引っこ抜き、飛びつき三角絞めで捕らえた。

 これを河上はスタイルズクラッシュで切り返し、ランニングエルボー、バックドロップでたたみかけた。意地のリンダマンも頭突きで反撃し、熊殺しで豪快に叩きつけたが、河上はサンダーボルトで突き刺して鎮圧。雪崩式サンダーボルトで追い討ちをかけると、正調サンダーボルトでダメ押しして3カウントを奪った。

 河上がリンダマンとの一騎打ちを制した。「メインイベント、このガチムチの河上の勝利だ!」と勝ち誇った河上は「絶好調のリンダマンをメインで倒したぞ。誰にも文句言わせねぇぞ。このガチムチがマッピングしていくからな」と宣言した。

 すると伊藤と飯塚がやってきて河上と田村を襲撃。ガチムチ軍の新メンバー・島谷も加わっての乱闘に突入した。そこへ亮生がスワンダイブ式ミサイルキックで切り込み、「さっきはよくも青柳亮生のGLEAT邪魔してくれましたね。ムチムチだかボンキュッボンだか何だか知らないけど、全日本プロレスでは、いいところ持っていかれて黙って帰っていいなんて習ってないんですよ。ボンキュッボン、覚悟しとけよ、お前ら」とガチムチ軍に宣戦布告した。

 すると伊藤が「河上、田村、そして島谷? お前らの好き勝手させへんぞ。優こいつらやってまうぞ。青柳選手、ええとこに来てくれた。俺ら3人で組んであいつらやってまおうぜ」と飯塚と亮生にガチムチ軍討伐を呼びかけた。飯塚も呼応し、「お前ら3人とも絞め落とすぞ! 特に河上、いつでもやってやるぞ」と宣戦布告。これを受けて田村が「俺たちガチムチはな、覚悟決めて、このGLEATでトップ獲るためにここに来てんだよ。お前らみたいな3人はな、俺の最大級のガチムチバディで場外ホームランで一発で終わりなんだよ」と返り討ちを宣言した。

 そこに割って入ったのがT-Hawk。「ちょっと待て。お前ら何、勝手に話進めてんだ? いいか、俺らとお前らは今日で1勝1敗のイーブンだろ」と主張し、「何だったらよ、お前ら今やってやってもいいぞ。リン、鬼塚、いくぞ!」と号令をかけると、ガチムチ軍に突進。さらなる乱闘に発展し、リング上が収拾不能状態となった。

 するとホウキを手にしたカズ、鉄パイプを持ったCIMAがやってきてリング上を一掃した。CIMAが「なんべんも言ってるやろ。俺らも主役をあきらめたわけじゃないからな」と強調したCIMAは「次はこいつら3人と伊藤&飯塚&青柳、この3人で決定や。3対3や」とガチムチ軍vs新世代トリオの6人タッグ戦を決定。一方で「でもな、#STRONGHEARTS、GLEATのCIMAとして言わせてもらうぞ。お前らには何もないわけにはいかない。今ここにGLEATを率いているカズ・ハヤシと俺がこのリング上に立ってるんや。君ら3人の相手は第1試合で宣言したようにCIMA&カズ・ハヤシ、そしてオススメ選手や」と宣言。6人タッグマッチ2試合が11・6新宿大会で組まれることになった。

 「いいか、このGLEATは、G PROWRESTLINGはスタイリッシュで疾走感のあるプロレスじゃないと、この業界では生き残っていかれへんのや」と続けたCIMAは「次は対戦相手同士の3人も敵やけどな、それ以上に試合と試合、こっちの3対3とこっちの3対3、どっちも試合やからな。俺ら全員が切磋琢磨していかんと、このGLEATのリングはプロレス界で生き残られへんのや。それが俺とカズさんで出した答えや」と2試合間での競い合いも掲げた。そして最後にカズが「他の試合も女子プロレスも、みんなGLEATしていくんですよ! 皆さん、11月6日、新宿FACE大会も! GLEATしようぜ」と叫びまくって新宿大会の幕は下りた。

【試合後の河上、田村】
▼田村「よーし、いいぞガチムチ!」

▼河上「ガチムチ軍の大勝利だ! 絶好調のエル・リンダマン、確かに凄ぇヤツだったよ。だがな、結果はどうだ? メインイベント、こんだけお客さん、俺を支持してたぞ。そしてガッチリ勝利。もう俺は言うぞ。GプロのGはな、ガチムチのGだ!」

▼田村「GプロのGはガチムチのG? いいな!」

▼河上「そして今日から加入の島ちゃん」

▼田村「ガチムチだ!」

▼河上「次の10月16日、横浜ラジアントホールから一緒に試合しちゃうからな。よし、終わったから3人でジム行こう。俺らな、今世紀最高のこのガチムチボディがGLEATをマッピングしていくからな。お前ら、よーくみとけよ」

▼田村「俺にも言わせてくれ。今世紀最高のガチムチボディが…」

▼河上「よし、いこう」

▼田村「俺にも言わせろ!」


【試合後のリンダマン、T-Hawk、鬼塚】
▼鬼塚「メイン見させてもらいましたけど、結果は確かに負けましたけど、完全に新宿FACEのお客さん、GLEATのお客さん、我らがエル・リンダマンに味方ついてたでしょ。これは勝ったも同然ですよ。それから最後、俺たちが3人で入ったところ、何ですか? あれ、もってきて」

▼T-Hawk「あいつら何でもありなんだよ。いつでもいってやる。あっちがホウキだったらこっちは例のアレいくか。いつでもいってやるぞ」

▼リンダマン「#STRONGHEARTSとしてはT-Hawkが田村ハヤトに勝って1勝、俺が河上隆一に負けて1勝1敗。1勝1敗というあれにはなったかもしれないけど、鬼塚、結果が全てだから。お客さんがどう思ったとかそういうことじゃなくて、結果、俺が負けたんだよ。前回の9月の頭の新宿FACEでもカメラ撮ってる皆さんから見てわかる通り、同じ画角だよ。リンダマンが座って頭下げて下からしゃべってる。やっぱりCIMAさんが言った通り、2回#STRONGHEARTSが負けたってことは重く受け止めて、ガチムチとの対決は一歩引いて。今の俺たちにガチムチと対等に戦う権利なんてないと思うから。確かに青柳亮生だったりとか今のGLEATの若手の子たちにやってもらってもいいだろう。CIMAさんはカズ・ハヤシ、あと一人、GLEATなゲストを連れてくると言ってたから。もちろんCIMAさん、カズさん、言わずもがな素晴らしい先輩、素晴らしい上司、素晴らしい選手だよ。だけど#STRONGHEARTSとして、GLEATとしてこれから超えていかなきゃいけない相手でもあるし、CIMAさんが言わずもがな、俺たちは俺たちの試合が一番だって、ベストバウトだって思いながら試合してきたから。俺たちとCIMAさんたちの3対3、もちろんガチムチ軍との戦いだけじゃなくて、全ての試合を含めて俺たち6人が新宿で一番素晴らしい試合します。GLEATとして世界に響かせる試合、必ずして、#STRONGHEARTSがとっとと上に登って、ガチムチを木っ端微塵だ! 覚えとけ!」

▼T-Hawk「よし、いこう。勢いで負けんな!」


【カズ、CIMAの話】
▼CIMA「カズさん、そういうことで次回、GLEATのCIMAとして#STRONGHEARTSとやろうやないか。それとガチムチの3人、島谷が入って、田村と河上、伊藤、飯塚、全日本プロレスの青柳亮生。3対3と3対3。対戦相手同士ももちろん敵やけど、試合と試合でも敵やからね。そこなくして、カズさん、GLEATの成長はないですよ」

▼カズ「全てが勝負だよ。今まで養ったもの全部ぶつけてこいよ、俺たちに。全て受け止めたうえで俺たち戦ってやる」

▼CIMA「リング上で言ったように持続力では負けるかもわからんけど、爆発力では絶対負けへんからな。GLEATがGLEATであるために、プロレス界で生き残るために、みんなもっと危機感を感じてGLEATせんと。いつまでもリデットエンターテインメントのお荷物やないぞ。GLEATがGLEATであるために出した答えがこれや。稔さんも来月はやってくれる。女子プロレスもあるでしょ。全部ひっくるめてGLEATでいきましょうよ」


【伊藤、飯塚、亮生の話】
▼伊藤「青柳選手、俺らと一緒にGLEATする準備できてますか?」

▼亮生「もちろん、できてますよGLEAT! 俺がリング上で言ったことが全てですから。でも勘違いしないでください。僕は全日本プロレスの青柳亮生としてリングに上がります。そして主役も僕がもっていきます」

▼伊藤「いいね」

▼飯塚「俺も主役を譲る気はない。3人でGLEATの高いところ目指そう」

▼伊藤「今勢いあるガチムチ軍を、この俺ら若い20代の飯塚優、青柳亮生、伊藤貴則でぶっ倒して、GLEATの最前線にいくからな。俺らであのガチムチぶっ倒してGLEATするぞ!」

▼亮生「よっしゃ! GLEAT!」

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