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11/15【新日本】過去シリーズ名復活や記念展開催 「ドリームマッチ、イベント」も検討中 50周年イヤー施策発表会見

 新日本は15日、後楽園大会の開始前に旗揚げ50周年イヤー施策発表会見を開き、大張高己社長、棚橋弘至、真壁刀義、本間朋晃が出席。来年2月〜3月のビッグマッチ日程や過去シリーズ名復活、記念展開催などを発表した大張社長は「世界の人たちが注目して元気になれるようなドリームカード、ドリームマッチ、ドリームイベントを来年1年間しっかり準備して提供させていただきます」と意気込んだ。

 来年旗揚げ50周年の記念イヤーを迎える新日本。すでに1・4&1・5東京ドーム大会、1・8横浜アリーナ大会の開催が明らかになっていたが、今回の会見で2・11ゼビオアリーナ仙台大会、2・13大阪府立体育会館大会、2・19&2・20北海道立総合体育センター北海きたえーる大会、3・1&3・2日本武道館大会の開催が追加発表に。武道館2連戦は旗揚げ50周年の記念興行となる見込みだ。

 来年1月の『新春黄金シリーズ』を皮切りに、往年のシリーズ名が復活することも決定。大張社長は「この1年間というのは、特に長い歴史の中で縁のあるOBを含めた選手の方々、そして関係者の方々にご登場、そして、できればご参戦いただけるように進めてまいりますので、ご期待いただければと思います」と縁のある選手たちの参戦を示唆した。

 また、展示イベント「新日本プロレス50周年記念エキシビション『シンニチイズム』」を2月11日(金)〜2月27日(日)に東京ドームシティ・Gallery AaMoで開催することも発表に。50年の歴史を振り返るレアな写真やパネル、マスクなどを展示する。会見では2m23cmの体躯を誇ったアンドレ・ザ・ジャイアントが使用したリングシューズや手形が公開された。「グッズにまつわるエピソードだったり、使っていた選手の歴史も勉強になるというか、思い出せるので、今のこの状況で、プロレス貯金じゃないですけど、プロレスの知識量を高めておいてもらって、本格的に新日本プロレスが動き出した時にプラスになればいいなと思います」と語った棚橋は、自身が使用してきた歴代のガウンやタイツの展示を希望していた。

 「50周年ロゴ」も公開に。SNSなどで自由に使えるよう規約を整備しており、ファンが一緒に盛り上げられる形となる。50周年に合わせて、50社の企業とのコラボ企画も計画中。今回の会見では、ロス・インゴ軍仕様のゲーミングチェアと、ライオンマークの入ったゴルフグッズの発売が発表された。

 今後もさらにさまざまな試みが発表となる見込み。棚橋は「新日本プロレス、皆さんのおかげでグーッときたところでコロナだったんですね。本当に悔しい思いをしていますし、思いきって声を出して応援できないファンの皆様にはもどかしい思いをさせているんじゃないかなって思っているんですけど、もう一度、何度でも新日本プロレスは大復活しますんで、お力をお貸しください」とPR。大張社長は「来年はこの苦しかったコロナから全世界の人々が立ち上がる年になると思います。その年が新日本プロレスの50周年であることは我々スタッフ・選手一同は運命であろうと思っています。世界の人たちが注目して元気になれるようなドリームカード、ドリームマッチ、ドリームイベントを来年1年間しっかり準備して提供させていただきます」とファンに約束した。

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