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11/28【全日本】宮原&青柳が4強進出 緊縛場外葬寸前もイザナギ組破ってBブロック突破

『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』神奈川・小田原アリーナ(サブアリーナ)(2021年11月28日)
Bブロック公式戦 ○青柳優馬&宮原健斗vsデビル紫&イザナギ×

 宮原&青柳が緊縛状態でリングアウト負け寸前に追い込まれたが、最後はキッチリ勝利。Bブロック首位通過を決め、史上5組目となる連覇達成を改めて宣言した。

 昨年覇者のビジネスタッグはここまで1勝分けで勝ち点3。この日迎えたイザナギ&紫との最終公式戦に勝利すれば、Bブロック突破が決まる有利な状況だった。

 だが、リングアウト勝ちを狙うイザナギ&紫に予想以上の苦戦を強いられた。序盤から場外戦に持ち込まれた青柳が入場花道にあるプラ柵に左手をテーピングで縛りつけられ、早くもリングアウト寸前に追い込まれた。

 その後、青柳がダイビングボディアタックやダイビングエルボードロップでイザナギを攻め込んだものの、PURPLE HAZEはレフェリーを昏倒させておいて再び場外戦に。しかも宮原と青柳を2階席へと連行した。ここで二人はテーピングで宮原と青柳の両足をテーピングで縛りつけ、自分たちはさっさとリングイン。ビジネスタッグは風前の灯と思われた。

 だが、宮原と青柳は仲良く(?)二人三脚状態で会場内まで戻ってきた。途中、転倒しながらも場外カウント9でリングに滑り込んで生還。大ピンチを何とか乗り越えた二人はローブローを同時に食らってもん絶したが、イザナギを孤立させると合体技・仕事納めで劣勢を打開。ブラックアウトとトラースキックを同時に放つと、青柳がエンドゲームで絞め上げてギブアップ勝利を決めた。

 宮原&青柳がリングアウト寸前に追い込まれながらもイザナギ&紫を撃破し、勝ち点5で公式戦全日程を終了。Bブロック首位通過を決めた。あとは12・5後楽園大会の決勝トーナメントを残すのみ。あと2試合勝利すれば、史上5組目の連覇が成し遂げられる。「Bブロック突破だ。12月5日、俺らが必ず2連覇する。以上だ」と小田原のファンに誓った宮原は、バックステージでも「2連覇」を何度も口に。青柳も「誰が相手だろうと2連覇してやるよ、このヤロー!」と呼応してみせた。連覇達成へ宮原と青柳はここから一気にラストスパートをかける。

【試合後の宮原&青柳】
▼青柳「来た」

▼宮原「来たぞ。ついにつかんだぞ切符を。切符をつかんだぞ。12月5日、残すところのみだ。いいか、2勝1分か。上々だぜ。決勝トーナメントはまた別だ。それもファンの皆さんもそう思ってるはずだ。12月5日まであと何日だ? あと何日だ? そうだ、まだ日にちがある。ファンのみんなよ! ベスト4残ったぞ。誰が来る? どのチームが来るんだ? 誰と当たるんだ? A、C、D誰と当たるんだ? 」

▼青柳「誰でもいいよ」

▼宮原「2連覇だ、2連覇!」

▼青柳「誰が相手だろうと2連覇してやるよ、このヤロー!」

▼宮原「「2連覇だ!」

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