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12/24【新日本】KENTAが3日連続反則暴走も…竹刀強奪の棚橋が襲撃報復

『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール(2021年12月24日)
○バッドラック・ファレ&KENTA&チェーズ・オーエンズvs棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃×

 ノーDQ戦に向けてKENTAが3日連続で反則暴走を見せたものの、棚橋は竹刀を奪い取って怒りの表情で仁王立ち。バックステージでKENTAを襲撃して報復に出た。

 1・5東京ドーム大会で、反則・リングアウト裁定なしのノーDQルールによるUS王座戦を行う王者・KENTAと挑戦者・棚橋。ここまで前哨戦で2回対戦したが、どちらもKENTAがパイプイスやベルトなど凶器を巧みに使い、慣れないノーDQ戦に戸惑いを見せる棚橋をKOしてきたものの、ついに逸材が反撃に出た。

 この日は棚橋が真壁&本間と、KENTAはファレ&オーエンズと組んで対戦。KENTAの奇襲を受けた棚橋だったが、意地を見せようとエルボー合戦で真っ向から渡り合う。レフェリーの体を武器に使い、蹴りに切り換えたKENTAに対し、棚橋はドラゴンスクリューで譲らなかった。

 控えに回っても2人は激しくやり合う。KENTAが棚橋にまたも襲いかかって場外で暴行。負けじと棚橋もKENTAがカットに飛び込んだ際にはビンタをぶち込んで、場外に叩き落とした。

 その後、試合権がある状態で直接対峙することなく、本間がファレのグラネードに沈んで終了となったが、KENTAが今宵も仕掛けた。棚橋を襲撃し、パイプイスを背中に振り下ろすと、竹刀を投入。オーエンズが羽交い締めにした棚橋痛打を狙った。しかし、棚橋は蹴り飛ばして阻止すると、竹刀を強奪。KENTAが退避したため、竹刀攻撃は不発に終わったものの、鬼の形相でリングに仁王立ちした。

 さすがのKENTAもUS王座のベルトを持って後ずさり。そのまま花道を下がっていくが、棚橋は竹刀を持ったまま、怒号を上げながらそのあとを追いかけた。そして、コメントを出していたKENTAを襲撃。反撃を受けたものの、棚橋の激情は収まらず、KENTAを控え室の扉に叩きつけて報復した。

 KENTAの度重なる暴挙を受けて、結果的にノーDQ戦に順応しつつある棚橋。1・4東京ドーム大会で最後の前哨戦が組まれているが、新年早々この試合も一波乱ありそうだ。

プロ格 情報局