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1/22【DDT】藤田が1・30UNIVERSAL戦へ「確変」宣言 最終前哨戦で王者・佐々木に直接勝利

 『Sweet Dreams!2022 TOUR in YOKOHAMA』が22日、神奈川・横浜 ラジアントホールで行われ、1・30後楽園大会でのDDT UNIVERSAL王座戦へ向けた最後の前哨戦で藤田ミノルが王者・佐々木大輔から直接勝利を奪い、「確変」を宣言した。

 タイトルマッチが8日後と迫ったこの日、UNIVERSAL王者・佐々木と挑戦者・藤田の最後の前哨戦が組まれた。佐々木がMJポー、藤田がヤスウラノとそれぞれ組んで激突。序盤はグラウンドでの攻防を繰り広げ、藤田が鉄柱攻撃でペースを握ると、アンクルホールドで絞め上げた。

 耐えた佐々木がペディグリーからのクロスフェースロックで逆襲したが、藤田は主導権を握らせず。スピアーがレフェリーに誤爆すると、無法地帯の中、藤田は佐々木、ポーに急所蹴りを立て続けにお見舞い。雪崩式ブレーンバスター、スピアーの猛攻で佐々木を攻め込むと、最後は変型ツームストンパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 1・7新宿大会に続く2度目にして最後の前哨戦で藤田が連勝。しかも今回は王者・佐々木から直接勝利をもぎ取り、UNIVERSAL王座戦へ向けて申し分なしの弾みをつけた。試合後、マイクを持った藤田は「去年(7月の)DAMNATION興行で俺は佐々木に勝ちました。1月7日、MJポーから3カウントを奪いました。そして今日、佐々木からもう1回3カウントを奪いました。30日は勝ってるところからスタートなんです」と現段階での差を強調。「後楽園の大きな舞台で、ど腐れインディーを主戦場とする、このベテランで心肺機能の悪い私がDDTという素晴らしい団体でUNIVERSALのベルトを必ず獲ります」と宣言してみせた。

 バックステージでも藤田は「今日の勝利で確変にまた入った」と手応え十分と言わんばかり。「あとは後楽園で次の当たりを待つだけ。30日勝って、ベルトをもう1個増やすだけ」と自信満々に語った。一方、藤田相手に分が悪いまま本番を迎えることになった佐々木だが、強気姿勢を崩さず。「お前のすべてを見切ったぞ。俺はすべてを懸けて藤田ミノルに勝つ。ぶっ潰してやるよ」と吐き捨てた。

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