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1/22【DDT】両国一騎打ちへ赤井が雪妃に直接勝利 「新人賞で足応えバッチリ」

 『Sweet Dreams!2022 TOUR in YOKOHAMA』が22日、神奈川・横浜 ラジアントホールで行われ、赤井沙希が3・20両国大会での一騎打ちへ向けた前哨戦で雪妃真矢から直接勝利を奪った。

 かつてDDT入門を目指していた雪妃は、DDTでデビューした赤井への嫉妬心をむき出しに対戦を要求。3・20両国大会で一騎打ちが実現することになった。この日は赤井がクリス・ブルックス、雪妃が高尾蒼馬とそれぞれ組んで対戦する前哨戦。2ヵ月後のシングル対決へ向けて火花を散らした。

 序盤は雪妃が激しい蹴りを連発したが、赤井は高尾のエルボーを雪妃に誤爆させると、ヒザ蹴りを見舞ってから三角絞めで絞め上げた。なんとか脱出した雪妃は頭部へのキック攻撃などで反撃したが、クリスのアシストを受けて立て直した赤井が必殺の新人賞をさく裂。雪妃から3カウントを奪った。

 赤井が雪妃に直接勝利。試合後、お互いの髪をつかんで挑発し合った。両国一騎打ちへ向けて優位に立った赤井は「雪妃選手はDDTでデビューしたかったっておっしゃったんですけど、私のデビューする前の話を引っ張り出してきて、そんなに言われてもわかんない。私は男子のなかで闘って、自分が女子だからとか、そういう扱いも望んでなかったですし。みんなと同じようにここまできたって思いがあるので、逆恨みされても困るなって」と改めて雪妃の感情に拒絶反応。「最後に自分の大事な新人賞で足応えもバッチリ決まったので。たぶん今日で彼女も自分の立ち位置とか、目が覚めたのかなって思います」と余裕すらのぞかせた。

 対する雪妃は「自分からケンカ売りに乗り込んできたのに前哨戦を落としてしまいました」とうなだれた。「赤井選手の活躍は女子団体に出てるとき、“知らない"と言ったんですけど、ウソで。新人賞を獲ったのも知ってますし。自分がデビューしたとき、夢を抱いて、新人賞を獲りたいとか思って。だけど。骨が折れ、心が折れて、大それたものをもらうことはなくて。改めて赤井選手は私がほしかったものを持ってる」と変わらぬ嫉妬心を口にしたが、「新人賞という技で今日負けました。両国に向けて負けた分を取り返して、勝利に向けてやり返す」と2ヵ月先を見据えて雪辱を期していた。

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