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1/30【NOAH】金剛が離脱・覇王をメインで完全KO ジュニア奪取へタダスケも「大改革」予告

『HIGHER GROUND 2022』静岡・アクトシティ浜松(2022年1月30日)
○拳王&タダスケ&亜烈破vs潮崎豪&原田大輔&覇王×

 拳王&タダスケ&亜烈破の金剛トリオが、金剛を離脱した覇王を浜松大会のメインで完全KO。拳王が金剛躍進を改めて声高に叫び、GHCジュニア王座奪取へ弾みをつけたタダスケは「大改革」も予告した。

 金剛を離脱して以来、初めて拳王と対決する形となった覇王。この日の浜松大会メインでは、ノア正規軍を示す緑色のベースボールシャツ姿で、拳王ら赤い軍団の前に立った。

 やはり「徹底的な制裁と粛清」を宣言しているタダスケらからボコボコにされ、ケジメの集中砲火を浴びた覇王だったが、中盤過ぎには拳王相手に発奮。スピードで翻ろうしたうえで、側頭部へのトラースキックや、ひたすらのエルボー連打にその“信念"を込めた。

 だが、拳王はカウンターの右ミドルキックで鎮圧すると、金剛3人による“十倍返し"を開始。亜烈破のスワンダイブ式ボディプレス、拳王の変型ファルコンアローと畳みかけ、潮崎がカットに入ってきてもドラゴンスープレックスで排除だ。返す刀で今度はタダスケが地団駄ラリアットからの必殺アウトキャストを繰り出すと、もはや動かない覇王に、最後は拳王が必殺のPFSを投下して完璧な3カウントが数えられた。

 金剛勢が完全KOで“離脱者"に示しをつけた形。覇王が抜けても、船木誠勝が新加入し、GHCヘビー、GHCナショナルのシングル両王座も手元にある。2・9後楽園大会ではタダスケが原田のGHCジュニア王座に挑戦することも決まっている。

 試合後はそのタダスケがマイクを握り、「2月9日! 2月9日! 2月9日! 絶対お前からベルトを奪ったるからな。しっかりベルト磨いとけよ」と通告。バックステージでは「原田がいうノアジュニア、さっぱり分からへんねん。え?“ヘビー級に負けないノアジュニア"? なんやそれ? 『ヘビー級に勝つ』ぐらい言えや。俺がチャンピオンになったら、盛大にマイクで“大改革"語ったるさかいの」とも予告した。

 ユニットとしての勢いはむしろ増す金剛。大会の最後は「また浜松に来る時は、金剛7人全員で来るから、楽しみにしとけよな。おい! 浜松! 次帰ってくる時は7人だ。強い信念を持つ男たち…金剛の7人…これからも金剛、俺たちについてこい!」と拳王が締めくくり、さらなる躍進を宣言した。

【試合後の拳王、タダスケ】

▼拳王「まぁな金剛…来る者もいれば去る者もいる。熱い信念、強い信念だけは持ってんだよ。いいじゃねえか? 金剛の強い信念を持ちながら金剛を去る。おもしれえな。そして今日、タダスケの意気込み、メチャクチャ熱かっただろ?」

▼タダスケ「ええか? 原田がいうノアジュニア、さっぱり分からへんねん。え?“ヘビー級に負けないノアジュニア"? なんやそれ? 『ヘビー級に勝つ』ぐらい言えや。俺がチャンピオンになったら、盛大にマイクで“大改革"語ったるさかいの。そこんとこ、ヨロシク」

▼拳王「いい言葉だろ? 強い信念を持つ金剛、俺たちが引っ張っていく。これからはな、金剛………俺たちに、ついてこい…!」

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