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1/30【NOAH】清宮が新兵器Wアームロックでフィニッシュ 小川との師弟コンビで思わぬ副産物

『HIGHER GROUND 2022』静岡・アクトシティ浜松(2022年1月30日)
○清宮海斗&小川良成vs丸藤正道&宮脇純太×

 清宮が小川との“師弟コンビ"で快勝。新兵器の“ダブルアームロック"でフィニッシュする副産物も得た。

 かねてから“小川門下"として、その技術をどん欲に習得せんとしてきた清宮。この日の浜松大会ではその小川との師弟タッグが実現し、丸藤&宮脇組と対決した。

 試合では丸藤のパートナーに抜擢されてのセミファイナル出場となった宮脇が奮戦したものの、最後は圧巻の師弟連係が実現。ワンモーションの高速タッチワークで、交互かつ鮮やかに宮脇の左腕を攻め立てると、なおも粘りをみせる宮脇を清宮が鋭角的なジャンピングニーで鎮圧。続けざまにブリッジをきかせたダブルアームロックを繰り出してギブアップを奪ってみせた。

 ノアでも活躍した元WWE王者ブライアン・ダニエルソン(ダニエル・ブライアン)も得意としていたキャトルミューティレーションと同型の新兵器。バックステージでは「腕をね、最後攻めようとした時に、小川さんがその意図をくみ取ってやってくれたんで。あれ(Wアームロック)に持っていこうとは考えてなかったんですけど、最後は新しい技に持っていけた」と師弟タッグでの思わぬ“副産物"だったことも明かした。手応えを得た清宮は「腕の攻め方っていうのも、ちゃんと攻めてないと決まらないと思うし。(今日は二人で腕攻めの布石を打てたが)今度は一人でそこまで持っていけるようにやっていきたい」とさらなる“研磨"も誓っていた。


【試合後の清宮】

▼清宮「後楽園(での鈴木鼓太郎戦)に続いてメッチャ頭が疲れたな…。まぁでも、すげー勉強になったわ」

――あの技でフィニッシュできたのは新兵器として手応えをつかめた?

▼清宮「腕をね、最後攻めようとした時に、小川さんがその意図をくみ取ってやってくれたんで。あれ(Wアームロック)に持っていこうとは考えてなかったんですけど、最後は新しい技に持っていけたっていうか」

――思わぬ形でフィニッシュの幅が広がったと?

▼清宮「そうですね。今日、何も試合前に考えないでいこうと思ってたんで。腕の攻め方っていうのも、ちゃんと攻めてないと決まらないと思うし。(今日は二人で腕攻めの布石を打てたが)今度は一人でそこまで持っていけるようにやっていきたいと思います」

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