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2/7【新日本】YOHブチ切れ大暴走、SHOをレンチで逆KO「早く“戦争"しようぜ」

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』東京・後楽園ホール(2022年2月7日)
○SHO&EVIL&石井智宏&YOH×

 ブチ切れたYOHが大暴走を見せ、SHOをレンチ攻撃で逆KO。報復に成功すると、「早く“戦争"しようぜ」と迫った。

 2・10仙台大会の「SHOvsYOH」、2・11大阪大会のNEVER王座戦「(王者)EVILvs石井(挑戦者)」の前哨戦として、HOUSE OF TORTUREのEVIL&SHOとCHAOSの石井&YOHが対戦した。前哨戦ではCHAOSサイドの巻き返しが目立っていたが、2週間の休止期間を経て、前日の幕張大会から興行再開となると、さっそくEVILはSHOとともに石井&YOHを襲撃して蹂りん。石井&YOHは怒りを溜め込んでいた。

 石井がTシャツをEVILに投げつけると、乱闘から試合がスタート。SHOがイスを使ってYOHをいたぶれば、EVILは本部席に石井を叩きつけて、今大会がラストコールとなる尾崎リングアナまで吹き飛ばした。その後も拷問軍ペースが続き、YOHを入れ代わり立ち代わりで暴行する。

 ようやく石井がリングに飛び込むと、うっ憤を晴らす大暴れを見せる。むき出しになったコーナー金具にEVILを投げつけると、SHOとの誤爆を連続して誘い、バックドロップで引っこ抜いた。だが、拷問軍のセコンドについたディック東郷が介入すると流れが逆転。石井を場外に足止めすると、SHOがエプロンからランニングローキックを叩き込んで巻き返す。

 YOHがタッチをもらっても流れは変わらず、ラフファイトで攻め込まれてしまうが、SHOのパイプイス攻撃は割って入った石井が阻止。CHAOS軍は連係で反攻すると、すかさずYOHはファルコンアロー式牛殺をSHOに決めてチャンスを掴んだ。しかし、DIRECT DRIVEは不発に。

 SHOはYOHとレフェリーの交錯を誘って無法地帯に持ち込む。SHOはパイプイスをYOHの背中、そして脳天に容赦なく振り下ろした。石井が急行しても、EVILが金的攻撃で返り討ち。ここぞとばかりにSHOはレンチを手にし、石井に襲いかかろうとする。

 だが、ここで復活したYOHが石井を救出し、レンチを持つSHOにトラースキックを一閃。自らレンチを掴むと、レフェリーの眼前なのも気にせず、SHOを殴打した。即座に反則負けが宣告されても、怒り心頭のYOHは止まらず、馬乗りになって動けないSHOにエルボーを乱射。セコンドが止めに入っても、しつこく痛めつけて、報復に成功した。

 それでも怒りが収まらないYOHは「なあSHOくん、早く“戦争"しようぜ。……二人だけのな!」と通告。当然、SHOもこのまま黙っていないのは確実なだけに、血で血を洗う抗争はさらに激化しそうだ。

【EVILの話】「何をトチ狂ったのか、YOH、テメェの反則負けだ、オイ! その程度ならよ、タイトルマッチの結果も見えたも同然だな、この野郎。怒り任せに向かってこいよ。そのお前を潰してやるからよ。よく覚えておけ」

【YOHの話】「なあSHOくん、早く“戦争"しようぜ。2人だけのな!」

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