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2/9【NOAH】GHCジュニア王者・原田が「ジュニアだけ」の両国開催を表明 タダスケ撃破で初防衛、クレイジー迎撃へ

『STEP FORWARD 2022』東京・後楽園ホール(2022年2月9日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○原田大輔vsタダスケ×

 原田大輔が熱闘の末にタダスケを破ってGHCジュニアヘビー級王座初防衛に成功。スペル・クレイジーの挑戦表明を受諾したうえで、「ノアジュニアだけ」での4・29両国国技館大会実現をぶち上げた。

 かねてからノアジュニア黄金期の再来を目指し続けてきた原田は、今年から自身らが中心となってジュニア主体の新ブランド『N Innovation』を立ち上げ。その舞台で安定政権を築いていたHAYATAを破ってGHCジュニア王座に返り咲き、“ヘビー級に負けないノアジュニア"をスローガンに掲げた。

 その路線に真っ向から異を唱えたのが金剛ジュニアのタダスケ。挑戦状を叩きつけて「勝ったらノアジュニア大改革プランを語る」と予告して、この日の王座戦を迎えた。

 いきなりエプロンサイドでのオービー・トライス発射に成功したタダスケが大攻勢。その後も要所で反撃の芽を摘みつつ、スワントーンボムや強烈なカウンター顔面ニー、スライディング・ラリアットや地団駄ラリアット…と押しまくった。

 だが、真っ向から受け止め続けた原田も、アウトキャストだけは阻止。逆に秘技・片山ジャーマンホールドで流れを変えるや、ローリングエルボーやニーアッパーで一気の反撃。トップロープのバウンドを利用した片山ジャーマンで固めても3カウントは入らなかったが、ならばと最後は新フィニッシュのDOKAAAN!!(肩車からの片山ジャーマン)でタダスケを仕留めてみせた。

 初防衛に成功してノアジュニア先導者としての発言権も守った原田は、試合後に現れたPERROS DEL MAL DE JAPONのクレイジーの挑戦表明も堂々受諾。そして“秘めたる決意"を口に出した。

 「後楽園ホールに来てくれたみんな、ABEMAを見てくれてるみんな。俺たちノアジュニアの希望と未来、そして挑戦を改めて聞いてほしいんです。俺は“ヘビーに負けないジュニアを創る"。ずっとそう言ってきました。4月に両国2連戦があります、その初日、4月29日をジュニアの選手だけが出場するN Innovationの大会にします!」と表明。「俺たちジュニアは全員が本気です。ノアジュニアは凄いんです。俺が…いや! 俺たちジュニア全員がそれを証明しますんで、4月29日・両国でのN Innovation、期待してください!」と“ジュニアだけの両国ビッグマッチ"をぶち上げた。

 4軍団が入り乱れ、常に15〜20選手がしのぎを削るほど層を厚くしてきたノアジュニア。いよいよ“大勝負の春"を迎える。

【原田の話】「(正規軍のメンバーに拍手で迎えられると)ありがとうございました。今、リング上で言ったように、4月29日にN Innovationを両国でやります。テーマは挑戦です。目標はヘビーに負けないジュニアを創る。そして、このノアジュニアを世界に広げて、N Innovationをもっともっと本格的なブランドにしていきます。昔言ったら、SUPER J-CUPとかありましたけど、それとはまた違った新しいジュニアの形を俺たちが創っていきます。今、ノアジュニアもいろんな選手が来て。俺たちもそう、ペロスもそう、STINGERもそう、金剛もそう、いろんなチームがあって、いろんなスタイルがあります。俺はでもここに自信と誇りを持って戦ってます。でも、やっぱり今のプロレス界、永遠のテーマなのかもしれない。ヘビーとジュニア。いつまで待っても比べられる時が起こります。だから、この4月29日両国を、N Innovationとして、ジュニアの世界を創り上げて、試合内容はもちろん、集客でも話題性でも2日目のヘビーと真っ向から勝負していきます。今このメンバーがいますけど、まだまだコロナが苦しい状況なんでわからないですけど、1%でも可能性があったら、俺は海外の選手も呼んで、このN Innovationを盛り上げていきたいと思ってます。だから、何回でも言わせてください。ノアジュニアは凄いんです。それを絶対に証明するから。4月29日両国、N Innovation期待してください」

【クレイジーの話】「俺がお前の次の挑戦者になってやる。そのベルトに挑戦してやる」

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