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2/13【2AW】入江が梶返り討ちで無差別級王座V3 真霜が挑戦名乗り

『GRAND SLAM in TKP ガーデンシティ千葉』千葉・TKPガーデンシティ千葉 4Fコンチェルト(2022年2月13日)
2AW無差別級選手権試合 ○入江茂弘vs梶トマト×

 入江が梶を退け、無差別級王座3度目の防衛に成功。真霜が挑戦を表明し、3・21後楽園大会でのV4戦が決まった。

 THE RULEの一員でもある入江は昨年10・28後楽園大会で第5代無差別級王者に君臨。ここまで花見、浅川を退け、2度の防衛を重ねてきた。この日のV3戦の相手は梶。1・23千葉大会での前哨戦では入江をスピードで丸め込んで直接勝利を挙げ、勢いを加速させて本番を迎えた。

 開始と同時に梶が仕掛けた。いきなりスピードでニアフォールに追い込み、ラ・マヒストラル、サムソンクラッチと丸め込みを連発。ドロップキックからのプランチャで先制した。さらにクリストで絡みついた梶だったが、逃れた入江がぶちかましで吹き飛ばして逆転。ロープの反動を利してのボディプレスを投下し、背面式ダイビングエルボードロップを投下した。

 梶もゼロ戦キックで反撃したが、入江はブラックホールスラムで豪快に叩きつけてすぐさま鎮圧。ビーストスプラッシュを発射した。梶もテディベアを回避し、オースイスープレックスで固めて反撃。延髄斬りを放ち、フライングヘッドシザースで飛びついてのスイングDDT、ムーンサルトで一気に攻め込んだ。

 入江は3カウントを許さない。梶が仕掛けたレッドアイを食い止めた。それでも梶はトラースキック、アッパー掌底で攻め立てたが、入江はホイップ式のバックフリップで鎮圧。キャノンボールで追い討ちをかける。粘る梶もビーストボンバー狙いをスピードで迎撃したが、入江はキックアウト。ビーストボンバーで吹き飛ばすと、前哨戦のお返しとばかりにエビ固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 入江が梶を返り討ちにし、無差別級王座3度目の防衛に成功した。試合後、THE RULEの仲間であるナカ・シュウマから勝利者インタビューを受けた入江は「やっぱりスピードも凄くあったんですけど、僕はパワーだけじゃなくてスピードもあるんだなってところを見せつけられたと思ってます」と豪語。するとシュウマが「もうこの団体にこの入江兄さんにかなうヤツなんておらんやろ!」と吠えた。

 そこへ現れたのが真霜だ。「入江茂弘にかなうヤツがいない? 俺がいるだろうが」と言い切った真霜は「俺が真霜拳號だ。てめぇの持つそのベルトに挑戦してやるよ」と名乗りを上げた。シュウマと舌戦を展開した真霜は入江らがリングを降りると、「逃げるってことでいいか? じゃあよ、こっちで勝手に決めさせてもらう。2AW無差別級、次の挑戦者は俺でいいよな?」とファンに問いかけた。大きな拍手で支持を得ると、真霜は「決定だ! 入江、覚悟しとけよ」と宣言。その後、3・21後楽園大会での挑戦が決まった。

☆3/21(月・祝)東京・後楽園ホール『GRAND SLAM in 後楽園ホール』10:30開場、11:30開始

▼2AW無差別級選手権試合
[挑戦者]
真霜拳號
vs
入江茂弘
[第5代王者]
※入江4度目の防衛戦


【試合後の入江、シュウマ】
▼シュウマ「3度目の防衛成功や。圧勝やったやろ。ねぇ、兄さん」

▼入江「梶トマトがジュニアの力みせつけたるって言ってたけど、こっちもいっぱい素晴らしいジュニアに揉まれてきてんねん。ジュニアが凄いのもわかってるし、一回もナメてかかったことないんや。自分はヘビーやけど、ジュニア並のスピード持ってると思ってるから。何回も同じ手に引っかかるか。何回も何回も転がしやがって。今日しんどかったと言えば息が上がったぐらい。ダメージ大丈夫や」

▼シュウマ「ダメージ大丈夫やってよ。次はよ、真霜。こっちはダメージ残ってないからいつでも相手してやるよ」

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