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2/17【NOAH】大原が電撃金剛入り! 「信念」貫きジュニア正規軍に別れ

『N Innovation』神奈川・横浜ラジアントホール(2022年2月17日)
○小峠篤司&大原はじめvsタダスケ&仁王×

 大原が「信念がない」と小峠に三行半を突きつけてノアジュニア正規軍を脱退。“強い信念"の集団・金剛入りを果たした。

 ジュニア主体のブランド『N Innovation』でノアジュニア正規軍に突じょ亀裂が入った。1月に覇王、2月にYO-HEYを新たなメンバーに迎え入れて勢力を拡大するノアジュニア正規軍だが、離反に動いたのは大原だった。

 小峠と組んで“あうんの呼吸"で快勝した試合後に、対戦相手のタダスケと何事か言葉を交わすと、そのままマイクを持つ。「俺はこれからは金剛でやってく。よろしくな」と一方的に宣言してタダスケ、仁王と握手。「急過ぎるよ」という小峠を無視して、そのままタダスケ&仁王とともに引き上げた。

 バックステージで大原は「小峠とのタッグ、見ていてどうだ? どんどん組むたびにクオリティを上げてきてる。今日だって実際、勝っただろ? 俺は常に小峠とタッグの高みを目指してやってきたんだよ。だけど、あいつが選んだ人間は俺じゃねえよ。YO-HEYだろ? 前も同じようなことあったよな? 一緒にやっていこう!って組んでたのに。何回目だ? いつもこうだろ? いつも俺が頑張ったところで、アイツはコロコロコロコロ変えてくんだよ」と不満をあらわに。確かに小峠はYO-HEYと組んでのGHCジュニアタッグ新王者決定戦(2・23名古屋)に臨むことが決まったばかり。とはいえここ最近、小峠とのタッグでジュニアタッグ王座戦線に絡んでいたのは大原だった。

 PERROS DEL MAL DE JAPONを抜けたYO-HEYもろとも一刀両断にした大原は「あいつら信念がねえんだ。俺はよ、信念があってやってきてんだよ。信念がある人間はもう…こいつら(金剛)しかいないだろ!? モヤモヤした気持ちを持ったまま我慢して、周りの空気に合わせながらプロレスしたくねえよ。俺は自分のやりたいことをやりたい」と電撃金剛入りした理由を明かしながら思いの丈をぶちまけた。

 金剛ジュニアとしては覇王が離脱して新たに大原を“獲得"した形。タダスケは「新たに大原含めて4人! 金剛ジュニア、再始動や!」と赤いジュニアの大躍進を見据えた。


【試合後の大原、タダスケ】

▼大原「小峠とのタッグ、見ていてどうだ? どんどん組むたびにクオリティを上げてきてる。今日だって実際、勝っただろ? 俺は常に小峠とタッグの高みを目指してやってきたんだよ。だけど、あいつが選んだ人間は俺じゃねえよ。YO-HEYだろ? 前も同じようなことあったよな? 一緒にやっていこう!って組んでたのに。何回目だ? いつもこうだろ? いつも俺が頑張ったところで、アイツはコロコロコロコロ変えてくんだよ。おまけに来た人間がYO-HEY? アイツ、自分で選んでペロスに行ったんだろ? 自分の意志でペロス行ったんだろ? だったらペロスでやってろよ。コロコロコロコロ、ユニット変えてアイツも信念がねえな。気をつけろよ、原田も小峠も、YO-HEYも、いつ気分次第で変わるか分かんない。あいつら信念がねえんだ。俺はよ、信念があってやってきてんだよ。信念がある人間はもう…こいつら(金剛)しかいないだろ!? 俺が組めるのはこいつらしかいないだろ!? 俺は信念持ってやってる人間と一緒にプロレスがしたい。モヤモヤした気持ちを持ったまま我慢して、周りの空気に合わせながらプロレスしたくねえよ。俺は自分のやりたいことをやりたい。自分の信念を貫きたい。だから俺は金剛でやっていく。タダスケのこっちに来い、受け入れてくれるって言葉を聞けたから俺も決心がついた。タダスケが受け入れてくれた。仁王も受け入れてくれた。これからはこっちでやってく! よろしく!」

▼タダスケ「よろしく! 大原が言うこと、めっちゃ共感できるわ。そういうことや、信念あるヤツが俺らんとこ来んのや! いいか!? 新たに大原含めて4人! 金剛ジュニア、再始動や! そこんとこ、よろしく」

【小峠の話】「ちょっと分かんないっすね。分かんなすぎますね…。今日の大原さんのあの発言だけじゃ何とも言えないっすね。すいません…分かんないっす。ごめんなさい」

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