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2/17【NOAH】メインごう沈で原田屈辱…クレイジーが快勝&KOでジュニア奪取猛アピール

『N Innovation』神奈川・横浜ラジアントホール(2022年2月17日)
○スペル・クレイジー&日高郁人vs原田大輔&覇王×

 ジュニア主体ブランド『N Innovation』の2月大会メインで、ブランド提唱者にしてGHCジュニア王者の原田が大の字の屈辱。2・23名古屋大会で王座に挑戦する大ベテラン・クレイジーが王座奪取へさらに加速した。

 原田らが提唱して1月にスタートしたジュニア主体ブランド『N Innovation』。始動3連戦は自らのGHCジュニア戴冠で締めくくってみせた原田だったが、2月大会のメインでは落とし穴が待っていた。

 覇王とのジュニア正規軍コンビで、次期挑戦者・クレイジーと前哨戦。のっけから先発して世界の大ベテランと技術を競い合い、中盤にも激しくやり合った。ところが終盤に入って相手方の日高のトラースキックを受けた覇王が失速。得意の“ロープ越し"雪崩式ブレーンバスターで覇王をぶっこ抜いたクレイジーは、原田に見せつけるようなシットダウン式パワーボムで覇王から完璧な3カウントを奪い去った。

 悔しげにベルトを手にする原田と悠然と向き合ったクレイジーは、原田が背を向けた瞬間に襲いかかると、そのままパワーボムで王者をもKOした。「ハラダ、シーユースーン」と英語マイクで通告したあと、「俺がナゴヤでチャンピオンになる」とスペイン語で宣言するなか、N Innovation2月大会の幕が下ろされた。

 原田は2・12島田大会ではクレイジーにピンフォール負けを喫しており、屈辱の“連敗"を喫した形。「こんな無様なことないでしょ? 絶対超えてやる。クレイジーを倒す」と言葉を絞り出した。4月にはN Innovationブランドでの“ジュニアのみ"両国国技館大会開催も決まったが、その前に海千山千の大ベテランの壁が高くそびえ立っている。

【クレイジーの話】「(※日高に)今日はサポートありがとう。分かってるよな、ハラダ! PERROS DEL MAL DE JAPONだ。俺がチャンピオンになってやる。もう準備は万端だ!」

【原田の話】「クソ…! こんな無様なことないでしょ? 絶対超えてやる。クレイジーを倒す。以上です」

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